テレビの見過ぎはどうして悪い?テレビが子供に与える影響とは

テレビの見過ぎはどうして悪い?テレビが子供に与える影響とは

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私たちはほぼ毎日、テレビを通じて世界中のニュースを目にしたり、生活に役立つ情報を得たり、ドラマやバラエティーなどの娯楽番組を楽しんだりしていますよね。

現代人の暮らしにとってテレビは欠かせないツールとなっていますが、それはつまり親と一緒に過ごす子供も産まれてすぐの頃からテレビの付いた部屋で過ごし、長時間メディア漬けで過ごしているということでもあります。

そして近年、長時間テレビなどのメディアに触れることによって脳が受ける悪影響が指摘されています。 子供の時期に気を付けておきたいテレビなどのメディアとの付き合い方について考えてみましょう!

子供がメディアと接する時間はどのくらい?

2004年に小学校の高学年を対象に行われた調査によると、平日にメディア(テレビ・ビデオ・ゲーム機など)に触れている時間は、4時間以上が49.3%、6時間以上が26%となったそうです。

平均的な小学生の睡眠時間を考慮すると、4人に1人の割合で日中の活動時間の3分の1をメディアに接して過ごしているということになります。

また、乳幼児などにも同様の傾向があり、産まれてすぐからテレビの付いている部屋で過ごしたり、「幼児教育」などをうたったテレビやビデオを意欲的に見せたりしている家庭が多く、6ヶ月~1歳で35%、1歳を過ぎると64パーセントと、実に半数以上が意図的にメディアに接する機会を与えているという結果になりました。

長時間のメディア接触が与える影響とは

子供の頃からメディアに長時間接するとどのような影響があるのでしょうか?

まずはコミュニケーション能力・言語能力の欠如があげられます。テレビの映像は一方的に流れているので、こちらとの言葉のやりとりなどは存在しません。ただひたすら流れている映像を見つめているだけな上に、映像そのものが乳児などの小さな子供にとっては刺激が強すぎる場合もあるのです。

幼児期に、「言葉の遅れ」や「目線が合わない」など様子を気にかけて小児科を受診した子供の中には、メディアを断ち母親がしっかりと目線を合わせて子供と接してあげることで劇的に改善されたという例も多くあるそうです。

人間のコミュニケーション能力を育てる上で一番大切なのは、テレビなどではなく人間同士が直接関わりあって過ごすことなのだというのが良く分かりますね。

また、長時間テレビを見る子供は肥満になりやすい、睡眠不足になりやすいといった傾向がある事も分かっています。テレビを一時間見るごとに平均して睡眠時間が7分ほど短くなり、子供の発育に悪影響を及ぼすそうです。

そして、この睡眠時間は肥満とも関連性があり、2歳までの間に平均睡眠時間が12時間以下だった子供の、3歳以後に肥満になる確率は良く寝た子供の2倍になるという研究結果があります。

このように、思いもがけないような形で子供たちはメディアの影響を受けているのです。

現代の生活環境で、メディアに全く接することなく過ごすというのは正直不可能に近いですよね。だからこそ、適度に時間を調整しながら上手くメディアと付き合っていくことが大切です。

いつもテレビを付けっぱなしにしてしまっているなら、せめて見ていない時には電源を切る習慣を付ける、子供のゲームは1日1時間まで、などきちんとルールを決めておくことで少しずつでもテレビ漬けの生活から離れる努力をしていきたいものですね。

Photo/Lars Plougmann 参考/ 医療法人 健康会 京都南病院グループ「テレビやビデオの長時間視聴と子供の健康」 保健指導リソースガイド「テレビの長時間視聴が子供の肥満の原因に 子供の脳の発達にも影響」 日本生活習慣病予防協会「テレビの視聴時間が長い子供は睡眠不足や肥満になりやすい」

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