自身の体験から伝えたい。子どもの『少食』に向き合う方法

自身の体験から伝えたい。子どもの『少食』に向き合う方法

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子どもの少食で悩み、毎日の食事作りや食事の時間を苦痛に感じているママもいますよね? 特に夏場は食欲が落ちやすく、さらに深刻に考えてしまうケースもあるのではないでしょうか。

今回は子どもの少食の捉え方や改善方法について、筆者の長男の体験をもとにご紹介します。 

そもそも子どもはどれくらいであれば『少食』なのか

1日に必要なエネルギーは、1~2歳で900~950kcal、3~5歳で1,250~1,300kcalと厚生労働省により基準が設けられています。ママ世代(20~40代の女性)が約2,000kcalのため、子どもはママの半分前後が目安となります。

少食の判断基準は明確にはありませんが、用意した量の半分以下しか食べない場合は、自分の子どもが少食ではないかと思う方が多いのではないでしょうか。

他の子どもと比べがちですが、1日の必要量にはかなりの個人差があるため、母子手帳の成長曲線に沿って体重と身長が増加していれば少食であっても問題ないといわれています。もし外れている場合は食事量の過不足の目安となるため、小児科医や栄養士に相談する必要があります。

子どもの『少食』が及ぼす影響はあるの?

低身長

5歳くらいまでの栄養摂取は重要で、その後の身長の伸びに必要な身体の基礎をつくるといわれています。特に成長に必要な栄養素である、たんぱく質、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDは、食事をしっかりと食べていなければ十分に摂取することができません。

体力の低下

同世代の子どもと比べて極端に疲れやすい、体を動かせない、ということであれば、十分な量を摂取していないと考えられます。

とはいえたとえ少食であっても、前述のように成長曲線に沿って推移していれば、必要な総エネルギー量と栄養素は摂取できているので大きな問題はありません。

子どもの『少食』の原因とは

運動不足

大人も同じで運動量が足りていないと、カロリーが消費されずにお腹が空きません。

お菓子の食べ過ぎ

食事では足りない分をおやつで補うことは必要ですが、間食が多すぎると食事の量に影響します。

甘い飲み物のとり過ぎ

牛乳や砂糖を含んだジュース類を飲みすぎると、満腹を感じやすくお腹が空きません。牛乳は飲み過ぎないように、ジュースは虫歯予防のためにも極力控え、お茶や水に切り替えることが必要です。

便秘

お腹がはっていると食べることができません。適度に運動や水分摂取をし、たとえ少量でも繊維を多く含むおかずなどを食べることが必要です。それでも改善しない場合は小児科医に相談しましょう。

筆者の長男は1~4歳頃まで『少食』でした

あの手この手で工夫しても食べてくれない少食で、体も細い長男を心配し、定期健診や小児科へ行った際にはいつも成長の相談をしていました。しかしそんな長男も今は小学生。幼少期の私の悩みは何だったのかと思うほどよく食べ、身長もぐんぐん伸びています。

これは運動量が増えたこと、後述しますがもともとあった便秘が改善されたこと、そして弟が生まれたことで食に対する私からのプレッシャーが少なくなったことが原因だと考えています。でも何より、“食”に興味を持たせようと試行錯誤し、少食ながらも最低限の栄養素がとれていたからこそ、今の長男があるのではないかと思います。

少食の子どもに悩むママに、私が実践した次のような対策法も試していただけたらと思います。

子どもの『少食』を改善するために実践したこと

子どもの少食 改善法

外出時には常におにぎりを携帯

外遊びやお買い物時には必ずおにぎりを持参し、お腹が空いたと言ったときにすぐに食べさせました。お腹が空くと自覚する数少ないチャンスを活かしたかったためです。この方法が最も効果的で、持参したおにぎりを完食してくれることが多かったです。

他の子どもと一緒に食べる機会をもつ

私と2人で向き合ってもあまり食べてくれないので、昼食時にママ友の家を行き来したり、児童館などにお弁当を持参して、他の子どもと一緒に食べる機会をつくりました。楽しく食事ができ、少なからずお友達のお弁当や食べ方に刺激を受けたと思います。

ベランダでピクニック気分

雰囲気を変えるために、食事をお弁当箱に詰めてベランダで一緒に食べました。子どもだけではなくママも気分転換ができ、私の食べてほしいというプレッシャーから少しは解放されたように思います。

いつでも食べられるようにテーブルの上に置く

おにぎりやふかし芋などを一口サイズにして、中身が見えるようにタッパーに入れて食卓の上に置いておきました。いつもではありませんが、お腹が空いたときに自ら食べてくれることもありました。

何が入っているかお楽しみ手法

かわいいアルミホイルにおにぎりやおかずをキャンディー仕立てにくるみ、何が入っているかな~と親子で楽しみながら食事をしました。

子どもが好きなキャラクターの食器を使う

特にお皿をいろいろと集めました。ご飯やおかずを食べると、「大好きな○○が出てくるよ~」と言いながら、食事を促しました。同じ手法では飽きてしまったので、ときどき試みると食べようとしてくれました。欲張って食事量を多くしないことがポイントです。

食事に代わるものを食べさせる

みたらし団子、おはぎ、芋ようかん、モッフル、蒸しパンなどご飯代わりになりそうなものをできるだけ手作りしました。特に食べてくれない朝食時にあげると、“おやつ”と思って食べてくれました。

最終手段はテレビやDVD

本当はいけないことだと分かっていましたが、食べてくれないストレスから実践したことがあります。長男がテレビに気をとられているすきに、私が口へ運ぶとたくさん食べてくれました。

便秘改善

3日以上便が出ないことが多かったため、小児科へ相談しました。最初は浣腸をしてもらいましたが、根本的な解決にはならず、腹部のレントゲンを撮った結果、奥の方の便を出す必要があると診断されました。

便をやわらかくする薬を飲ませたところ、便秘が改善していきました。少食対策に即効性はありませんでしたが、緩やかではあっても食事量の増加につながったのではと思います。

子どもが『少食』でも栄養をとらせるために工夫したこと

子どもの少食 工夫

“だし”ごと食べさせる

にぼしやかつお節などをミルミキサーで細かくして、食べる“だし”として味噌汁に入れました。具材を食べてくれなくても、お汁だけなら食べてくれました。

一品勝負

炊き込みご飯、チャーハン、カレーなど一品ですべての栄養素がとれるものをよく作りました。具だくさんのため、少量しか食べなくても最低限はクリアできるのでオススメです。

生地に入れてしまう

蒸しパンやホットケーキなどに、すりおろした人参などの野菜を入れて作れば、エネルギー分と栄養分が一緒にとれます。野菜が入っていることに気づかず、“甘いおやつ”と思って食べてくれました。

ベジップス

じゃがいも、さつまいも、れんこんなどを『チップスメーカー』(電子レンジで加熱可能)で作れば、油を使わないおやつができます。スナック感覚で食べられるので、喜んで食べてくれました。残った分はタッパーなどに入れて保存できるので、前述と同様にテーブルの上に置いておけばあとで食べてくれることもあります。

あのときは思えませんでしたが、いま振り返ると、“少食は個性である、いずれ食べるようになる”と焦らずに過ごすことができれば良かったと感じています。ママが悩んでいると子どもに伝わり、食事を楽しむことができません。子どもに無理強いはさせず、それを個性として受け入れ、楽しい食事ができることを願ってやみません。

参照/
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」
すくすくのっぽくん「子供の成長の仕組みを徹底検証」

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