赤ちゃんの便秘の原因と対処法|心配な症状や綿棒浣腸の方法とは

赤ちゃんの便秘の原因と対処法|心配な症状や綿棒浣腸の方法とは

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育児の中で、食事と同じくらい重要視される赤ちゃんの排便。大人であれば、数日の便秘もご愛嬌といったところですが、赤ちゃんの便秘は命に関わる可能性も秘めています。

言葉を話すことのできない赤ちゃんの便秘の苦しさ、本当にただの便秘なのか理解することはなかなか難しいものです。

赤ちゃんの便秘って一体どう対処すればよいのでしょうか?原因や対処法、綿棒浣腸のやり方、心配な症状と病気についてもご紹介します。

赤ちゃんでも便秘するの?

約8割のママが経験している赤ちゃんの便秘!

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そもそも便秘ってどのような状態のことを表すかご存知ですか?便秘とは排便の回数が減って、便が固くなることをいいます。

そのため、何日出なければ便秘という定義はありません。

赤ちゃんは体も内臓も筋肉がまだ発達していない状態であるため、少しでも便が固くなってしまうとお腹に力を入れていきむことができず、便秘になりやすいと言われています。

実際に、80%ほどのママが赤ちゃんの便秘を経験しています。

便秘の原因は?

赤ちゃんも大人も便秘の原因は一緒!

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それでは、赤ちゃんの便秘の原因は一体何なのでしょうか。赤ちゃんの便秘の原因は主に食事、運動不足、生活習慣とされています。

食事では、授乳や食事のパターンがまだまだ不規則であるため、1日の食事摂取量が少なくて便秘となってしまうケースが多いです。

また、離乳食に移行すると、母乳やミルクだけであった時よりも水分量が少なくなるため、便秘傾向となってしまうこともあります。

運動不足については、赤ちゃんは自分で運動することができません。体を動かさないことで、他動的に腸を動かすということができないため、便秘傾向となってしまいます。

生活習慣としては、おしりのおむつかぶれや切れ痔によって、不快感、痛みが出現すると、それが引き金となって、排便を我慢してしまうことがあります。それによって便秘となってしまうこともあります。

また、ママが不意に排便したことを叱ってしまうとそのトラウマから排便をしなくなってしまう子もいます。

便秘をしていることに関して重要な観察ポイントは機嫌です。2、3日便秘をしていても機嫌がよければ、上記の原因が考えられます。

しかし、便秘をしていてかつ機嫌が悪いと、何かしらの病変が腸にあったり、腸の形や機能に異常があったりということも考えられます。

粉ミルクは便秘になりやすい。それって本当?

粉ミルクと便秘の関係性

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赤ちゃんの体質によって、便秘になりやすい粉ミルクや下痢になりやすい粉ミルクがあります。それは一体どういったことなのでしょうか。

注目したいのは浸透圧です。浸透圧とは、人間の体内で、水分を吸収する際に、細胞膜を通って吸収を行いますが、この細胞膜を通るときの圧のことを言います。

腸で水分が吸収される時、その水分が人の体液の浸透圧より低ければ、吸収が十分になされます。しかし、人の体液以上または同等の浸透圧であると水分は吸収されずに排泄されます。

また、通過する水分が、体液以上であると、浸透圧を同等にしようと、体液は浸透圧の高いところへ移動して浸透圧を下げようとします。

この原理から分かることは、赤ちゃんも浸透圧の高い粉ミルクを摂取すると、水分が吸収されないどころか、高い浸透圧を低くするために体内の水分が腸内へ移動してしまいます。よって便が柔らかくなってしまい、下痢を起こしやすくなります。

反対に浸透圧の低い粉ミルクを赤ちゃんが摂取すると、低い浸透圧を高くしようとして体は便から水分を吸収して体内に取り入れようとします。そのため、便が固くなって便秘を起こしやすくなってしまうのです。

母乳は体液と同じくらいの浸透圧ですので吸収は良好です。粉ミルクもママの母乳同様の浸透圧を目指して作られています。つまり、粉ミルクをきちんと表示や説明書き通りに作っているかどうかの見直しが必要です。

また、粉ミルクによっても組織が若干異なるため、その子に合う合わないもあります。飲ませつつ、便の性状を見つつ調整していくといいのかと思います。

自宅でできる対処法

綿棒浣腸の方法もご紹介

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それでは、お家で便秘の赤ちゃんにしてあげられることとは一体何なのでしょうか。お家でできるセルフケア方法をご紹介していきます。

・生活リズムを整える
ママが1番簡単に行えるけど1番難しいのがこの生活のリズムを整えること。まずは、私たちの食事時間がほぼ決まっているように、赤ちゃんの食事である母乳やミルクの時間をなるべく決めて行いましょう。また、自律神経の働きを整えるために、睡眠の時間やタイミングも同じにしていきましょう。

・おしりを刺激する
綿棒浣腸とも言われている方法です。
ベビーオイルをつけた綿棒を1cmほど肛門にいれ、10秒ほどゆっくり回してから抜いてみてください。もしくは肛門周囲をやさしく刺激してみてください。

我々大人も肛門や、直腸を刺激されると、反射によって便意を催しますので、赤ちゃんにも同等の効果は得られます。

・お腹のマッサージ
平仮名の’’の”の字をおへそを中心に時計回りで手のひら全体で書くようにしておなかをマッサージします。おなかが少しへこむくらい力をいれても効果があります。

また、これから紹介する以下のような状態である時は注意が必要となります。

【1】こんな症状が出たら注意を

(1)うんちの時に痛がる、うんちに血が混じる

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赤ちゃんが排便の時に痛がったり、便に血液が混じったりしている時は裂肛の可能性があります。裂肛とは肛門の皮膚や粘膜が切れて、肛門に裂け目ができることで、赤ちゃんの便に血が混じる理由として最も多いです。

肛門にできた傷はふさがるのが早いものの、繰り返し裂けていると傷が深くなり、炎症を起こしてしまいます。ケアの方法として、炎症が強い場合は皮膚科を受診してもらい、局所に軟膏を使用することもあります。

しかし、便秘が原因となることが最も多いため、排便コントロールを行いつつ、肛門部を清潔に保つということが大切となってきます。

また、便秘をして裂肛ができている状態でおしりをゴシゴシと拭いてしまうことも裂肛の悪化につながります。可能であれば毎回シャワーなど流水で洗ってあげることが望ましいです。

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(2)激しく泣いている、嘔吐している

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10〜15分間隔で激しく泣いている場合や嘔吐をしている場合、浣腸で血便が出てくる場合にも注意が必要です。

この状態である時は腸重積である可能性が極めて高くなります。腸重積とは小腸の終わり部分である回腸が、結腸に入り込んでしまうことで起こります。

腸重積を起こしている腸には血流が回らないため腸管が壊死してしまい、場合によっては命にも関わります。そのため、上記の症状に気づいたらすぐに病院に連れていく必要があります。特に女の子に多い病気です。

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(3)1週間以上の頑固な便秘でお腹が張っている

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1週間以上頑固な便秘が続き、お腹が張っている場合、ヒルシュスプルング病が疑われます。ヒルシュスプルング病とは消化管の動きを制御する腸の神経細胞が、生まれつき無いために重い便秘症や腸閉塞を起こしてしまう病気です。

この病気の原因は、胎児の時の成長過程での異常であるため、先天性(うまれつき)であることがほとんどです。治療は手術によって、神経の無い腸を切り取って、神経のある腸へ繋ぎます。

手術後も子どもの成長に合わせて腸の状態を見ていく必要があるため、かなり長期間、人によっては18歳くらいまで病院へ通う必要があります。

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まとめ

赤ちゃんの便秘は、1つ判断を間違えると命に与える危険性も非常に高くなってしまいます。しかし、便秘に対してのケアは大人とほとんど一緒です。

言葉で主張ができない赤ちゃんのためにも、ママパパが赤ちゃんの状態を観察して、適切なケアをしてあげることが大切となってきます。赤ちゃんの便の様子、こまめにチェックしてあげましょうね。

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