海外で子育て!(8)立ち合い出産は当たり前 ウィーンのびっくり事情

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オーストリア・ウィーンで現地の旦那様と結婚し、いよいよウィーンで出産することになった私。

異国で生活するということは、カルチャーショックの連続ですが、それは出産というシーンにおいても例外ではありません。今回は、オーストリアでの出産事情をご紹介しましょう。

出産事情、日本との違い

立ち会い出産希望する?しない?

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立ち会い出産。これを希望するか、と自分に問いかけてみた時、正直「恥ずかしいな」というのが本音でした。

「私、出産するのを主人に見られるのが恥ずかしいので、一人で産みたいんですけど。」と、助産師さんに告げてみたところ、彼女は鳩が豆鉄砲を食らったような表情に。

「え?なんで?恥ずかしいって何?立ち会いの方がいいわよー。普通立ち会いよー。夫婦の絆も深まるわよー。」と、立ち会い出産の素晴らしさを説きはじめたので、ちょっと困ってしまったことを覚えています。

日本では、約半数のカップルが、パートナーの立ち会いのもと出産するのだそうです。これは、私が思っていたよりも大きな割合だったのですが、オーストリアの場合は、なんと90%のカップルが、立ち会い出産をすることが当然だと思っているのだそうです。

「あなただけが親になるんじゃないのよ、あなたと旦那さん、一緒に両親になるのよ。」助産師さんのこの言葉が私の場合は最後のひと押しとなり、結局私は立ち会い出産を選択しました。結果それは、私達夫婦にとってすばらしい経験となりました。

無痛分娩は追加料金なし!

無痛分娩,海外,子育て,出産 出典:Instagram: kk.miyuu.loveさん*写真はイメージです

日本では、無痛分娩を希望する妊婦さんは、決して大きな割合とは言えないのではないかと思います。9年前に行われた調査の結果では、当時全国平均2.6%だったのだそうです。

それに対して、オーストリアでの無痛分娩の割合は12.9%(2012年度調査)と、まだこちらも少数派なようです。それでも、この10年ほどで2倍になったそうなので、これからも増えていくのかもしれませんね。

日本では無痛分娩を希望すると、5万円〜10万円の自己負担がありますが、オーストリアの保険のきく病院では追加料金はありません。

病院によっては、妊婦さんのための無痛分娩説明会があり、任意で参加することができます。どのように行われるのか、どのような効果があってどのようなリスクがあるのかを、お医者さんが丁寧に説明してくれるのです。

私は無痛分娩を希望していませんでしたが、その説明会には参加してみました。会場には約20人ほどの妊婦さんが訪れていて、ほとんどの方が無痛分娩を希望していました。

最初は無痛分娩を希望しなかった私ですが

無痛分娩,海外,子育て,出産 出典:Instagram: aska.xoxoさん*写真はイメージです

単なる好奇心で出かけた説明会でしたが、私は後に、出かけたことをとても感謝することになります。私のお産は、思わぬ難産になってしまったのです。ぐったりする私にお医者さんが「無痛分娩に切り替えます。よろしいですか?」と聞いてきました。私はもう、首を縦にふるのがやっと。

「それでは、こちらにサインを、、、。」と、出てきたのが、ドイツ語の細かい文字でびっしりうめられた承諾書。いや、今、それどころじゃありませんから。

「ちょっと読む元気ないんですけど、何が書いてるんですか?説明会でやった内容ですか?」と、聞くと、お医者さんがそうですよ、と仰ったので、安心してサインすることができました。

オーストリアでは、痛みを心配する妊婦さんだけのためでなく、私のケースのように、出産が長引いて体力を消耗した妊婦さんのためにも麻酔が使われます。

完全に下半身の感覚を失うような麻酔ではなく、立ったり歩いたりもできますし、赤ちゃんが出てくる感覚もわかるので、いきむこともできるのですが、痛みだけを和らげる麻酔だったため、麻酔がきいてからはとても快適なお産でした。

まとめ

まさに、ところ変われば出産変わる、といったところでしょうか。午前11時30分、私の赤ちゃんは無事私たちのもとへとやってきました。

午後、赤ちゃんとまったりお部屋でくつろいでいると、お医者さんが入ってきて一言。「母子ともに健康だね!どう?もう、今日おうちに帰る?」

えっ!?

オーストリアの人は出産当日にもうおうちに帰っちゃったりするんですね!赤ちゃんが産まれてからも、さらなるカルチャーショックは続くのでした。

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