赤ちゃんを虫から守るには?子供の虫刺され対処法

赤ちゃんを虫から守るには?子供の虫刺され対処法

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まだまだ残暑が厳しいこの季節。蚊のピークは過ぎたと安心するのはまだ早いですよ!蚊の活動期は10月頃まで続きます。油断せず、子供の虫除け対策を行いましょう! 子供のお肌を虫たちから守るための対策、そして万が一刺されてしまった時の適切な対処法などをご紹介します。

子供が蚊にさされたらどうなる?

私たち大人が蚊に刺された場合、すぐにかゆくなりますがしばらくするとそのことを忘れてしまいますよね。 これは、多くの大人が蚊の唾液に対して『即時型アレルギー』反応を起こしているからだそうです。

もともと蚊に刺された時に感じるかゆみや腫れは“蚊の唾液によるアレルギー反応”が原因となっています。 このアレルギー反応は初めて刺された時にはまったく症状が出ないそうです。 その後何度か刺されるうちに体内で蚊の唾液を異物と認識して、その結果かゆみなどの症状が出るようになります。この症状の出る早さは蚊に刺された回数の多さによって変わります。 蚊に刺される回数が少ない乳幼児は症状が遅くでる『遅延型アレルギー』であることが多く、成長とともに『即時型アレルギー』へと変化していきます。

『即時型アレルギー』がすぐにかゆみが出るのに対し、『遅延型アレルギー』の場合、刺された1~2日後にかゆみや発疹が出るのが特徴で、さらにその後1~2週間はかゆみが続くこともあります。また、特に小さい子供ほど蚊にさされたあとにかき壊しによる『とびひ』などに悪化することも多いです。

まずは“蚊にさされないこと”が大切!

子供の虫刺されを重症化させないために、まず気を付けたいのは『虫よけ』を徹底することです。

最も効果的なのは、肌の露出をできるだけ避けること。 長袖(上にカーディガンを羽織るだけでもOK)長ズボン(赤ちゃんならレッグウォーマーも有効です)帽子、靴下などで肌をおおってしまうのが一番です。 また、蚊は暗い色を好むため、黒っぽい服装は避けてください。

でも猛暑日が続く今の日本ではなかなか難しいですよね。虫よけを意識して肌をおおった結果、熱中症になってしまっては元も子もありません。

そこで『虫よけ剤』も活用しましょう。最近ではスプレータイプのほかクリームタイプや、ウェットティッシュタイプなど種類もいろいろ出ています。 ほかにも、衣服に貼る虫よけシールや手首に付ける虫よけリングなど、直接皮膚に薬剤を塗らなくてもよいものも豊富にそろっているので、お好みのものを選ぶことができます。

虫よけ剤を子供に使う際には成分に注意を!

ただし、虫よけスプレーなどを使用する際に気をつけたい点があります。それは、虫よけ剤の成分である『ディート』の存在です。 『ディート』とは忌避成分として虫よけ剤に配合されている化学物質のことで、日本国内では40年以上前から使用されています。

基本的には毒性は低いといわれているディートですが、吸引したりした場合、健康被害が出る恐れがあるため、子供の使用時には注意が必要です。 厚生労働省では、ディートの使用について以下のような制限を促しています。

・ 6か月未満の乳児には使用しないこと ・ 6か月以上2歳未満は1日1回まで ・ 2歳以上12歳未満は1日1~3回 ・顔には使用しないこと ・習慣的に使用せず、必要な場合にのみ使用すること

ディートが使用された虫よけ剤は目や口に入ると危険です。特にスプレータイプは大人が手のひらに吹きかけたものを子供の腕や足などに塗ってあげるようにしましょう。 また、幼児向けと書かれた製品の中にもディートが含まれるものがあります。購入する時には成分表でディートの有無を確認したほうが安心ですね。 最近ではディートを一切使用しないアロマタイプの虫よけ剤なども出ています。生後間もない赤ちゃんから使えるものもありますので子供の月齢や用途に合わせて選んでみましょう。

万が一、虫に刺されてしまったら

子供が虫に刺されてしまった時は、適切な対処で少しでも症状を和らげてあげたいですね。 虫刺され用市販薬には、かゆみを抑える『抗ヒスタミン剤』主体のものと、炎症を抑える『ステロイド剤』配合のものがあります。

乳幼児に多い『遅延性アレルギー』には、炎症を抑える『ステロイド剤』配合の薬を塗ることにより、その後のかゆみや発疹を最小限に抑えることができます。 『ステロイド』と聞くと少し構えるパパやママも多いと思いますが、薬の取扱い説明書にかかれている用法用量を守って適切に使用すれば問題ありません。

『蚊』以外にも怖い身近な虫

実は『蚊』以外にも公園の草むら、幼稚園や保育園の園庭、街路樹の陰や庭先など、身近なところに恐ろしい虫が潜んでいます。 それが『チャドクガ』という蛾(が)です。この蛾は卵の時から幼虫、そして成虫へと成長する間、常に毒針を持っている危険な虫ですが、特に幼虫である毛虫は庭木などに潜んでいるので被害例が多くなっています。

チャドクガの見た目

幼虫……オレンジ色に黒い斑点でふさふさの毒針毛を生やした毛虫で、ツバキやサザンカなどの葉に集団で並んで葉を食べていることが多いです。 成虫……黄色い羽を持つ蛾で、羽の先に二つの黒点があります。

毒針毛に触れた時の症状

チャドクガの幼虫が持つ毒針毛に触れると、その直後にかゆみと腫れがはじまり、1~2日後に赤いブツブツとなります。その後2~3週間はかゆみが続きます。

処置方法

チャドクガに遭遇して毒針毛に触れてしまった場合は、セロハンテープなどで触れた場所の毒針毛を丁寧に取り除いて、強めの流水やシャワーで上から洗い流します。かいたりこすったりするとひどくなるので注意してください。 その後、抗ヒスタミン剤が含まれたステロイド剤を塗って様子をみます。腫れやかゆみがひどい場合などは医療機関を受診するようにしてください。

チャドクガの毒針毛が付いた衣服の処理

チャドクガの毒針毛が付いた衣服をそのままほかの服と一緒に洗濯機でまわしてしまうと、二次災害が発生してしまいます。そのため、毒針毛に触れた時に着ていた服の洗濯には注意が必要です。

・洗濯する前に掃除機で吸い込む ・50度以上のお湯で単品洗い、もしくは単品洗い後スチームアイロンを当てるか乾燥機にかける(毒針毛は高温に弱いため)

以上の方法で完全に毒針毛を取り除くようにしてください。

子供の虫刺されは心配ですが、屋外で思いっきり走り回って遊ぶことは、子供たちの体、そして心の成長にとてもプラスになります。虫に刺されることを心配して「あそこはダメ」「ここは危ない」と遊ぶ範囲を限定してしまうのはもったいないですよね。 できるだけ虫に刺されないための対策をとり、虫刺されには適切な処置をしてあげて、子供には思いっきり遊ばせてあげましょう!

参考/ ヘルスケア大学「医師に聞く! 「蚊」に刺された時の正しい対処法」 田辺三菱製薬「教えて薬剤師さん 虫刺されに注意!街路樹、公園にひそむ危険な虫」 厚生労働省「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」 独立行政法人国民生活センター「虫よけ剤-子供への使用について-」 世田谷区公式ホームページ「チャドクガについてのQ&A」

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