厚切りジェイソンが、「周りと比べる日本人」の恋愛・結婚・子育てにWHY!?

厚切りジェイソンが、「周りと比べる日本人」の恋愛・結婚・子育てにWHY!?

Bu facebook
Bu twitter
人気お笑い芸人、IT企業の役員という二足のわらじを履きながらメディアでも大活躍の厚切りジェイソンさんは、夫婦で協力しながら仕事と子育てを両立する二児のパパでもあります。そんな厚切りジェイソンさんのもとには、Twitterでも多数の人生相談が寄せられ、その答えは『日本のみなさまにお伝えしたい48のWhy』(2015年)という書籍になり、ベストセラーになっています。

「いまのままで本当に幸せなのか?」と悩む日本人に、たくさんの「気づき」を与えてくれる、彼の歯に衣着せぬストレートでポジティブな発言と考え方。そこで今回は『SAISON CHIENOWA』に寄せられた、恋愛・結婚・子育てについての悩みにズバリ答えていただきました!

取材・文:阿部美香 撮影:豊島望
プロフィール

厚切りジェイソン(あつぎり じぇいそん)
1986年生まれ、アメリカ出身。17歳のときに飛び級でミシガン州立大学を卒業。その後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大学院を卒業。2011年から日本在住となり、現在はIT企業の役員の傍ら、お笑い芸人としても活動している。芸人活動は2014年からスタートさせ、2015年の『R-1ぐらんぷり』でファイナリストになったことで注目を集める。その後、多くの人気番組に出演。現在は2人の娘さんと日本人の奥さんと4人暮らし。

厚切りジェイソンの人生相談Twitter https://twitter.com/kanzen_itti?lang=ja
ブログ http://ameblo.jp/atsugirijason/
Q. 恋愛に本気になれず、周りから「変わり者」だと言われます。

―まずは20代男性からの恋愛に関する相談です。

私は周りからよく「変わり者」と言われます。相手に「好き」という感情はあっても、一緒に遊びたいとか、ここに行ってみたいとかいう気持ちがありません。だからいざデートしても、カフェに入って携帯アプリで遊ぶなど、いつもワンパターンな行動になってしまい、たいてい振られます。自分の性格を変えてでも、相手に合わせるべきでしょうか?(24歳・男性)
A. 「周りから」認められたいから恋愛しているのか? 「周り基準」で決める人生はやめろ!(ジェイソン)

ジェイソン:この人……いまが幸せだったら別に自分を変える必要はないですよ。「変わり者」というのも、自覚ではなく「周りから」と書いてある。「振られる」という悩みだって、周りに「もっと人とつき合ったほうがいいよ」とか「彼女作りなよ」と言われて、「じゃあ、やってみなきゃ」と思ったのでは? でも、本当はそれをやりたいわけじゃないから、ストレスを感じているんでしょう。

「んん!? この人は最初っから『周りの目』を気にしちゃってるよね!?」
―そもそも自分を変えてまで、恋人を欲しているわけじゃない、と?

ジェイソン:そうそう。まずは「自分が」どうしたいのか、何をしたいのか、どう生きたいのかを決めて、その通りにやればいいだけ。自分が本当に彼女と長くつき合いたいのなら、行動を変えなきゃいけないけど、カフェで携帯アプリをいじっているかぎりは、変えたいと心から思っていない。

―ついつい「周りの視線」や「考え」が気になってしまって、本当に自分がやりたいこととのギャップに悩んでしまっているんですね。

ジェイソン:うん。日本人は、周りを見て、それに合わせないと自分の意見が言えない人が多い。それが長く続くと、自分の「意思」が完全になくなってしまい、自分の人生すべてが「周り基準」になるんですよ。

―自分の意見を言えなくなったら、好きな人に気持ちを伝えることもできなくなってしまいそうですね。無意識にやってしまう「周り基準」は、どうやったら解消できますか?

ジェイソン:いまの自分に対して、「本当にそうしたいのか?」と問い続けることです。恋愛だろうが、ほかのことだろうが、自分の人生だからね、周りを気にせず、堂々と生きればいいんです!
Q. 32歳、結婚適齢期で迷っています。育児休暇でキャリアを落としたくありません。

―続いて、仕事も結婚も大切にしたいと考える独身女性のお悩みです。

どのタイミングで結婚すればいいのか迷っています。いわゆる結婚適齢期の20代後半~30代前半は仕事が楽しくなってくるときなので、そこで結婚・出産をするとキャリアが続きません。企業側でどんなフォローをすればキャリアアップを目指せるでしょうか?(32歳・女性)
A. 日本人は自分の意見を言う前に諦める。それは自分で自分の可能性をなくしているのと同じ。(ジェイソン)

ジェイソン:どのタイミングで結婚していいか? ……それは自分で決めなさいっ! 自分の人生なんだから! 周りがどうしているかを確認してから、自分をそこに合わせようとする考え方をまず捨ててほしい。

―バッサリ、ですね……! もちろん「適齢期」がすべてではないですが、大学を出て仕事をして20代後半から結婚……という人生のレールを漠然と持っている女性が多いと思います。

ジェイソン:それは最初っから「周り基準」で考えているよね。結婚は好きなタイミングでいいんですよ。ぼくは19歳で婚約して、20歳で結婚しました。まだ学生で借金もあって何も持っていなかった。でも、なんとかなりました。自分にとって、結婚は何のためにするのか? 安定感と収入のためなのか、愛情のためなのか。そこをまず考えろ! ですね。

「結婚を世の中の適齢期で決めるの? WHY!?」
―ちなみにアメリカにも「結婚適齢期」という考え方はありますか?

ジェイソン:あまりないですね。結婚適齢期という言葉も、まず「結婚する」ことが前提になってますよね? アメリカだと、女性が一生バリバリ働いて結婚しないという選択肢も増えつつあります。アメリカはいろいろな民族の集まりだから、みんな自由。素晴らしいパートナーと出会ったら、そのとき結婚すればいい。ぼくみたいに19歳だっていいし、50歳だっていいわけだし、人それぞれ。当たり前のことだと思いますよ。

―ただ、結婚・出産が女性のキャリアをストップさせることについては、残念ながらいまの日本の社会状況として事実だと思います。

ジェイソン:結婚・出産すると、この人のキャリアが続かなくなるって誰が決めました? 周りもそう思っていると、勝手に感じているだけじゃないですか? その考えは、自分で自分の可能性をなくしてるよ。そもそも会社にどんな働き方ができるか聞いてみてください。アメリカ人は自分が欲しいものを最初から言うんです。自分は働きたいし、子どもも産みたい。「私はこういうカタチなら働き続けられますけど、会社はそれでいいですか?」と、自分から提案する。日本人は聞く前に諦めてしまうでしょう?

―はい……(苦笑)。「どうせ言ってもダメでしょ?」ってなると思います。

ジェイソン:最近は、女性が働きやすいのがいい企業だと言われますよね。会社は自分たちのイメージを気にするから、相談はしやすいし対応力もあると思う、大きな企業ほどね。会社だって、社員がどうしたいか言わなきゃ、何を求めているかはわからない。前例がなければ、新しく保育室を作ってくれるようになるかも知れない。欲しいものは声に出して自分で取らないと、相手からもらえないですよ!

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP