先進国スイスの出産事情とは? 入院・赤ちゃんのお世話編

先進国スイスの出産事情とは? 入院・赤ちゃんのお世話編

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スイスといって思い浮かぶのは、アルプスの少女ハイジ?または国連などの主要組織の集まる先進国?そんな山奥の先進国スイスでの出産子育て事情を紹介しています。

前回は保険対応のスイスの出産・入院システムをご紹介しました。今回は出産後の入院生活、赤ちゃんのお世話編を紹介します。

入院中は全て自由、フリーダム!

基本は母子同室

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こちらでは母子同室が基本になります。産後LDRでリラックスした後、入院室に移動します。基本的に赤ちゃんはママと同室。赤ちゃん用の小さなベッドがママの隣に置かれます。

おむつの交換や、体重の計測、また授乳の指導を受けたいときはStationという別の部屋に行きます。また、ここで赤ちゃんを預かってもらうこともできます。

助産師さん(以下Hebammeとします)のナースステーションが併設されています。Station内には、赤ちゃんに必要なものが全てそろっており、自由に利用することができます。

第二子出産のフリーダムママを目撃!

第二子出産ともなるとママもだいぶ要領を得ているようです。入院中知り合った第二子出産したママは、なんと入院中は赤ちゃんをずーっとStation内で預かってもらっているというツワモノぶり!

筆者は初産だった為そのあまりのフリーダムぶりにびっくりしたのですが、今となっては、この後始まる本格的な育児に備えて体力を養っておくのは、とても大事な事だと納得できます。

日本とは教育システムから根本的に違う

受け身では何も得られない!

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さて長時間の陣痛に苦しんだ挙句、帝王切開で出産した筆者ですが、休む間もなく赤ちゃんのお世話はやってきます。

育児書は出産前の時間のある時に読んでいたのですが、そのほとんどの本が日本から送ってもらったもの。

その本の情報から、産後はHebammeから合同または個別に赤ちゃんのお世話について丁寧な指導がある、と思い込んでいました。

ここがスイスという事をすっかり忘れていました。まず合同はあり得ません。入院患者が少なすぎます。

私の場合、出産翌日まで産科内でたった一人でした。でも、満月の時など出産ラッシュがたまにあり、そういう場合はにぎわうそうです。

では個別には親切丁寧な指導があるか?というと、こちらでは基本、聞かないと教えてくれません。日本のような丁寧親切な、学校のような指導を想定してはいけません。

余談ですが、これはいろんな場面で遭遇します。まず学校教育がこのスタイルです。教える前にまず考えさせる。日本の教育は、まず教え、その後応用することが多いので真逆のスタイルですね。

つかの間の休憩後、Stationでおむつ替えの指導があったっきり、あとは放っておかれます。

授乳に関しても、まずはやってみて、疑問やうまくできない場合に解決に向け一緒に考えてくれます。

それまで、授乳時間になるとHebammeがやってきて「さあ、授乳の時間ですよ。一緒にやってみましょう!」なんていうのを勝手に想像していただけにオロオロ。授乳時間なんて教えてくれません!

出産直後の疲労と変なテンションの高揚感であまり記憶がないのもあるのですが、それを抜きにしてもおむつ替え以外のお世話をした記憶があまりない!!何時間間隔で授乳していたのだろう?時計を見て時間を図った記憶ゼロ!

幸いなことに、産後直後の晩はStationで預かってもらっていたので、そこでミルクなど与えてもらっていました。

赤ちゃんの着替えは誰がする?

新生児のお洋服,スイス,出産,事情 出典:Instagram: karen2hishoさん*写真はイメージです

さて産後2日目にまず思ったことは、赤ちゃんの着替えをどうするか?という事。ここスイスでは、入院中の赤ちゃんの服は病院で用意されています。

出産後わが子もかわいい服を着させてもらったのですが、朝、夜の間預けていたStationから運ばれてきたわが子は、昨日と同じ服を着たまま!

まあ、そういうものなのか・・・。と筆者は勝手に納得してしまい、その時はそのまま過ごしたのですが、寝汗がひどく服が濡れてきたので、これはさすがにおかしいと思い聞くことに。

するとあっさり、「え?なんで朝着替えさせなかったの?」という驚愕のお答えが!まず、服が同じことに疑問を持たなきゃいけなかったんですね。

そして着替えはどこですかと聞かなきゃいけなかったんですね。勝手にHebammeが着替えさせてくれると思い込んでいました!

そこで、赤ちゃんに必要な物は全てStation内にそろっており、勝手に使用することができるという事をその時に初めて教えてもらいました。

赤ちゃんの着替えは誰がする?当然母親の仕事ですよね。それはもう出産当日から当たり前のように始まっていたのです。

まとめ

スイスの入院生活、赤ちゃんのお世話編をご紹介しましたがいかがでしたか?

所変われば品変わるといいますが、大げさではなく根本的な思想の違いを改めて思い知りました。受け身では何も得られない、これからの子育てでも色々な場面で直面することになります。

さて次回は、びっくり仰天の初めての沐浴をご紹介します。

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