妊娠前に知っておこう!出産にかかる費用はどれくらい?-後編-

妊娠前に知っておこう!出産にかかる費用はどれくらい?-後編-

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前回の「妊娠前に知っておこう!出産にかかる費用はどれくらい?-前編-」では、出産前・出産後にかかる費用についてみてきました。「そんなにかかるの!?」と不安になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?いざ子どもを授かったものの、お金の面が不安でマタニティブルーに……なんてことにならないよう、今から夫婦2人できちんと備えていきましょうね。

後編である今回は、これからママになるみなさんの励みになればと思い、出産場所による違いや出産に関する助成制度、保険加入のタイミングについてお伝えしていきます。

■出産場所による違いはあるの?

これまで、出産前・出産後にかかる費用についてひと通りみてきました。ただし、前述の内容はあくまで相場であって、出産場所によっても費用は大きく異なってきます。ここでは、今後の参考になるよう、それぞれのメリット・デメリットについてみていきたいと思います。

【大学病院・公立病院】

NICU(新生児集中治療室)をはじめ最新の医療設備があり、医師・看護師ともに充実しているため、万が一の場合も他科の医師との連携ができ安心です。よって、持病のある方などはこういった病院を選ぶと良いかと思います。ただし、規模が大きいために待ち時間が長い、診察時と分娩時の医師が異なるなどの不満をあげる方も少なくないようです。

【総合病院】

入院用ベッドが100床以上あり、複数の診療科があります。大学病院と同様に他科と連携できるので、持病のある場合や出産に関してリスクが予測される際も、対応してもらえるという安心感があります。最近では、普段の健診は自宅近くの個人病院に通ってゆっくり診察してもらい、出産時には総合病院が部屋を提供しそのまま出産まで取り持つという、「オープンカウンセリング」といわれるものが普及しています。出産時には、緊急時に対応できる環境も整っているため、個人病院・総合病院のメリットをそれぞれ受けることができます。

【産婦人科専門病院・産婦人科医院】

大学・公立病院、総合病院に比べると規模が小さいため、初診から妊婦健診、分娩に至るまで同じ医師に診てもらえることが多いのが特徴です。病院内で母親(両親)学級、体操教室、呼吸法教室などを開いている施設もあり、医師やスタッフとのコミュニケーションがとりやすいかと思います。医院の場合は、医師が1人だけのところも多いので、夜間・休日に当直医がいることを事前に確認しておくと安心ですね。

【助産院】

助産師が開業している施設のことです。基本的には、陣痛促進剤や会陰切開などの医療行為を行わないため、妊娠中毒症や合併症の心配がない、リスクのない妊婦さんのみが出産できます。もし、出産の際に自然分娩が難しくなった場合には、提携している病院へ助産師同行のもと搬送されることになります。助産院の大きな特徴は、家庭的でリラックスしたムードで出産を迎えられることです。健診もじっくりと時間をかけ、マッサージをしてくれるところもありますし、産前教室なども充実しているところが多く、陣痛中もツボ押しやお灸を行うなど民間療法が工夫されています。

【自宅出産】

助産師を自宅に呼んで出産するスタイルです。助産院と同様、健康度が高く、リスクのない妊婦さんのみが選べる方法です。主治医の産婦人科医や医療機関は、妊婦さんの自宅の近辺で探すケースが多いです。自宅ということもあり、最もリラックスした状態で出産することができ、産後は担当助産師が1週間ほど毎日自宅に訪れ、生まれた子どもと妊婦さんの健康状態や母乳のケアをしてくれます。

このように、出産場所によってメリット・デメリットはまちまちです。そのぶん金額もさまざまですが、初めての出産となると不安なことだらけかと思いますので、安さだけではなくメリット・デメリットを踏まえたうえで出産場所を選ぶことをおすすめします!

■ 出産で利用できる制度ってどんなものがあるの?

これまで述べたように、出産にはさまざまな費用がかかりますが、国からもらえるお金があるのをご存知でしょうか?

ここからは、少しでも妊婦さんの助けになるような制度と、出産にかかる費用の注意すべき点についてみていきたいと思います。

【出産一時金】

子どもひとりあたりにつき、420,000円を受け取ることができます。出産後に申請し、約2週間~2か月以内に受け取ることができます。よって、正常分娩だった場合には、出産一時金で自己負担額をまかなえる可能性があります。ただし、最近の傾向として、分娩予約金がかかることが増えていますのでご注意ください。

【(※)分娩予約金】

その名の通り、出産する際に分娩予約を行うというものです。これは、その病院において何件の分娩予約があるのかを管理・把握することと、分娩にかかる高額な費用をきちんと支払ってもらうことを目的として設けられているものです。もちろん、支払った予約金は分娩費用の一部として充てられますが、病院によって設定金額が異なっていたり、そもそも全く分娩予約金が発生しないところもありますので、出産を予定している病院に分娩予約金の有無などを確認してみましょう。分娩予約金の相場は、50,000円~200,000円です。

【出産費用貸付制度】

もし、出産の費用負担が大きく支払いが難しい場合には、出産育児一時金が支払われるまでの間、無利子で378,000円を貸してくれる出産費用貸付制度というものがあります。お金の面で困った場合は、こういった制度も活用すると良いでしょう。

■保険の加入は妊娠前に!

出産時に下記のようなことが起こった際、医療保険に加入しておくことによって、保険からお金が出てきます。

・帝王切開
・切迫早産
・切迫流産
・子宮頸管無力症
・吸引分娩
・早期破水
・子宮外妊娠
・前置胎盤
・妊娠中毒症

母子手帳に初回診察記録をされた日から妊娠27週目までであれば、妊婦でもほとんどの医療保険に加入することが可能です。ただし、残念ながら妊娠中に保険に加入すると、ほとんどの医療保険で「特定部位の不担保」という条件が付きます。すると、「子宮を原因とする疾病には給付金が出ない。」などとなるため、上記のような事態になってしまってもお金を受け取ることができなくなります。保険を検討されている方は、ぜひ妊娠前に加入しておくことをおすすめします!

いかがでしたでしょうか?前編・後編合わせ何度もお伝えしてきましたが、いかに出産前に準備をしておくかが重要であるかお分りいただけたかと思います。これからお子さまを授かるにあたって、いつ・どれくらい費用がかかるのか事前に把握できていれば、妊娠中も出産後も安心して過ごすことができますよね。新米ママになるための第一歩として、まずは妊娠・出産にかかる費用がどれくらいであるのかを把握したうえで、お住まいの自治体ではどのような制度があるのか確認してみることから始めてみましょう!

妊娠前に、保険についても「もう少し詳しく聞いておきたいな!」「漠然としていてよく分からないから、相談にのってほしいな!」という方は、お近くのFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみることをおすすめします。
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