【知っておきたい妊娠中のトラブル】早産とは?

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妊娠22週~37週未満で赤ちゃんが生まれた場合を「早産」と呼びます。早産で生まれると低出生体重児(いわゆる、未熟児)となることが多いため、できるだけ避けたい状態です。早産の原因や注意点などについて見ていきましょう。

■流産と早産
現在の日本の医療では、赤ちゃんに医療行為を施せるかどうかが、妊娠22週を境に大きく変わります。妊娠21週で生まれた赤ちゃんには、法律により生命維持の医療を施すことができませんが、22週を過ぎて生まれた赤ちゃんであれば医療行為を行えるので、子宮の外でも大きくなることができます。

このため、妊娠22週より前に生まれた赤ちゃんは流産、それ以降、妊娠36週までに生まれた場合は早産と呼ぶことになっています。

統計で見ると、妊娠した赤ちゃんのうち、10%~15%ほどが流産になるとされています。一方で早産となるのは、5%ほどです。

■早産の兆候は? 切迫早産とは
早産になるときには、その前にいくつかの兆しが現れることがあります。たとえば、腹部の張り、痛み、おりものの増加、出血、破水などです。こういった症状が現れて、早産を起こしそうになっている状態のことを「切迫早産」と呼びます。

切迫早産の場合は、すぐに治療を行えば、早産することなく妊娠を継続できることが多いです。もしも、前述のような「いつもと違う兆し」を感じたときには、すぐに病院を受診するようにしましょう。
 

■早産はなぜ起きるのか
早産が起こる理由はさまざまですが、そのうち代表的なものをいくつかチェックしてみましょう。

(1)細菌やウイルスへの感染
早産になってしまう原因で、もっとも多いのは、感染症によって子宮に炎症が起こることです。炎症が膣から子宮頸管、そして胎盤に移ることで子宮収縮や破水が起き、結果として早産につながることがあります。

(2)子宮頸管無力症
子宮頸管部分の筋力が弱いせいで、出産になる前に子宮口が開いてしまう、子宮頸管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)が原因で早産が起こる場合もあります。

また、子宮そのものにトラブルがある、強いストレスがかかった、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などで母体の具合が悪化したことなども、早産の原因となります。

なお、お腹の中で赤ちゃんがすでに亡くなってしまっている場合や、母体が危険になった場合に人工的に早産を起こし、出産させることもあります。
 

■早産を防ぐには
早産の赤ちゃんでも、きちんと医療処置を行えば、正産期に生まれた赤ちゃんと同じく発育していけることがほとんどです。

とはいえ、赤ちゃんはママのお腹の中で育てるのが一番。早産の原因を早めに発見して処置することと、早産の兆しに早めに気づくことが、早産を避けるポイントとなってきます。

まずは、早産の一番の原因となる感染症に気をつけることです。すでに罹患している場合には、なるべく早く治すようにし、人混みを避けたり、手洗いを励行したりするなど、感染予防に努めましょう。そのほか、疲労やストレスなどをため込むようなことのないように注意しましょう。

そして、腹部の張りや痛み、おりものの増加、出血といった症状が出たら、すぐにかかりつけの医師に連絡してください。

最後に、妊娠している間はセックスをする際にも注意を。あまり激しい行為はしないようにし、免疫力の低下から感染症にかかるのを防ぐため、コンドームを必ず利用するようにしましょう。
 
(子育ての達人)
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