「早生れはかわいそう!」遅生まれ母による早生れ子ども育児

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■「早生れはかわいそう」「早生れは損だ」
早生れはかわいそう、よく聞く言葉ですし、4月生まれ5月生まれなどのいわゆる遅生まれの子と比較されて悩むママも多いでしょう。

実際夏に妊娠が発覚し予定日が2月とわかった時点で、私も上記のような言葉を聞かされ不安になったことがあります。

初めての育児って、何もかもが未知の世界だから、相手が何気なくしてくれたアドバイスひとつで悶々と悩んでしまうことも多いですよね。

ですがその後無事出産し実際子育てするうちに、「早生れは損」ではなく、「早生れは得!」と思うようになりました。
すべては気の持ちようなのですが。

ではそもそもなぜ早生れは損と言われるのか。

■最大の理由は体の発達などの能力の差に後れを感じること
幼児期は特に感じます。

幼稚園に入りたての年少児、下手をすれば頭半分ほどの身長が高い遅生まれは、肢体を駆使し「ボク(ワタシ)は〇〇がしたいんだ!」はっきりと主張するのに対し、1月から3月生まれの早生れの子はポテポテと小走りに走る様子がまだまだ乳幼児といった様子で、お友達同士のおもちゃの取り合いでも、自分の言葉で表現しきれず思わず手が出てしまったり泣いてばかりだったり。(個人差は大いにあります)

幼児期の1歳差は、大人の10歳差でもきかないほど大きいかもしれません。

Jリーグ公式サイトを参照し作成したグラフでは、J1で活躍する日本人選手の数が遅生まれの選手が突出して多いのに対し、早生れの選手の数はガクンと減ります。
日本野球機構オフィシャルサイトを参照し作成したグラフでも、遅生まれの選手の数とと早生れの選手の数の差は歴然です。

参考:【運動神経が悪い…】子どもは早生まれだと損なの?スポーツが苦手になってしまう理由とは

生まれ月の影響が大きい幼少期に始めたスポーツ。その後体力的に不利な早生れが、能力の限界を感じて辞めてしまうことが原因と言われます。

確かに始めた時点で能力の高い遅生まれが自信をつけグングン伸びるのに対し、周りより動けないことで劣等感を感じ才能を伸ばしきれないまま辞めてしまうのでしょう。

学習面でも然り。ヒトよりできるほうが自信に繋がり、やる気へと発展するのでしょう。

自信は大切です。
では、自信をつければ早生れも遅生まれも関係ないのでは?

■おばあちゃん、グッジョブ!
保育園の送り迎えで一緒になる早生れ男の子のおばあちゃんの口癖は
「この子は早生れだから…。」

何かにつけてこの言葉を仰るので、遅生まれの子と比べて発達が遅いことを気に病んでおられるようです。
ここに私にとって大事なヒントがありました。

子ども本人が「できないのは仕方がない」とあきらめてしまうのは寂しいことです。
しかし親が「できなくても仕方がない」と思うことは、周りに後れないように「〇〇させなければ」という親のプレッシャーを子どもに与えずに済み、半ばあきらめモードで、月齢的に「できないことはできない」子供の個性ととらえたうえで

「昨日はできなかったのに今日はできたね」
「今日は〇〇できたことがかっこよかったよ」


他人とではなく、昨日までの子どもと比較しながら自信をつけていくことで伸びていくことができるのではないかと思うのです。

早生れは同級生に比べて未熟なうちに様々な経験をさせなければならないことから、逆に言えば頭の柔らかい早くから経験させてあげることができます。

そもそも2歳くらいから人としての個性が出始め、そのままにしていても早生れ遅生まれのメリットデメリットも小学校中学年くらいから気にならなくなるようですから、不安になることはないのかもしれません。

遅生まれである5月生まれである私個人としての発想は
「いつまでも1歳年下であり続ける早生れの友人が羨ましくて仕方ない」
というのが実情です。
早生れの友人と参加した合コンで、男性陣に年齢を聞かれた時の一瞬躊躇する切ない気持ち、早生れさんにはわからないかもしれない…。(もちろん独身時代の話ですが)

他にも
・子どもの頃は「早生れだから」と大目に見てもらえることが多い(遅生まれの私。なんでもできただろうけど、もっと甘えたかったな。)
・幼稚園なら、遅生まれの子より月齢的に早く入園することになるので、親の負担が少なくなる
・一般的な企業であれば、定年退職する時期が遅いので、生涯賃金が高くなる


早生れ不利とされるスポーツ界ですが、
長嶋茂雄……2月20日生まれ
桑田真澄……4月1日生まれ(学年で一番若い!)
キング・カズ(三浦知良)……2月26日
ミスター巨人やキング・カズが早生れなら心配ない!!と思ってしまいます。

子育てに限らず、すべての思考は、他人に惑わされずポジティブにいったもん勝ちだと思う、アラフォー世代の私の、今日この頃です。

文・桃山順子
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