不妊治療をすれば、誰でも子どもを産めるようになるの?

不妊治療をすれば、誰でも子どもを産めるようになるの?

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これまでの話から、年齢が上がると個人差はあるけれど、妊娠力は低下していくことがわかりました。とはいえ今の日本では、30代になってはじめて子づくりにトライする女性が多いのも実情。やっと結婚して仕事も落ち着いて、「30歳を過ぎたし、そろそろ子どもを産もうかな……」と思ったけれど、なかなか子どもを授からない。そんな話を職場の同僚や友だちから聞くことも多く、不安になりますよね。実際、今の日本では6組に1組のカップルが「不妊」に悩んでいるそうです。そこで今回は、不妊にまつわる話を婦人科の永田順子先生に教えていただきました。

なかなか子どもができない……「不妊症」ってどういうことを言うの?

日本産科婦人科学会や国際産科婦人科連合では、生殖年齢にあり、避妊をしていないカップルが2年経っても妊娠しない状況を不妊と定義しています。アメリカの不妊学会ではこの期間が1年と定義されています。このように「不妊」とは、生殖年齢(女性では初経から閉経まで)にある男女が、妊娠を希望して性生活を持っているにもかかわらず、1~2年の間に妊娠が成立しない場合を言います。「不妊症」とは、不妊の男女が子供をほしくて妊娠成立のために医学的治療を必要とする場合を言います。

読者の方からも「産みたい! と思ったときに、妊娠できるかどうかが不安。実際にどれくらいの人が不妊症なのか。若いうちに妊娠すれば問題ないのか」(26歳)といった声が寄せられています。不妊は若い人に縁のない話かと思いがちですが、年齢に関係なくカラダに何らかの異常がある場合に起きるのです。

このほか「不妊治療は、子どもがほしいと思ったらいつから考えたらいいですか。すでに子づくりをはじめて5カ月くらい経ちましたが、まだ妊娠する気配すらありません」(25歳)という質問をはじめ、子づくりと不妊治療のタイミングについて多くの質問をもらいました。

一般的に生殖機能が男女ともに正常で、健康な場合に、6カ月で70%、1年で90%近くが妊娠すると言われています。結婚して子づくりにトライしたのに、なかなかできない場合は、どんなタイミングで不妊を疑ったほうがいいのでしょう? 永田先生によると、

「妻の年齢によりますね。妻が20代であれば2年みてもいいでしょう。30歳を過ぎていて1年たっても妊娠しないようなら、夫婦の希望があれば、不妊検査を受けたり、不妊外来を受診するといいです。35歳を過ぎている場合、特に38歳以上なら不妊治療の効果も落ちるので、早めに検査を受けておきましょう」とのこと。

ただし医師のほうから子づくりをしなさいと強制することはないので、その辺りは夫婦で考えてどうするか決めていくことになります。

>2.【不妊治療しさえすれば、誰もが妊娠できるの?】

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