スマホの影響で子供の精神疾患・自傷行為が増加!?欧米でスマホ批判論が話題に!

スマホの影響で子供の精神疾患・自傷行為が増加!?欧米でスマホ批判論が話題に!

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スマホ 子供 悪影響

今やすっかり生活に浸透したスマートフォン(スマホ)やタブレット端末。小学校でも授業でタブレットを使用したり、中学校、高校では連絡手段にラインを活用したりと、子供の生活にとっても欠かせないものとなってきています。

ITに親しむためにも、幼いうちからある程度触らせておいた方が良いと考えるパパ、ママも多いことでしょう。参観日などの学校行事で下の子供を退屈させないように、タブレットでアニメを見せているママも最近ではよく見かけるようになりました。

しかし、その流れにちょっと待ったをかける問題提起が欧米でなされています。

ならいごとキッズでは、スマホの子供に与える弊害を何度かお伝えしていますが、実際に欧米ではここ数年で「子供にスマホを与えるべきではない」という批判論が盛んになり、スマホやタブレットが子供に与える悪影響について指摘されています。

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イギリスのご意見番、スティーブ・ヒルトン氏のスマホ批判論が話題に

スティーブ・ヒルトン氏はキャメロン首相の戦略アドバイザーや、シンクタンク「クラウドバック」CEOなどを務めた人物。そのキャリアから、彼の発言はイギリスの主要メディアが必ず取り上げる、いわばご意見番的な存在です。そのヒルトン氏が、デイリー・メール寄稿し、子供のスマホ利用批判論を展開しました。

2015年の調査によると、IT産業が盛んなイギリスのニューカッスルでは8歳~11歳の子供の90%が携帯電話かスマホいずれかを所有しているそう。また5歳~11歳の小学生のスマホ所有率はマンチェスターでは65%、バーミンガムでは61%、ロンドンでは55%と非常に高い比率となっています。ヒルトン氏は、このような現状では、子供がアダルト系サイトを閲覧してしまう危険にさらされていると指摘。「飲酒や喫煙を禁じるように16歳以下の子供たちにはスマホやタブレット端末の使用を禁じるべきだ」と述べ様々な反響を呼んでいます。

イギリスでのスマホ批判論はそれ以前からも

このスマホ批判論、スティーブ氏が火付け役となったわけではありません。イギリスでは数年前から子供たちのスマホ利用に対する批判的な意見が多く出ています。

イギリスの公式調査で、ここ10年で自傷行為に至る子供が70%増え、精神科病棟に入院する子供がこの4年で2倍に増えているといった驚くべき結果が出ました。これを受けて、心理療法士として25年のキャリアを持つジュリー・リン・エバンス氏はデーリー・テレグラフで「単純な見方かもしれないが、ブロードバンドやスマホの普及がうつ病や自傷行為などの若者の精神疾患を増やしたり、その病状を悪化させている」と発言。子供や若者がネットの仮想世界に入り浸り精神を蝕まれていると示し、アクセス制限の必要性を示しています。

また児童・生徒の問題行動についての専門家トム・ベネット氏もインディペンデントで、生徒が教室にデジタル機器を持ち込むことで教育現場に混乱が起きている現状を指摘し「大人の監視下でないかぎり16歳以下の子供たちにスマホを持たせるべきではない」と訴えています。

アメリカでもスマホやタブレットが子供に悪影響を与えるという研究結果が

アメリカでも、ボストン大学医療センターが「幼児がスマホやタブレット端末で遊ぶと自制心を育む能力が妨げられ、社会的・情緒的発達に害を与える可能性が高い」という主旨の研究結果を発表しています。

SNSが自制心に悪影響を与える

さらに、アメリカのピッツバーグ大学経営学教授アンドリュー・T・ステファン氏とコロンビアビジネススクールマーケティング担当助教授キース・ウィルコックス氏の共同研究では、FacebookなどのSNSでは、自身の投稿に対する友人らの反応によって自尊心が高まる一方で自制心が低下し、体重増加やクレジットカードの債務増加の傾向が見られると指摘しています。

日本の親たちのスマホに対する見解は?

日本では、スマホやタブレットが子供に与える影響に関しての調査はまだあまり進んでいません。しかし、マイナビが100人のママを対象にしたアンケート結果では、約半数の親が「スマホを16歳前に持たせる」と回答しています。ただし、「LINEいじめが怖い」「依存する」、「勉強がおろそかになる」、「ゲームでの課金トラブルが心配」などのマイナス意見も多数。行動範囲が広くなる中高生の子供との連絡ツールとしてや、GPS機能による防犯ツールとしてスマホにメリットも感じつつ、「トラブルのリスクの方が高いのでは」と不安を持ちながら与えているようです。

便利なスマホやタブレット端末ですが、マイナス面も少なからずありそうです。大人でも、SNS依存やSNS関連のうつ病といった問題につながることがあります。子供にスマホやタブレットを与えるときは、メリットとデメリット、様々なリスクも想定しながら、家族でよく話し合って使うようにしたいものですね。

参照/ IT mediaニュース 「スマホで子供の精神疾患・自傷が増える? 欧米で議論沸騰」 インターネットウォッチ 「FacebookなどのSNSが自制心に悪影響、体重も増加か?~米研究者が論文を研究」 マイナビ 「子供にはいつからスマホを持たせますか?-100人のママに聞いてみた」

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