ジュニアNISAと学資保険、どちらがおすすめ?

ジュニアNISAと学資保険、どちらがおすすめ?

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子どもの教育資金。ジュニアNISAと学資保険、どちらで貯めるがいいんだろう?と気になっている方に。
今回はそれぞれの違いや注意点について解説したいと思います。

■ジュニアNISAとは?いつからできるの?

2016年1月からジュニアNISAが始まりました。現在は口座開設期間で、実際に取引を開始できるのは4月からとなります。
NISAと名前がつく通り一定の非課税枠があり、金融商品(上場株式、投資信託など)の取引をすることができます。非課税期間も最長5年間と、通常のNISAと大きな仕組みは変わりません。

それでは、通常のNISAとは何が違うのでしょうか?一番大きいのは、以下の4点です。
「通常のNISA」と「ジュニアNISA」をそれぞれ比較してみましょう。

1)口座開設対象者
NISA:日本在住の20歳以上
ジュニアNISA:日本在住の0~19歳

2)非課税枠
NISA:120万円/年(2016年より100万→120万円に拡充)
ジュニアNISA:80万円/年

3)金融機関の変更可否
NISA:変更可
ジュニアNISA:変更不可

4)払い出し制限
NISA:なし
ジュニアNISA:18歳まで不可

口座自体は子供の名前で開設しますので、子供が複数いる場合は人数分口座開設することが可能です。もちろん子供名義の口座と言っても当然取引を子供にさせられませんので、取引自体は、親権者が行うことになります。

なお、マイナンバー制度の導入に伴い、口座開設書類としてマイナンバーを提出することになります。

■学資保険とジュニアNISA、どちらがおすすめ?

それではお子様の教育資金を準備するとして、学資保険で準備するのとジュニアNISAで準備するのとでは何が違うのでしょうか?そしてFPから見てどちらがお勧めでしょうか?

実はどちらがお勧めか?と言うと、利用方法が大きく異なるため比較できないというのがFPとしての回答となります。

まず学資保険というのは、その名の通り保険商品です。満期になると満期金として教育資金を残すことができます。もし途中で親が死亡してしまった場合でも、残期間の支払(積み立て)は免除されて満期金を家族に残すことができます。
つまり親が元気だった場合でも、死亡してしまった場合でも確実に教育資金を準備することができます。しかしながら、保険商品という特性上、積立総額(支払総額)に対して、大きな利益が出ることは期待できません。
商品によっては、積立総額の方が満期金より多いこともあります。

一方ジュニアNISAは、金融商品での運用に関して、運用益を一定期間非課税にするという制度です。ご自身でリスクを取って運用をすることになります。いくら教育資金を準備することができるかは、当然運用によって異なります。
運用次第では、大きな損失が出る可能性もあります。

「確実に」教育資金を準備したいのであれば学資保険を採用すべきでしょうし、「より多くのお金」を準備したいのであれば、運用次第で大きく利益を出すことができる可能性があるジュニアNISAを検討するとよいでしょう。
この様にご自身のニーズ次第で、どちらを採用すべきか異なります。

■ジュニアNISAで教育資金を準備する場合の注意点

ジュニアNISAによる教育資金を準備するのには、どんな注意が必要でしょうか。
最初の注意点は、「運用商品選び」です。ジュニアNISAは、運用結果次第では大きな損失が出てしまう恐れがあります。運用結果が悪かったため、子供の教育資金が準備できないなんて事があると困りますよね。
教育資金を目的とする場合は、公社債投資信託など比較的リスクが低いもので運用した方が無難かもしれません。

■払い出し時期にも注意を

前述のとおり、ジュニアNISAは18歳まで払い出しをすることはできません。18歳というタイミングを考えると、仮に運用結果が良かったとしても、運用益を中学や高校の学費にあてるというのはできません。また、学資保険も基本的に18歳満期が多く、私立中学や私立高校の入学金を準備するのには向かない商品もあります。ジュニアNISAや学資保険で準備できる教育資金は、大学入学資金だけと考えておいた方が無難です。

中学校や高校に関して私学での進学を検討している方は、ジュニアNISAや学資保険以外も視野に教育資金の準備を検討する必要があるでしょう。

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執筆者:平原 直樹
(ブロードマインド株式会社のベテランファイナンシャルプランナー)
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
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関連コラム:ジュニアNISA(こども版NISA)』で家族みんながHAPPY!!
 

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