「東京都は保育園をつくるべきではない」の おときた駿議員。次は…

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■「待機児童問題は、まだ政治家を突き動かすほどの脅威になっていない」!?


東京都議会議員(北区選出)のおときた駿議員の先日のブログ、「保育園落ちた日本死ね!!!」って言われたけど、むしろ東京都は保育園を作るべきではない理由 ではネットでも賛否両論ありましたが、そのおときた駿議員が今度は「待機児童問題は、政治家を実際に動かすほどのムーブメントになっていない」としてブログを綴られました。

この記事のタイトルだけご覧になられて、「はぁっ!!何言っちゃってんの!?」とお怒りになられた保活中のママさん、ややこしいことしてスミマセン。おときた議員のブログを見ていただくのが一番わかりやすいのですが、まずは概要を説明すると、

ネット上でものすごい勢いで拡散されていた「保育園落ちた日本死ね!!!」との匿名ダイアリーに対して
保育所というハコモノ・施設でこの問題を解決するのは不可能
小規模保育や派遣型保育・ベビーシッターの活用に舵を切るしかありません
保育・子育て関連のみに使えるバウチャーを子育て世帯に一律で給付すれば良いのです
と、いうことを、現実的な理由を説明しながら提案されたものです。

そのおときた駿議員が都議会議員として駅前に立つなどして肌で感じるのが、今回の「待機児童問題は、まだ政治家を突き動かすほどの脅威になっていない」ということだそうです。おときた議員は子育て支援に関心の薄い議員さんではありません。むしろ彼の公式サイトで紹介されている政策は、日本は子育て貧困国だとして「子育て支援政策をフランス流へ」、都内でも自治体によって公教育にある大きな格差を問題視し「教育水準の底上げで競争できる環境へ」と掲げる方で、バリバリの子育て世代の議員さんです。

今回ブログで訴えているのは”「保育園落ちた日本死ね」はネット界隈で大きな反響を巻き起こしテレビの番組で取り上げられるまでになったけれど、まだ政治家を突き動かすほどの脅威になっていない”ということです。

おときた議員が最新のブログでも紹介している日本病児保育協会理事長・駒崎弘樹氏によれば、政治への影響力は投票率だけではなく、子育て層は”当事者期間が非常に短い”為にのど元過ぎればなんとやら。当事者たちの子どもが成長すれば課題は遠のいてしまい、日本医師会や障がい者団体のように継続して課題を抱え続け運動していけないことに、政治が子育て層を簡単に無視できる理由がある、と言います。

それは、「表面的には子どもだ若者だと言いながらも、本音では自分たちの健康や年金や医療費に税金を使ってほしい”お年寄り”」と何ら変わりのない、子育て世帯も”自分たちさえ良ければよい精神”の表れではないでしょうか。

 

「議員・政治家たちに、子育て当事者の魂の叫びは伝わっていない」おときた議員は語ります。

ではどうするのか?

 

先述の駒崎弘樹氏の言葉もお借りして。

 

1・「当事者でなくなっても、自分の味わった痛み感じる人のために、動く」

2・「当事者じゃなくても、共感した人が動く」

 

「保活?大変ね~。」「うちは入れたしもういいや。」「待機児童とは縁のない地域だから。」ではなく、政治家たちの目を子育て問題全般に向けさせるためにも、”継続して” ”当事者ではなくても” 声をあげていかなくてはならないのではないでしょうか。

 

文・桃山順子

 

【参考】

「保育園落ちた日本死ね!!!」て言われたけど、むしろ東京都は保育園をつくるべきではない理由

待機児童問題は、政治家を実際に動かすほどのムーブメントになっていない

政治家から見た、「子育て層の政治に対する影響力」の弱さ(以上 おときた駿ブログ)

政治が子育て層を簡単に無視できる、投票率以外の大きな理由(駒崎弘樹)

高齢者の隠れた欲望~子どもの問題はあとまわし(田中俊英)
元のサイトを見る

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