大ベストセラーの続編!『さよなら ママがおばけになっちゃった』母が子へ託した「さよなら」のためのメ…

大ベストセラーの続編!『さよなら ママがおばけになっちゃった』母が子へ託した「さよなら」のためのメ…

Bu facebook
Bu twitter
“母の死”という子どもにとって衝撃的なテーマを描いた前作「ママが おばけになっちゃった!」の続編が、7月14日より発売されています。

続編『さよなら ママがおばけになっちゃった』は、ママのお葬式の1日を描いたお話。

今回は、大ベストセラーとなった前作の内容も振り返りながら、続編のあらすじや、実際に前作・今作の2冊を読んだ筆者の感想をご紹介します。

■前作「ママが おばけになっちゃった」ダメなところも含めて子どものことが全部好き。
「ママは、くるまに ぶつかって、おばけに なりました。」という衝撃的な出だしから始まる前作『ママが おばけになっちゃった』。

まわりにはもう姿が見えないけれど、夜の12時を過ぎると息子のかんたろうだけにはママの姿が見えるようになるのです!

いろいろな話をした後で、
「ぼくが ママの こどもで よかった?」
そんな素直なかんたろうの質問に、ママは泣きながら答えます。
「もちろんよ!
この ての、この かおの、この からだの、
あなたじゃ なきゃ ダメなのよ。」
「いま おもうと、かんたろうの いい ところも すきだけど、ダメな ところが たまらなく すきだった。」
子どもへのあふれる気持ちを伝えるママと、それを受けとめていく4歳のかんたろう。母と子の深い愛情が描かれている、心温まる絵本となっています。

この本は、2015年7月に発売されてからあちこちで話題となり、わずか1年で50万部を突破する大ベストセラー絵本となりましたが「親の死」という衝撃的な内容から、「子どもの恐怖心を煽るだけでは?」などという賛否両論の意見があったそうです。

実は筆者も、 今回の続編が発売されるまで、前作の絵本を読んだことがありませんでした。

その理由は筆者の子どもがまだ乳児だったこともありますが、「母の死」という大好きな子どもとの別れがテーマとなっている本を、どうしても手にとって読んでみようという気持ちにはなれなくて…。

しかし、実際にこの2冊を読んでみたところ

「もっと早くに、この絵本を読んでいれば良かった。」 そんな気持ちになりました。
■続編「さよなら ママがおばけになっちゃった」生きていくために、渡していく言葉と、目に見えなくても決して消えることのない親子の絆
続編では、ママのお葬式の日のことが描かれています。

前作と同様この絵本は悲しい描写だけでなく、思わずクスッと笑ってしまうようなポイントもたくさんあるのです!

例えば、棺の中の自分の顔を見たママは、
「えー!これがあたし?しかくすぎる!おべんとばこみたい」と衝撃をうけているのに、息子のかんたろうと おばあちゃんは「ママらしい顔だね」「そうだね」などと話をしていて…いやいや「しかくすぎるでしょ!!」と姿は見えないながらも、ママが一生懸命に突っ込んでいる様子なども描かれています。

お葬式が終わった後、ママの体は灰になってしまったけれど…やはり夜の12時をすぎると、おばけになったママの姿がかんたろうには見えたのでした!

その夜かんたろうは、ママがいなくても頑張って過ごしてきた日々のことをおばけのママに話します。

トイレやお風呂にもひとりで入れるようになったかんたろう。
「ぼくね、ひとりで できないと ママが あんしんして てんごくに いけないとおもったから、がんばったの。」
「でも、ぼくが ぜんぶ できたら、ママ きえちゃうの?」
「ぼく、ママが いなく なるんだったら、やっぱり ひとりで なんにも できない こに なってやる!
ママが きに なって、どこへも いけないように して やる!うわぁぁぁぁぁん!」
今まで必死に頑張ってきたけれど、ママの姿がみえたら我慢できずに、泣きながら本音をこぼしました。

そこでママは、生きていくために渡していく言葉と、目に見えなくてもけっして消えることのない親子の絆の話を息子に語ります……。

そんな母が子へ、子が母へ託した「さよなら」のためのメッセージは、筆者の胸にも突き刺さるものがありました。

■前作と今作を読み終えて…
今回の「さよなら ママがおばけになっちゃった」の発売をきっかけに、2歳半の息子に前作と今作を、はじめて読み聞かせてみた筆者。

筆者はこの本を読みながら、2冊とも涙がポロポロ溢れてきて…膝に乗せて読み聞かせをしていた息子にバレないよう、声を震わせながらも必死に読み進めているような状況でした。

しかし、まだ幼い我が息子は「母の死」というテーマをよく理解しておらず、随所に描かれているかんたろうのおもちゃや、かわいいおばけたちを見ては喜んでいました。

その後も、『ママ』や『おばけ』というキーワードが気に入ったのか「ママ、おばけ読んで〜♪」といって何度も読み聞かせをねだってきています。

筆者はこの絵本を読んで「今の息子には(死というテーマが)わからなくとも、年齢を重ねていくうちに、反応が変わってくるのかな?」と息子の成長が楽しみになり、子どもと過ごせる時間の大切さを再確認しました。

大切な人の死を通して「当たり前」の有り難さに気付き、いまを大事に生きようと考えるきっかけになるような、読み終えた後、思わず子どもをぎゅっと抱きしめたくなるような…そんな心に響く絵本です。

前作を読んで感動した方も、筆者のように購入を迷っていた方も、ぜひこの機会に、一度は手にとって読んでいただけたらと思います。
元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP