社債のリスクって?少しでも金利の高い商品に預けたいな!

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取引先の企業が「社債」を発行したという記事を発見!
「社債」って資産運用になるのかな?資産運用にも興味はあるけど、仕事の忙しさでつい後回しに。

マイナス金利になって、銀行の預金は下がる一方。少しでも金利の高い商品に預けたい!利率が高い社債取引にはどんなリスクがあるのかな?と気になっている方に。

■社債とは

社債とは、一般の企業が発行する債券のことです。設備投資等を目的に、社債を発行することで投資家から資金調達をすることができます。
基本的に借金という扱いになりますので、返済期限が決まっています。返済期限になるとお金が戻ってきます。つまり社債を購入するということは、その会社にお金を貸すことと同じですね。
当然ただでお金を貸すわけではありません。貸出の期間(満期までの期間)一定の利息を受け取ることができます。

国の債権である国債と比較すると、社債の方が高い利息を受け取ることができます。
金利を比較すると、社債>国債>預貯金という順番です。

なぜ、国債より高い金利を取ることができるのでしょうか?
お金を貸す際に「きちんと返してくれるのか?」というのは大事なポイントですよね。国と比較すると一企業の信用力はどちらが高いでしょうか?

国が破たんするリスクと一企業が破たんするリスクを考えてみればイメージしやすいでしょう。お金を貸す際に破たんしないというのが大前提になりますので、国債と比較して信用力が劣る社債はより高い金利を付けないと投資家を呼び込むことができません。
信用力が金利に影響するわけなので、当然各企業毎に社債の金利が異なります。当然ながら信用力が低い企業ほど金利は高くなりがちです。

株式の配当金と何が違うのか疑問をもった方もいるかと思いますが、配当金は利益の分配という考え方なので業績次第で変動します。大幅に黒字の年は増配もありますし、赤字の年は無配(配当なし)ということもあり得ます。

一方、社債は初めから金利支払いを約束した借金となりますので、決まった利息を受け取ることができます。また、株式は永遠に持ち続けることができる代わりに10年保有していても購入金額を下回っている可能性もあります。
一方、社債は購入時に満期(償還期限)が決まっているので、一定の期限が経過したら必ず払い戻しがあります。そのため株式と比較すると、リスクもリターンも少ない投資商品と言われています。

また、気になるのが当該企業が破たんした場合ですよね。借りた金を返したいけど返せない状態を「デフォルト(債務不履行)」と言います。過去にはJALと言った大企業もデフォルトを経験しています。
この場合、貸したお金は戻ってこないのでしょうか?戻ってくるとしたらどの程度戻ってくるのでしょうか?

これはケースバイケースです。
最悪、全額戻ってこない来ない可能性も含めて、投資を検討するべきでしょう。ちなみに、前述のJALのケースでは、投資額の20%程度が払い戻されたそうです。

■社債を購入するにはどうしたらいいの?

「社債を買おう!」と思ったら、どこで買えば良いのでしょうか?
基本的には証券会社で購入することになります。購入する際には、数十万円単位になる社債が多いですが、最近では1万円から買える社債もあるようです。証券会社に証券口座と開設すれば購入可能ですが、注意点があります。

それは購入できるか否かと言うと、その証券会社に社債の「在庫」があるか?次第で買えないことがあります。「在庫」という概念があるため、証券会社によって買える社債が異なります。
お店によって仕入れしている商品が違うことを考えれば、イメージがわきやすいかもしれません。

また人気のある債権ですと、「発売日当日にすぐ完売」なんてことも珍しくありません。
買いたい(投資したい)タイミングでいつでも始められる株式と比較すると、在庫状況を常にチェックしておく必要があるかもしれません。

社債は、満期(償還)時にはお金が戻ってくる比較的リスクの低い金融商品と言えます。
一方デフォルトのリスクもあることを頭に入れて検討して下さいね。

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執筆者:平原 直樹
(ブロードマインド株式会社のベテランファイナンシャルプランナー)
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
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