三大疾病とは?どんな保険に何歳くらいから加入したらいいの?

三大疾病とは?どんな保険に何歳くらいから加入したらいいの?

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日本人の死亡順位ワースト3位を占めるといわれる、三大疾病。なんとなく聞いたことはあるけれど、どんな病気なのか?どんな備えをしておけば良いのか?よく分からないという方も多いかと思います。
今回は、そんな三大疾病に関する疑問にお答えしたいと思います。

■三大疾病とは?

三大疾病とは、「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中」のことを指します。日本における三大疾病での死亡率は55%におよび、年齢が上がるにつれ割合も上がります。
では、それぞれについてみていきたいと思います。

【がん】

がんの症状は、部位によってさまざまです。たとえば、乳がんは乳房に、甲状腺がんはのど周辺にしこりができるのが特徴です。大腸がんは腸内の出血によって、血便がでるようになります。また、腎臓や膀胱などの泌尿器にがんが発症すると、血尿として現れます。このように、どの部位のがんなのかによって、症状は大きく異なるのです。

【急性心筋梗塞】

急性心筋梗塞とは、心臓の動脈に血液が流れず、心臓壁の細胞が壊死することです。原因としては、動脈硬化などにより血管がつまることが挙げられます。数日~数週間前から症状が現れるケースや、突然胸が締め付けられるような激しい痛みが起こることもあります。発生してから2日以内に、3~4割が死亡するといわれる死亡率の高い病気です。

【脳卒中】

脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など脳に障害を与える病気の総称です。脳梗塞と脳出血は、脳の一部の働きを突然失います。症状としては、顔の右か左半分、片足、片手が動かなくなる片麻痺や、呂律が回らなくなる言語障害が挙げられます。また、これらの症状だけでなく、意識状態が悪くなることもあります。軽い場合はぼんやりしているといった印象ですが、重症の場合は呼びかけたりつねったりしても反応がありません。くも膜下出血は、激しい頭痛が特徴です。こちらも、重症の場合は意識障害を伴います。

これら三大疾病の発症率は、年々増加傾向にあります。要因として挙げられるのが、食生活の乱れ、運動不足、過度のアルコールや喫煙など生活習慣に関することです。さらに、年齢が上がるほど発症率が上がるため、加齢も要因の1つといえます。

■それぞれの平均的な治療費は?

では、これらの病気を発症した場合、治療費はそれぞれいくらくらいかかるのでしょうか。

【がん】

がんの治療費は、「発症した部位」や「進行度合い」により異なります。治療方法は、手術、放射線、化学療法などいくつかの治療法を組み合わせる、集学的治療が主流になっています。化学療法とは、抗がん剤を用いた治療法です。手術や放射線などの局所療法とは異なり、抗がん剤は血液に乗せて全身へ送ることができるため、全身療法となります。従来は、抗がん剤を用いる場合、入院をして治療していたのですが、最近は外来で受診できる病院も増えてきています。

では、具体例を挙げてみていきます。胃がんの平均的な治療費は120万円、大腸がんの平均的な治療費は150万円です。入院・手術に関しては、高額療養費の対象になることが多いため、80,100円以上かかった分は払い戻されます。しかし、健康保険適応外の治療となると、原則全額自己負担です。たとえば、先進医療に分類される陽子線治療(放射線)だと平均258万円、重粒子線治療だと平均299万円です。

数百万という金額を貯金から捻出するとなると、家計が苦しくなる場合が多いですよね。そんなときのために、民間の保険でカバーできるように準備しておくことが重要となります。

【急性心筋梗塞】

急性心筋梗塞の発症後は、塞がってしまった血管を開通させる治療を行います。主に血栓溶解法やカテーテルによるステント留置、冠動脈バイパス手術といった治療法です。高度な技術を伴うことから、1日あたりの入院平均費用は4.3万円、在院期間のトータル費用は約86万円になります。

【脳卒中】

脳卒中は、再出血を防ぐための治療や血栓溶解療法などがあります。1日あたりの入院平均費用は約2万円、在院期間のトータルは約200万円にもなります。治療費のみに焦点を当てると、高額であるように感じますが、こちらも高額療養費の活用を考慮すると、自己負担額はそれほど高額にはなりません。よって、先進医療や自由診療など健康保険適応外の治療や、差額ベッド代(個室代)、食費などへの備えのほうが大切になります。

■三大疾病に備えるとしたら、どんな保険に加入したらいい?

三大疾病は、現在でも入院が長期にわたる傾向にあるので、入院・手術に備えることはもちろんですが、三大疾病になった際に数百万の一時金が受け取れるような保険に加入しておくと安心かと思います。会社ごとに名称が違いますが、「三大疾病保障」や「特定疾病保障」といった名称で、特約として付帯します。ただし、注意点もあります。病院から「三大疾病である」と診断されると支払われるのではなく、各保険会社が定める「所定の状態」になって初めて保険金が支払われるので、条件の確認が重要です。

「所定の状態」とは、以下の通りです。


・がん:責任開始日以降に生まれて初めてがん(悪性新生物)を発症し医師によって診断確定されたとき

・急性心筋梗塞:責任開始日以降の保険期間中に発症し、初めて医師の診察を受けた日からその日を含めて60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断されたとき

・脳卒中:責任開始日以降の保険期間中に発病し、医師の診察を受けた日からその日を含めて60日以上、言語障害、運動失調、麻痺などの多角的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断確定されたとき


上記からわかる通り、生まれて初めてがんになった方しか対象となりません。かつ、上皮内新生物(初期がん)は対象外です。急性心筋梗塞や脳卒中も、基本的には60日以上の労働の制限があります。支払われる条件としては、非常に厳しいことがわかるかと思います。ただし、最近では上皮内新生物(初期がん)でも保障の対象となる保険や、急性心筋梗塞や脳卒中については、「治療を目的とした手術」を受ければ保障の対象となる保険もでてきています。保険会社により保障の対象となる基準が異なりますので、加入前に基準を確認しておくことが重要です。

また、健康保険適応の治療が多い急性心筋梗塞や脳卒中に比べ、がんは治療費がかさむといわれています。手術を終えたあとも、再発を防ぐために外来の抗がん剤治療を継続するケースも多々あります。治療費だけでなく、副作用により仕事の時間が限られ、所得が下がることがありますので、治療費分と所得減少分も補てんしてくれるような保障にも加入しておくと、なお安心ですね。

■保険に加入するなら何歳くらい?

では、三大疾病に備える保険に、いつから加入すればよいのでしょうか?

それは、気づいたときです!
特に、女性は20代後半、30代のがん患者人数が年々増加してきています。早期発見ができれば完治する可能性も高くなりますが、早期の異常が発見されたあとに保険で備えようとすると、加入することが厳しくなってしまいます。したがって、早いに越したことはありません。

日本は非常に医療技術の高い国であり、治療方法の選択肢も多くなってきています。そんななか、資金が準備できるかどうかで、適正な治療を受けられるかどうかが変わってきます。発見された際には、焦らず適正な治療の選択ができるよう、今のうちからしっかりと備えていきましょう。

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