妊娠12週の胎児の大きさ、性別は?流産のリスク、つわりなどの症状を解説

妊娠12週の胎児の大きさ、性別は?流産のリスク、つわりなどの症状を解説

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妊娠12週は妊娠4ヶ月のスタートです。胎動や性別が気になりだす頃ですよね。この時期は、ママと赤ちゃんにはどのような変化があるのでしょうか?

ママのお腹の状態や赤ちゃんの大きさ、また流産のリスクやつわり対策、気を付けるべき症状など、妊娠12週の生活で知っておきたいポイントをご紹介いたします。

妊娠12週ってどんな状態?

妊娠12週っていつ頃のこと?

妊娠12週の妊婦さん,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: miyusstfさん*写真はイメージです

妊娠12週とは、最終月経から数えて84日~90日の頃をいいます。妊娠4ヶ月が始まる最初の週数で、妊娠初期に分類されます。

この頃の子宮の大きさは、グレープフルーツひとつ分ほどの大きさになります。お腹もぽっこりと目立ち始める方が多いのもこの頃からです。

妊娠12週の母体の状態

子宮内の変化

子宮内の様子,妊娠,12週,症状

グレープフルーツほどの大きさになった子宮内では、羊水の量が増えていきます。赤ちゃんは羊水の中を泳ぐように動いています。赤ちゃんとママをつなぐ胎盤が完成に近づき、妊娠12週~妊娠16週の間には完成します。

胎盤は、母体から臍帯脈を通して赤ちゃんに酸素や栄養を届け、反対に二酸化炭素や老廃物を母体へ送り返す働きをします。また、細菌や雑菌から赤ちゃんを守る重要な機能も持っています。

ホルモンの働きと分泌の変化

ホルモン上昇・降下のイメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: yukorin_chanさん*写真はイメージです

妊娠中は、ホルモン分泌が様々に変化します。主なホルモンの種類はエストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)・ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)という3種類です。

(1)エストロゲンの働き 子宮やおっぱい(乳頭や乳管)を大きくする。

(2)プロゲステロンの働き 子宮筋の収縮を抑えて妊娠を維持する。乳腺の発育を促進する。体温を上昇させる。

(3)ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)  子宮筋の収縮を抑えて妊娠を維持する。

また、エストロゲンとプロゲステロンは色素沈着の作用があります。この2種類のホルモン分泌量は妊娠周期が進むにつれ緩やかに上昇していきます。

反対に、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG) の分泌量は、まるでジェットコースターのように妊娠初期の間に上昇、妊娠3ヶ月をピークに降下します。

これらのホルモン分泌によりママの体には様々な影響が出てきます。

症状(1)頻尿と便秘

頻尿と便秘のイメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: katatatakikenさん*写真はイメージです

子宮が大きくなると、膀胱や腸を圧迫するので頻尿や便秘に悩まされるママも多いようです。便秘の原因には、プロゲステロンが腸の蠕動運動を鈍らせることも挙げられます。

頻繁に尿意を感じるのは大変ですが、膀胱炎の心配もありますのでトイレは我慢しないで行くようにしましょう。また、体を冷やさないことも大切です。

便秘の対処法としては、規則正しい食生活・水分・食物繊維を多く摂る・運動です。運動は無理をせず、その日の体調に合わせるようにしましょう。体調の良い日は軽いウォーキングなどが良いですね。

症状(2)乳房の変化

マタニティ用ブラジャー,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: gengoro0621さん*写真はイメージです

エストロゲンの働きにより、妊娠12週頃から、母乳を作り出すために乳房が大きくなってきます。その影響で胸が張るだけなく乳首も痛くなることもあります。また、胸が大きくなることによりムズムズと痒みを感じることもあります。

さらに、顔などにシミができやすくなったり、乳首や乳輪が黒ずむのも、エストロゲンとプロゲステロンに色素沈着の作用があるからです。

乳房の変化を感じたら、乳房や肌に刺激を与えないような下着を選び清潔を保つようにしましょう。痒みが我慢できない場合は、主治医に相談して妊娠中でも安全な薬を処方してもらいましょう。

症状(3)腰痛

腰痛のイメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: honeysound890さん*写真はイメージです

お腹が大きくなると腰に負担がかかり腰痛を引き起こすことがあります。骨盤の関節がゆるむホルモンの分泌が腰痛の原因とも考えられています。

また、つわりの治まりと共に食欲が出てくるので急激な体重増加に注意です。急な体重増加は他にも悪影響がありますが、腰痛の原因ともなります。

正しい姿勢をキープするだけでなく、この時期から体重管理もしていくようにしましょう。また、冷えは腰痛のもとですので体を冷やさぬよう注意しましょう。

妊娠12週の赤ちゃんの状態

赤ちゃんの大きさ

妊娠12週の赤ちゃんの様子,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: shiiiii_0710さん*写真はイメージです

妊娠12週の赤ちゃんの大きさは、60㎜~70㎜で、体重は15g~20g程度になります。成人女性の中指の第二関節くらいの大きさと言われています。

この頃から、児頭大横径(BPD)での計測が始まります。BPDは、赤ちゃんの頭の真上から撮影し、一番広い部分の長さを測定します。妊娠12週には、BPDは15㎜~23㎜ほどの大きさになります。

赤ちゃんの体の形成

エコーチェックの様子,妊娠,12週,症状

この頃の赤ちゃんは、形も人間らしいものになってきます。エコーチェックで顔の造形が細かくわかるようになってきます。

性器の形成も始まりエコーで見られることもあり、性別がわかる場合もあるようです。その他、皮膚は段々と固く不透明になり、眉毛やまつげも生え始めます。

永久歯の基礎や声帯が作られ始め、耳も形作られてきますが、音はまだ聴こえてはいません。

赤ちゃんの行動と器官の動き

羊水 イメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: kirarakkyoさん*写真はイメージです

この頃の赤ちゃんは、膀胱機能が発達しており、ママのお腹の中で羊水を飲んで排泄するという行為を繰り返しています。

重要な器官形成も完了し、未発達の段階ですが内臓器官の活動を始めているとされています。

羊水の中にいるので呼吸自体はできませんが、口をパクパクと動かして呼吸の練習をしていると言われています。ママとしてはとても健気に感じられますよね。

妊婦さんがしておくべきこと・気を付けることは何がある?

規則正しい食生活をこころがける

妊娠中の食事イメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: ikusallyさん*写真はイメージです

妊娠12週頃から、徐々につわりが治まってくるママもいらっしゃることでしょう。つわりの落ち着きとともに食欲が増してくることもあります。

ここで注意したいのが急激な体重の増加です。急激な体重増加は、妊娠高血圧症、妊娠糖尿病などのリスクを高めます。

妊娠初期のこの時期から体重管理をこころがけましょう。体重管理=ダイエットではありません。大切なのは、規則正しい食生活と栄養バランスのとれた食事です。

一日3回の食事はなるべく決まった時間に摂り、よく噛んでゆっくりと食べましょう。栄養バランスの主なポイントは次のとおりです。

・高たんぱく低カロリー・低脂肪の食事にする
・カルシウム、鉄分の多い食品をとる
・塩分、糖分は控えめにする
・緑黄色野菜をとる

以上のポイントをこころがけて食事を採りましょうね。とはいえ、あまり神経質になってしまうのも返ってストレスが溜まります。楽しく、おいしく食事をとるようにしたいものです。

マタニティウェアを用意しておく

マタニティウェアの一例,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: naoko_0305さん*写真はイメージです

お腹がぽっこりし始めると、これまで着ていた洋服や下着ではお腹が苦しくなります。お腹が窮屈だと知らぬまに腹圧がかかってしまいます。

お腹の赤ちゃんを守るためにも、できるだけ腹圧をかけないような対策をし始めましょう。お腹が楽なマタニティウェアを着ることも対策のひとつです。

今後さらにお腹が大きくなってくるので、この時期からマタニティウェアを用意しておくことをおすすめします。最近では、妊娠初期から妊娠後期まで使えるものもあるので便利ですよ。

また、乳房や乳首などに痛みや痒みがある場合は、締めつけ感がなく刺激の少ないマタニティ用の下着を身につけるといくらか楽になるでしょう。

お腹にいる赤ちゃんを守りつつ、ママも快適に過ごせるよう工夫しつつマタニティグッズ選びも楽しんでくださいね。

薬の服用について

薬の服用 イメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: sumire.s_33さん*写真はイメージです

妊娠12週は胎盤が完成に近づく時期です。胎盤は、赤ちゃんに酸素や栄養を届ける重要な役割を果たす反面、薬やアルコール、ウイルスなども通過してしまいます。

妊娠12週は、赤ちゃんの重要な器官形成は完了し,奇形を起こす恐れが低下する時期です。しかし、絶対安心というわけではありませんので赤ちゃんの事を気にかけて過ごすようにしましょう。

少しの不調であれば薬を飲まずに自然に治るのを待つのがよいですが、どうしても不快な症状がある場合は、個人で服薬の判断をせず、必ず主治医に相談しましょう。

また、妊娠中の症状によっては産婦人科から薬が処方されることがあります。お腹の張り止めや貧血を補う鉄剤などが主な例です。こちらは、ママや赤ちゃんへの影響を考えてのものですので、きちんと服用するようにしましょう。

アルコール摂取と喫煙について

アルコールイメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: jiro_39さん*写真はイメージです

アルコールやタバコは赤ちゃんとって良い影響はありません。アルコールは胎盤を通過するだけでなく、血液に溶け込むスピードが速いので、赤ちゃんも酒酔いのような状態になってしまいます。

妊娠中や授乳中にアルコールを摂取すると、ママの血液中の濃度が高くなり、赤ちゃんの脳の重さや増加が抑制されてしまうとも言われています。

また、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素などの影響により、胎盤の血流を悪くしてしまいます。そのため、胎内で十分に成長できずに低出生体重児が生まれる確率が高くなります。

妊娠中のママがタバコを吸うと早産、常位胎盤早期剥離、周産期死亡が起こりやすいとも言われています。妊娠中のアルコール摂取・喫煙は控えましょう。

受動喫煙の影響も大きいのでで、パパをはじめ周りの人も気を付けてあげましょう。

カフェイン摂取について

コーヒーのイメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: rihotaniさん*写真はイメージです

カフェインもまた、胎盤を通過し赤ちゃんに移行します。過剰に摂取すると流産や早産、低出生体重児、発達障害の原因になるとも言われています。

かといって、妊娠前に好きだったコーヒーや紅茶をまったく飲めない、お気に入りのカフェに行けないというわけではありません。

一般的に、コーヒーなら1日に150mg~200mg(1杯~2杯)くらいまでなら大丈夫とされています。また、最近ではノンカフェイン・カフェインレスのコーヒーやお茶が豊富になってきていますので、できるだけカフェインを控えたい場合はこちらがおすすめです。

少量のカフェインにはリラックス効果もありますので、何かとイライラしがちな妊娠中は上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

出産場所や出産法を決めておく

出産施設イメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: alohatsune138さん*写真はイメージです

どこでどのように出産するかを決めておくことも大切です。特に里帰り出産をする場合は、出産施設へ早めに連絡を取り手続き方法などを調べておきましょう。

最近では、出産する施設や方法も多様化しています。ママ自身が納得して出産ができる場所か、希望の出産法ができるかどうかなどを調べておきましょう。

こんな時は産婦人科へ

痛みに耐える女性 イメージ画像,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: konomi_imagawaさん*写真はイメージです

妊娠12週に一番気をつけたいのは流産です。妊娠4ヶ月は妊娠初期に分類されるので、まだ安定期とはいえません。

出血・下腹部の痛みや張りなど心配な症状が出たらすぐにかかりつけの病院に相談しましょう。受診の必要があるかは、電話での相談も可能な事が多いです。

パパはなにをしてあげたらいい?

気持ちを受け止めてあげよう

妊娠中のママのお腹と手を握るパパ,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: miyacyさん*写真はイメージです

妊娠中は、ホルモンバランスが崩れ精神的にも不安定になりがち。ちょっとした一言でも傷ついたりイライラしたりします。

パパは「なんでこんなことで?」と思ってしまうかもしれませんが、妊娠中のママはお腹の赤ちゃんにも自分の体にも変化が現れ、気を付けなければならないことも増え、色々なことに過敏になりがち。

責めたり問い詰めたりせずに「体調が悪いのはつらいね、でも頑張っているね」と大きな心で受け止めてあげましょう。

そして、よくママの話を聞いてあげましょう。特に妊娠が初めてのママは不安がいっぱいにもかかわらず、不安や悩みを吐き出せずにいるかもしれません。

パパが率先して話を聞いてあげれば、ママの安心感も増していくでしょう。できる時は、妊婦健診にも付き添ってあげるのもよいですね。

特に体調がよくない時は、ひとりで検診に行くのも一苦労です。病院に一緒に来てくれるだけでも心強いものですよ。

お医者さんの話を聞いたりエコーで赤ちゃんの状態を見たりすれば、子どもを産むという大仕事の大変さへの理解が深まるかもしれません。

タバコはママがいない場所で吸おう

禁煙マーク,妊娠,12週,症状

先にも述べましたように、タバコはママや赤ちゃんにとって害です。つわりがまだ続いているママの中には、服についたタバコのにおいでも気持ちが悪くなることもあります。

タバコを吸っているパパは、ママへの受動喫煙の影響やを考えて、家の中や近くでは吸わないようにしましょう。

妊娠期間から産後までは長い時間を費やします。これから生まれてくる赤ちゃんとパパ自身の健康のためにも禁煙に挑戦するのもよいですね。

家事には積極的に取り組もう

家事をするパパの一例,妊娠,12週,症状 出典:Instagram: halerunpiyoさん*写真はイメージです

つわりが辛い時やお腹が大きくなってくると、妊娠前はできていた家事でもできないことがあります。

つわりがひどい時は、料理を作る時のにおいや食器を洗う洗剤のにおいで気持ち悪くなったり、体調不良で一日中何もできなかったりすることもあります。

また、お腹が大きくなってくるとかがんだり重いものを持ったりするのも困難になってきます。パパも仕事で疲れているかもしれませんが、ママの負担を少しでも減らせるように家事は率先して行うようにしましょう。

料理を作る、布団を干す、掃除機をかけるなど、ママがやりづらい家事をやってあげると喜ぶこと間違いなしですよ。産後のパパにも期待大です!

まとめ

いかがでしたでしょうか?妊娠12週になると、赤ちゃんも人間らしい形になってくるので検診でのエコーチェックもママやパパの楽しみになってきますね。

妊娠中は、ママの体と心に様々な症状が起きますので、パパのサポートをうまく借りながら上手に楽しく過ごしてくださいね。
(文書作成:ひとで)

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