人がもっと挑戦できる世の中を創りたい(会社経営・26歳)【100人100色】Vol.9

人がもっと挑戦できる世の中を創りたい(会社経営・26歳)【100人100色】Vol.9

会社経営・26歳・独身

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それぞれの立場、個々の考え方によって「働く」ことへのスタンスは異なります。正解なんてありません。
「100人100色」では、100人の「働く女性」に登場いただき、等身大の姿を語っていただきます。年齢、環境、キャリア全ての背景が異なる人たちの100とおりの『想いや生き方』の中に、きっとあなた自身にとってのヒントが見えてくるはずです。

今回は、東京都広尾にお住まいの今野珠優さん(26)をご紹介。
この場所を住まいに決めたことで仕事と遊びの境界線がなくなったと楽しそうに話す今野さん。引っ越しをしてから凄く調子が良く、今やりたいことに直ぐにでもアクセスできる環境に頭も身体も喜んでいるように感じるのだとか。パワーみなぎる溌剌とした印象の彼女の仕事観、人生観を伺ってきました。
これまでのキャリアと現在の仕事内容を教えてください。

新卒で大手旅行会社へ入社しました。経営者の父親を見ていたこともあり、いずれは自分も独立するんだろうなと思ってはいましたが、予想以上に早く転機が訪れ、6ヶ月で退職することに。その後ITのスタートアップ企業へ8人目の社員として転職しました。従業員数万人規模から1桁規模の会社への転職は裁量権の振れ幅も大きく、刺激的でした。
その後はわずか4ヶ月で退職し、フリーランスとして新規事業立案やコミュニティマネジメントに携わる仕事を2年行い、途中法人化も経験しました。
知識も経験も乏しいながらに事業は不思議と順風満帆で、好きな時に好きな人に会って、好きな物を食べて、月に1回は大好きな海外旅行に行くような自分ルールの中で生活をしていたのですが、今思い返すとその「ゆとり感」に物足りなさを感じていたのかもしれません。
一気に事が動き始めたのはその後です。
当時借りていた個人オフィスで、旅行サービス運営会社「タビタツ」の代表に出会い、一緒にサービスを創ることになりました。
サービスの内容をシンプルに言うと、海外旅行先でのガイドのマッチングサービス。旅行業は2年ご無沙汰でありながらも、「このサービスはいける!私なら伸ばせる!」と直感的に思ったのと、その先にある将来性を強く感じたので参画を決意しました。
月に100時間だけ携わるつもりが、あれよあれよという間にサービスのハンドルを握り始めてしまい、その後3〜4ヶ月で気づいたら月300時間も携わっていました。今は事業責任者として組織開発や中長期戦略の部分を考えています。
これまで個人事業の延長で独り「小賢く」戦っていたので、今の会社を大きくしていくのはとても挑戦的だし、組織力を試される今の形態にワクワクしています。

「タビタツ」社内の様子
これまでにぶつかった壁はありますか?そしてどう乗り越えましたか?

正直なところ昨年は「脱プレイヤー」に苦労しました。
現サービスにおいては、私自身が現場積み上げ式で仕組みを確立したところがあったので、当時は「口出しをしたくて仕方ない」状況でした。
打開策としては「組織の成熟度」を考えるようにしましたね。具体的にはほぼフラットだった組織形態に意図的に高さを設計して、各持ち場に責任と役職名を授けました。「役職名」で立ち場を明確化することで、責任を授けられた側は背筋の伸びる感じがするのではと思いましたし、私自身も「これは私の仕事ではない」と割り切ることができたのです。
今野さんにとって「働く」こととはなんですか?

「ビジョンを叶えるための手段」だと思います。
私は「人がもっと挑戦できる世の中を創りたい」と思っていて、その為に今の「タビタツ」という旅行サービスを拡大させています。
海外旅行先でのガイドのマッチングサービスは現地の日本人が案内をしてくれるので、私の親世代の旅行者には「安心感がある」とご好評をいただいています。一方でガイドを務める海外在住の日本人側の目線からみても、空いた時間にガイドの仕事ができて収入が得られます。
現地法に基づいて展開しているので都市により状況が異なりますが、月30万円以上を稼いでいるガイドさんも少なくありません。
このように「タビタツ」というプラットフォームを育てることにより、旅行者は未だ見ぬ世界を気軽に旅することができ、また、ガイドという仕事を通じて海外で挑戦をする日本人も増える。この仕組みづくりを育てることこそが私のビジョンであり、それを叶えるための手段として「仕事」は止められません!
働いている時の自分を「色」に喩えると?その理由は?

黄色と深い青の二色ですね!
頭を素早く回転させながら目の前の答えを探し出している時は黄色。
スローな思考で行く先の打ち手を考えている時は深いブルーのイメージです。その時は声色や表情もかなり変化していると思っていて、思考のギアの切り替わりがこの二色の理由なのだと思います。
息抜きやストレス発散の方法を教えてください。

月に一度は良いホテルに宿泊すること!
星野リゾートは特に大好きで、記念日には欠かさず予約します。良いサービスに触れて、ひとまわりずつ経験値を積み重ねることに価値を感じています。
今後、今野さんのありたい姿と、そのために行っていることがあれば教えてください。

広義になりますが「豊かな人」でありたいですね。
思考に際限をもたず、可能性に満ちあふれている人。
また人に可能性や機会を授けられる人になりたいです。
豊かな人になるために「固定概念」って厄介だなぁって思っていて、この「固定概念」を打ち破るために、仲間うちではよくビジョナリーなブレストを行います。ルールは1つ。否定しないこと。「どんな島を創りたい?」という質問をするなら、私の周りは「人魚が泳いでいる島」「フルーツが沢山ある島」「会員制のVIP島」など際限ないアイデアが溢れます。
大の大人が大真面目に口走るんです。そして成し遂げるための手段を考え、適切なアプローチをすれば叶えられると思ってる。
これって豊かだと思いませんか?
自分の人生で一番大切にしていることはなんですか?

目の前の人のWANT(欲しいもの・こと)を知ることです。
腹黒く聞こえるかもしれないのですが、私はいつも目の前の人のWANT「この人は今何が欲しいのだろうか・・」を考えてます。仕事で言えば、すべての社員・インターン生の「なぜタビタツをやるのか?」を必ず押さえるようにしています。
趣味も家族構成も知らないけど、インナービジョンは外せません。
目の前の人のWANTを叶える為に、自分のもっているものはGIVEすることを心がけています。
相手のWANTを知っていれば、その方に対しての求め方が定まり、自然とWIN-WINな関わり方ができると思うんです。

タビタツのスタッフのみなさん
彼女の発する言葉からは、目標を成し遂げるための強さはもちろん、周りの人が喜ぶことをしたいという優しい温かさがひしひしと伝わってきます。
若くして実績を積みながら自信をつけ、進化し続ける今野さん。これから先、固定概念を打ち破って、どんな新しい道を切り開いていくのでしょうか。

いろんな女性の働く・暮らすを知ること 『100人100色』は、SAISON CHIENOWAとケノコトとの共同記事です。

「日常の食のコト」で暮らしを楽しくするライフスタイルマガジン ケノコト
http://kenokoto.jp/

今野さんが携わる、海外現地ツアー・アクティビティ予約サービス
タビタツ
https://tabitatsu.jp/

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