バイリンガルで学校好き?オランダの教育事情を紹介

バイリンガルで学校好き?オランダの教育事情を紹介

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オランダ

オランダと言えば、チューリップ、風車など美しい風景をイメージすることでしょう。一度は行ってみたいという方も多い、魅力的な国です。

オランダは先進国の中でも子供が一番幸せな国であるといわれています。ユニセフの「先進国における子供の幸福度」に関する調査で2007年、2013年ともに1位を獲得しています。「幸福」の基準は人によってさまざまですが、幸せだと感じられることは人生においてとても大切なことです。オランダの子供たちはどのような教育を受けているのでしょうか。今日はオランダの教育事情について紹介していきたいと思います。

オランダの教育システム

オランダには、初等教育(4歳~12歳)、中等教育(3~6年間)、高等教育、国際教育と、日本よりも多彩なな教育システムが整っています。

また、オランダの教育の特徴は「教育の自由」です。日本では学区が決まっており、多くの子供が住んでいる地区にある小学校に通いますが、オランダでは子供が5歳になると通学可能な学校を自ら選択します。カトリック系、プロテスタント系、イスラム系など宗教に応じた学校、独自のカリキュラムで教育を行う学校などがあり、子供に合わせた教育を受けることができるのです。

中等教育においても一般の進学コースと職業コースに分かれており、将来進みたい道に合わせて選択でき、進路変更もできることから、子供の可能性をより伸ばせる環境が整っているのです。

バイリンガルは当たり前!?

日本では、英語教育は小学校から始まります。オランダでも英語教育は義務教育が開始される5歳ごろからですが、幼い頃から英語の幼児番組をほぼ毎日見るなど英語に日常的にふれているため、幼少期にすでに英語を習得しているケースも珍しくないんだとか。

オランダの文部省が定めるカリキュラムでも「毎日1時限」と、日本に比べて英語の授業時間を多く取る推奨していて、右脳をフル回転できるイラスト教材、音読、速読トレーニングなど、子供の成長に合わせたカリキュラムも充実しています。子供たちにとって英語は「難しい外国語」ではなく、「気がついたら話せるようになっていた言語」なのだそうです。

学校が大好きな子供たち

オランダの学校では、どの科目をいつ学ぶのか、どのように勉強するかを子供たちが自分で決めることができます。先生が教壇に立って子供が机に向かって学ぶというスタイルとは大きく異なります。自分で何を学ぶのか決めてしまったら学力が身につかないのでは?と気がかりになることでしょう。

ところが、子供たちに「やりたいように勉強したらいい」ということを伝えると、子供は「自分は認められている」と安心して、積極的に学び始めるのだそう。「学校が大好き」「勉強が楽しい」と感じる子供が多いのは、子供の自主性や主体性を尊重していることが理由といえるでしょう。

また、同じ学年をもう一年学べる留年も小学校からできるんだとか。「留年」というと引け目を感じてしまうのでは……と思いますが、分からないまま進級してしまうよりもきちんと理解してから進学するほうが良いという考えが定着しており、本人自らが留年を希望することもあるそう。自分のペースで学べるのも、自信を持てるようになるためには必要なことといえるのでしょう。

オランダの教育方針は、いかに子供の幸せにつながるのかを元に構築されています。日本の教育システムを変えることはできなくても、毎日英語にたくさんふれる、子供が学びたいことを勉強させる、子供の習熟度に合わせて学ぶなど、家庭でも気軽に取り入れることができそうな教育方針もたくさんあります。将来を担う子供の明るい未来のためにも、今できることをしてあげたいものですね。

参考/ PRESIDENT ONLINE「オランダの英語教育事情 ~小学校卒業までに英会話をマスター」 東京学芸大学国際教育センター「在外教育施設における指導実践記録集 「幸福度世界一」の国、オランダの教育に学ぶ」 CHILD RESWARCH NET「【オランダ】 オランダのパラドクス ~先進国で一番幸せな子供が受ける就学準備型ECEC~(第5回ECEC研究会講演録③)」 オランダ大使館「オランダという国」 明光義塾「世界の学校 オランダ王国」

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