“声色を変える”はダメ!?子供に絵本を読み聞かせるときのNGポイント

“声色を変える”はダメ!?子供に絵本を読み聞かせるときのNGポイント

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絵本は子供の想像力や好奇心を掻き立て、語彙や知識を育む宝庫です。お母さんの膝の上で絵本を読んでもらうことでコミュニケーションの手段にもなり、また精神的な安定をもたらすともいわれています。 でも読み聞かせにも実は大切なポイントがあります。みなさんは読み聞かせで気を付けるべきこと点を正しくご存知でしょうか?

ついついやっていない?読み聞かせのNG行動

絵本を読み聞かせる上で、親がよくやってしまいがちだけど、実はやってはいけないNG行動を紹介します。

NGその1:声色を変えて抑揚をつけながら読む

多くのお母さんたちが、絵本の内容や登場人物に合わせて、声に強弱をつけたり声真似をしたりして、より臨場感を出しながら絵本を読んでいると思います。子供を喜ばせるためだとは思いますが、実はこれは子供の想像力を狭めるNG行動です。 読み聞かせは、落ち着いた声で淡々と読むことが良いとされています。そうすることで子供は自分なりの想像をしながら絵本に集中します。親はあくまで子供に対して絵本を音声に変える役割だと思っておきましょう。

NG行動その2:アドリブを入れる

難しい言葉を読み替えたり、読みながら絵本の挿絵について指をさして教えたり、ということも必要ありません。絵本の言葉は、実はとってもよく考えて作られています。言葉の選び方、言いまわしのリズム、テンポ、すべて心地よく心に響くものになっています。最初は難しい言葉も、繰り返すことで単語とその意味、そしてシーンに合った挿絵を見て理解するようになります。

NG行動その3:質問などを入れて中断する

子供が絵本の世界に集中しているときに、「○○はどう思う?」、「面白いね」などと言葉をかけると、子供は現実に引き戻されてしまいます。集中しているときはできるだけ止めることなく、その勢いでどんどん読み進めましょう。子供はさらに広がる“想像の世界”にますます夢中になるはずです。ただし途中で子どもから質問が来たときは、しっかり答えてあげると良いですね。

NG行動その4:時間がないからと文章をカットする

急いでいるときに絵本を読んでといわれたら大変ですよね。それでも文章はしっかり読んであげましょう。子供はいつもの絵本の内容をしっかり覚えています。文章を飛ばせば違和感を覚え、集中力もなくなってしまいます。面倒でもしっかり読んであげましょう。

NG行動その5:早口で読む

その4とも重複しますが、急いでいるときには特に早口になってしまう傾向があります。子供の想像が追い付かないほどの早口になってしまうことの無いように、落ち着いた声ではっきりと文章を読むようにすると良いですね。また、ページめくりも同様で、子供が挿絵を見てそこから登場人物たちの動きや表情を想像できるように、ゆっくりとめくってあげましょう。

NG行動その6:読んだ後に感想を聞く

子供が自分から感想を話してきた場合はその感想を中心に、親子の会話を楽しみましょう。逆に子供が何も言わないときにはつい感想を聞きたくなりますが、言葉にしなくても絵本を読んだ後の子供は、想像が頭いっぱいに膨らんでいます。無理に言葉に変換することなく、その想像力の余韻を楽しませてみましょう。

NG行動その7:裏表紙を見せずに片付ける

皆さんは絵本の内表紙や裏表紙をしっかり見たことがありますか? なんでもない絵のようですが、実は絵本のエピローグの役割をしているものも多いんです。文章と挿絵で想像を広げた本文のあとに、文章のない裏表紙。文章がないからこそ、子供は最後のページを自分なりの想像力でさらに広げます。裏表紙というものは単なる絵のようでいて、実は絵本の中でも非常に大きなポイントとなることが多いんです。

年齢ごとの読み聞かせのポイント

読み聞かせのポイントはどの年齢でも大切ですが、0歳の赤ちゃんも5歳の子供も同じ読み方で良いわけではありません。簡単に時期ごとの読み方や選び方をご紹介します。

0歳児の場合

身近なものが題材となり、シンプルな音や言葉の繰り返しとなる絵本がおすすめです。実際に目にしたことのあるものと、それに関する音(例えば犬なら「ワンワン」、車なら「ブーブー」など)を繰り返し読むことで物の認識が促されます。

1~2歳児の場合

言葉が増え、言葉のやりとりが楽しくなるころです。リズミカルで、言葉のキャッチボールが多い絵本が好まれます。「もしもしだれですか」「うさぎです」などの会話形式の絵本なら、絵本の文章自体を丸暗記してしまうこともよくあります。

3~4歳児の場合

自分が登場人物になったような読み方をできるようになってきます。長い文章のお話でも集中して入り込むことが多くなり、あまりの静かさに「聞いてる?」と言いたくなるくらいですが、それは本当に集中している証拠なので、邪魔することなく淡々としっかり読んであげましょう。

5歳以降の場合

自分で絵本を読める子供も増えてきます。絵本の本文だけでなく、挿絵に書いてある文字などにも目がいくようになり、絵本全体を思いっきり楽しめるころです。このころになると、読み聞かせでの親の役割は、文章をスムーズに音に変えることがメインになります。「自分で読みなさい」というのではなく、子供が「読んで」と言ってきたら一緒にぜひ読んであげてください。

最近はテレビや映画などが充実していて、絵本以外にも子供たちが物語を楽しむ機会は多くあります。しかし、受け身で見るだけのテレビと違って、絵本は文章と絵を軸に自分の心の中で想像を膨らませて楽しむもの。その子独自の想像力を育むには親の読み聞かせ方にも気をつけなくてはいけないことがわかりましたね。 子供によって正解は一つではないので、親子でたくさんの絵本を楽しみながら、よりよい読み聞かせの方法を見つけ、子供の好奇心や想像力をどんどん伸ばしていきましょう。

参照/ 保育のお仕事「効果的な絵本読み聞かせのポイント~子供の心を豊かにするために~」 読み聞かせ「読み聞かせの影響」

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