トシ:第4回 父親になった実感したのは、実は子どもが生まれてからずっとあとなんです

トシ:第4回 父親になった実感したのは、実は子どもが生まれてからずっとあとなんです

Bu facebook
Bu twitter
現在は三児のお子さんのパパとなったトシさん。
第4回目となる今回は、パパになるとわかってからの気持ちや、子煩悩なトシさんの一面についてのお話です。

■結婚当初から、パパ願望はありましたか?

子どもが特別好きということはなかったんですが、自分に似た小さいのが走り回っているのを見てみたいという気持ちはありましたね。
自分が小さかった頃、こんな感じで育ったんだというのを見れるのが良いなと思ったり。
先輩達から「子どもはいいぞ~」というのは聞いていたので、漠然と想像したことはありました。

■最初に、奥さまから妊娠報告を受けた時のことを覚えていますか?

僕、その日は家で寝てたんですよ。そこへ、産婦人科から帰って来た奥さんに「赤ちゃんできたよ」って言われて、寝ぼけながら「おぉー! おぉー! よかったな!」と奥さんを抱きしめたのは覚えてますね。
その時は正直、寝起きだったのでピンとは来てなかったんです。
その後から徐々に「そっか。子どもができたのか」という気持ちが沸いてきたんですけど、男は身体に変化があるわけでもないので、なかなかその時点で実感はないですよね。

■妊娠がわかってから奥さまは体調の変化などに、どのようなフォローをしましたか?

長男の時は、食べつわりって言うんですか? 食べる前は「気持ち悪くて無理」と言ってたのに、僕が食べてるのを見ると「ちょっと一口」と言いながらほとんど食べちゃうんですよ。「おい! ちょっとと言いながらけっこう食うなお前!」って(笑)
次男の時もそんな感じだったんですけど、最後に生まれた長女の時が一番きつかったと言ってましたね。
上の子2人の時は、気持ち悪いと言いながら食べられてたんですけど、三人目の時は食べれてなかったですからね。
男の子と女の子でも違いがあるんですかね。
三人目の時は、上二人の経験もあるので、子ども達の面倒を見たりとかはできましたけど、最初の子の時は何をしていいのかわからないから、あまりフォローはできてなかったかもしれないです。

■第一子が生まれる前、パパになるためにしたことはありますか?

奥さんが産婦人科からもらってきた冊子とかは全部読みましたけど、読んだだけではわからないものですよね。
そういうものを見たりしても、まだパパになる実感もないわけですからね。

■「パパになったんだな」と実感したのはいつ頃ですか?

男は、生まれる前に、「パパ」という実感はなかなか持てないんじゃないですかね。
生まれてからも、抱っこしながら「すげぇな」と思っていても、話すわけでもないし、みんなお猿さんみたいな顔をしてて、わかりやすく僕に似てるわけでもないし…、そういう意味で言えば「お父さんになったんだな」と言う実感は、かなり後から出てきた気がしますね。
動き出したり、お風呂入れてみたり、喋るようになってきたり、そういうことで徐々にですね。

■トシさんは、すべての出産に立ち合ったのですか?

3人のうち、立ち合えたのは次男の時だけなんです。
一人目の時は、夜中に陣痛が来たんですけど、僕は次の日の昼から仕事だったので、奥さんがそれまでには産みたいと言ってがんばってくれたんですが間に合わなかったんです。僕が仕事に行っている間に産まれました。
朝方、陣痛がきてる時に腰をさすりながら寝ちゃったんですよ。今でも時々、そのことを言われます。「あの時、寝てたよね」って(笑)
当時は痛すぎて突っ込むこともできなかったらしいんですけど、忘れられないみたいですよ。

二人目の時も夜中に陣痛が来たんです。その当時は、「いいとも!」の生放送があって、10時には病院を出なくちゃいけなくて、「それまでに生まれてくれ!」と願ったら、10時直前に生まれました。
「ビデオを撮ってね」って言われてたのに、後で見たら全然撮れてなかったんですよ。
奥さんの顔なんて全然写ってなくて、「どこ写してるんだ?」みたいな映像が続いてて、奥さんに呆れられました(笑)
去年生まれた三人目の時も、奥さんががんばってってくれたんですけど立ち合えなかったんです。
僕が、次の日から4日間くらい家を空けるという日の前日に破水しちゃったんです。留守にしている間に生まれるなと思っていたら、そこから陣痛がこなくて4日が過ぎたんです。
4日目は僕が仕事から帰ってくる日で、しかも長男の誕生日!奥さんも「この日だ!」と思ったそうですが見事、その日に生まれました。
残念ながら僕は間に合わなかったんですけどね。(笑)

■ということは、お兄ちゃんと妹さんは同じ誕生日なんですか?
img_toshi_01
そうなんですよ! 長男と長女の誕生日が同じなんです。経済的ですよ。同じ日に祝えるので(笑)
同じ誕生日ということもあって、長男は長女を溺愛してます。次男はライバル視してますけどね(笑)

■お子さん達は、下の兄弟の出産に立ち合っていないんですか?

長男は下の二人の出産に立ち合ってます。次男も長女の出産に立ち合ってます。
どうなんだろう。子ども達は、わかってるようで、わかってないような…って感じですが、大変なことが起きてるというのは、子どもなりにわかってるみたいですね。
僕は末っ子だったし、そんな経験はないけど、子ども達にとってはいい経験になってるんじゃないですかね。

■やはり、下の子が生まれた時、うえの子の赤ちゃん返りはありましたか?

それはやっぱりありますよね。
そういう時は「ダメだよ。お兄ちゃんなんだから」とは言わず、上の子のケアを意識しましたね。
赤ちゃんは、ママやおばあちゃんとか、見てくれる人がたくさんいるので、寂しさを感じてる子のケアは僕の仕事かなと思っていたので、そこは僕が担当しました。




お子さんのお話をする時の、トシさんの優しい笑顔がとても印象的でした。
兄妹の出産に立ち合うというのは、とても良い経験ですよね。パパとして、子ども達に経験させてあげたいと思うことを日々の育児に取り入れているトシさん。
次回も、パパとしてのトシさんについてお話を伺っていきます。
お楽しみに。



(取材・文:上原かほり 撮影:白田京子)
元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP