コーヒー1杯ならOK?妊娠中のカフェイン摂取に関する最新研究

コーヒー1杯ならOK?妊娠中のカフェイン摂取に関する最新研究

Bu facebook
Bu twitter

「妊娠中は絶対にカフェインを摂らないようにする」なんてもう古い?コーヒーは何杯まで飲んで大丈夫?妊婦と胎児とカフェイン摂取の関係について、飲んでも良い飲料やそのカフェイン量について解説します。
(監修:矢追医院 院長 矢追正幸先生)

カフェインが妊婦によくない理由は?

ホットコーヒー,妊娠中,カフェイン,摂取 出典:www.skincare-univ.com

カフェインは、精神機能を高めることで眠気等をおさえる中枢神経興奮作用や、よく知られている利尿作用、さらには心筋に直接作用して収縮力や拍出量を増加させる作用、基礎代謝を高める作用など、さまざまな働きがあります。

コーヒーや紅茶を疲れた時に飲んで心が休まっていたのも、眠気を取り払いたい時に飲んで目が冴えていたのも、すべてカフェインのおかげなのです。

妊娠中の方にとって、カフェインの摂取は量と時期に気をつける必要があります。

まずカフェインの摂取量ですが、妊娠の後期になると代謝がゆっくりとしてくるため、カフェインを分解して排泄するのに時間がかかり、体内に留まったカフェインが容易に胎盤を通過し、胎児もママと同じ血中濃度になってしまいます。

胎児の肝臓機能はまだまだ未熟なため、カフェイン自体を排泄する能力を持っておらず、体内に高濃度のカフェインが留まってしまうことは、発育の遅れに影響するという報告がいくつかあるようです。

また、毎日コーヒーを8杯以上飲んでいる方の死産リスクが高まるという報告もあるのです。

ただし、全く摂ってはいけないというわけではありません。あくまでも過剰摂取が好ましくないということなので、あまり神経質になりすぎず、もともとコーヒーや紅茶が好きな方は、我慢せずゆっくり愉しむ時間をつくることも忘れないようにしましょう。

1日に摂取しても良いカフェイン量

妊娠中のカフェイン摂取量はゼロにするのが目的なのではなく、1日あたりの摂取量に気をつけることがとても大切です。

カフェインはコーヒーの他にも紅茶やコーラ、ココアなどにも微量に含まれていますし、煎茶やウーロン茶にも含まれており、まずはどの飲み物にカフェインが含有されているのか、把握しておくのが良いでしょう。

<代表的なカフェイン含有量>

・コーヒー…100~150mg/杯
・インスタントコーヒー…90mg/杯
・紅茶…75mg/杯
・インスタント紅茶… 30mg/杯
・コーラ…40~60mg/瓶
・ココア…10~20mg/杯
・煎茶、ウーロン茶…40~50mg/杯
・麦茶… 0mg

微量とはいえ、ウーロン茶などにも含まれています。お茶だからといってグビグビ飲んでいた方は多いのではないでしょうか?お茶での水分補給なら、麦茶にしましょう。

1日のカフェイン摂取量は、WHO(世界保健機構)で300mgまでとされており、ほとんどの国がこの300mgを基準にしていますが、北欧諸国や米国では200mgを推奨しています。

これをコーヒーで換算すると1日1~2杯程度。1日の許容量までであれば、美味しいコーヒーをゆっくりと飲みながら心身ともにリラックスすることは、赤ちゃんにとっても安心材料になるはずです。

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP