これからの社会では絶対必要!意見を言える子供に育てるには

これからの社会では絶対必要!意見を言える子供に育てるには

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日本の子供たちは、自分の意見を述べるのが苦手と言われています。 日本では、「空気を読む」ことや、「推して知るべし」ということが美徳とされているためかもしれません。 しかし海外では「自分の意見をしっかり言う」ことが当たり前。 これからのグローバル社会で生きていくには、自分の意見を主張することは必要不可欠になってくるでしょう。 では、自分の意見をしっかり主張できる子供に育てるにはどうしたら良いのでしょうか。

大切なのは、子供に考えさせること

子供が自分の意見や意思をしっかり表現することができるようになるためには、まず、子供自身が自分の頭で考えるということが絶対に必要です。 そのために親は日頃から次のようなことを心がけておきましょう。

・子供の考える時間を奪わない(焦らせない) ・親が先回りして答えたり、答えを誘導したりしない ・子供が意見を言ったら、否定せずに聞いてあげる ・どうしてそういう意見になったのか理由を聞く ・学習面でも暗記をさせるばかりでなく、読解や考えることが必要な問題に取り組ませる

何かを教えるときや、考えさせたいときなどは、このようなちょっとした親の心がけがとても重要になります。 親の意見や考えを子供に押し付けてしまったり、先まわりして答えたり、答えを無理に誘導してしまったりすると、子供は自分で考えたり、工夫したりすることをしなくなってしまいます。

そして、自分で考えることができない子供は、自分の意見を持って、それをしっかり表明することができなくなってしまうのです。

親も子供に対して、しっかり自分の考えを伝える努力をする

子供が親に「○○を買ってほしい」「○○をしたい」などのお願いやおねだりをしてきたとき、あなたは何と言って断りますか? 子供に自分の意見を言える子供に育ってもらいたいと思うのであれば、親側もしっかりと子供に自分がどうしてそういう意見になったのか、理由や考え方を伝えてあげる必要があります。

「だめったらだめ!!」「親がだめと言ったらだめなの!」などと、親という立場を使って、頭ごなしに言うだけでは、子供たちは納得しません。「私は何を言っても親には受け入れられない」「僕の意見を言っても、親からはどうせ否定される」という思いが子供の中に根付いてしまう危険性もあります。

子供に何かを要求されたら、まずその理由をしっかりと聞いてあげ、受け止めてあげるようにしましょう。 その上で「お母さんは、○○という理由で、だめと言っているのよ。あなたはどう思う?」と理由を丁寧に説明し、子供にも考えることを促すようにしましょう。

子供もただ頭ごなしに拒否されるよりは、理由を説明してもらったほうが納得がいきますし、自分もそれに対してどう思うかということを考える機会にもなります。 親も子供も、自分の考えを相手に伝え合うという関係性を家庭内で築いておくことが、社会に出てからも自分の意見を伝えられる人間を育てていくのかもしれませんね。

近年注目を集めているイタリアの「レッジョ・エミリア教育」をお手本に!

レッジョ・エミリア・アプローチとは、近年大変注目をされているイタリア発の幼児教育実践法です。 個々の意思を大切にしながら、子供たちの表現力や、探究心、考える力などを養うことを目的としています。

レッジョ・エミリア教育を実践している保育園や幼稚園では、「プロジェクト活動」という保育の取り組みを実践しています。たとえば、展覧会で「何を作るのか」「個々につくるのか、みんなで一緒に作るのか」などを子供たちが各グループで話し合いながら進めていくそうです。

自分たちが意見を出しあって、何事も決めていくという教育環境の中であれば、つねに親や保育士から何かを与えてもらう子供ではなく、自発的に考え、動ける子供が育ちそうですね。

レッジョ・エミリア教育の中では、グループでの話し合いに重きを置いています。これは各家庭でも真似ができそう。 たとえば、「今日のお散歩はどこに行きたい?」「どうやって行きたい?「何を持っていく?」などを子供と話し合うのです。 子供が自分の考えをまとめて、親に伝えてくるまで、焦らせることなく、温かく見守っていてあげましょう。

もし子供が答えにつまってしまうようなら「今日は暑いから、あまり遠くまで歩くのは大変だし、近くの公園の噴水で遊ぶのが楽しいかなとママは思うのだけれど、あなたはどう思う?」と、ママやパパ側の提案を、その理由とともに伝えてあげ、子供が考えやすいように導いてあげても良いかもしれませんね。

相手の意見を聞き入れながらも、自分の意見を言えることが大切

同じ歳のお友達の中でも、自分の意見をはっきり主張できる子供と、誰かに言われるがまま、黙って後ろをついていっているような子供がいますよね。 もし自分の子供が後者だったら、親としては「情けない!」と考えてしまいがちです。 でも視点を変えてみると、相手の主張を聞く耳や心を持っていることは素敵なことではないでしょうか。

意見を言えるようになるということは、異なる意見を認め合うということの大切さも同時に知るということです。自分の意見を頑固に通そうとするばかりではダメだということも、子供には教えておきたいことです。お友達の意見や主張にも耳を傾け、認める部分は認めたうえで、自分の考えをしっかり主張できるようになってくれると理想的ですね。

自分の意見を臆することなく誰かに表現できることは、自分を認めることや、大切にすることにもつながります。 子供が自分の意見を主張できるようになるためにも、まずは、各家庭の中で親子がお互いの意見を聞くことができているかどうか考えてみてください。 親の意見や都合ばかりが一方的に優先されているようなことはありませんか? 子供が自分の意見や理由を言うまで待ってあげていますか?

子供の頃から家庭内で自分の意見を言う練習をしておけば、きっと将来社会に出たあとも、自分の意見を臆さずに述べることが出来るようになるでしょう。

参照/ SHINGA FARM「日本の子どもは「考えない」?ヨーロッパに学ぶ「意見力」を育てる5つの心得」 exciteニュース「自分の意見をしっかり言える子に育てる、3つのポイント」 Chiik「実践!レッジョ・エミリア教育をおうちで!」 保育のお仕事「今話題!レッジョ・エミリア・アプローチの『個』を活かす幼児教育法」

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