「向かない仕事を続け疲弊…」 がんばり続ける影に隠れている本音とは? 【心屋仁之助 塾】

「向かない仕事を続け疲弊…」 がんばり続ける影に隠れている本音とは? 【心屋仁之助 塾】

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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「向かない仕事を続け疲弊している」という、みきさん(45歳・教員)に、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。


© Sergey - Fotolia.com


■みきさんのお悩み
今まで一人息子を育てる為に、あまり向いていない教員の仕事を続けてきました。今の夫とは再婚で、夫は仕事を辞めてスキルアップの為に勉強中です。生活の為には私が仕事を辞めるわけにはいかないのですが、多忙で打ち込めずにいた、陶芸や絵を描くことに没頭したくて、たまらなくなりました。

疲弊して帰宅すると、高校生の息子と夫がのんびり寛いでいることに苛立ちが募り、苦しい毎日です。教員の仕事に全く未練はありませんが、年収600万を捨てられません。このまま老いていくのが辛い。仕事を辞めるのは無責任でしょうか?

■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより
こんにちは。向いていない仕事を生活のために続けてこられて、本当に頑張ってこられたのだと思います。辛かったですね。ご相談ありがとうございます。

まず、みきさんの問題の本質はどこにあるか、見ていきましょうか。

趣味ができないこと?
教員の仕事が向いていないこと?
旦那さんが仕事をしてくれないこと?
息子さんを(自分が)養わなければならないこと?

これらは一見、問題に見えますが、ひとつをどうにか解決したとしても、きっと次の問題を見つけてくるでしょう。

あなたの中に、ぎゅっと握りしめていていて、なかなか手放せない「根っこ」があるとしたらそれは何だと思いますか? それは年収600万円の陰に隠れていて、お仕事を辞めずに続けることで向き合わずに済んでいることなのだと思いますが、いかがでしょう。
 
 

『高校生の息子と夫がのんびり寛いでいることに苛立ちが募り…』とありますが、このとき、心の中ではどんな言葉が浮かびますか? どんなひどいことを言ってやりたくなりますか?

そこに本音が隠れていますよ。
たとえば、

「私ばっかりこんなに頑張っているのに!」
「私の気持ちなんて知らないで!」

もしかしたら、教員というお仕事中にも上司や生徒たちに対して同じような気持ちになることもあるかもしれません。今はそれは横に置いておくとして、上記の言葉は、相手をののしったり、責めたりする言葉で本音ではありません。本音が言えないからこんな言葉で相手を責めて、分かってもらおうとしてしまうのが私たちの習性なのです。

では、言えない本音ってどんなことでしょう。今から一緒に声に出してつぶやいてみてください。

「助けて」
「一緒にやってほしい」
「分かってほしい」
「私できないの」

きっとこれを言えるようになったらあなたの世界が変わります。
また、こんな言葉も出てくるかもしれません。

「感謝しろー!」
「誰のお陰で生活できてると思ってるんだ!」

ね。怒ってるんですよね。ずっとずっと、頼ったり甘えたりできずに(してはいけないと思って)、ひとりで背負ってきたから、今さら怒りすら出せない。そりゃ、疲れてしまいます。

では、もっといきましょうか。これは旦那さんにずっと言えないでいた言葉かもしれません。

「私と息子を養って」
「甘えさせて」
「すべてを忘れてのんびり休みたい」

本当は頼りたい。分かってほしい。だけどそんなことを求めてはいけない、とどこかで思ってしまったから、自分の気持ちを無視して頑張り続けてきたのかもしれません。

心の奥で「できない自分は甘えさせてもらう価値がない」。そんな風に思っていませんか? ここを手放していいのです。できないからこそ頼っていい。一人では無理だから甘えていい。そこに対価もなにも支払わなくていいのです。

できないみきさん。周りはそれを早く見せてほしいんです。それを隠してできるふりしてるから、周りは頑張らせてくれている。ああ、お母さんまだできるんだな。じゃあ、出番が来るまでのんびり体力温存しておくか~。それまで好きなことやるか~!って。

まずは本音をご主人に話してみてください。「私は」を主語でね。息子さんに伝えるのもいいでしょう。話してみたときに、自分が気兼ねしてきたこと、相手を決めつけていること、自分と相手の本音にも気づくかもしれません。

上手に伝えられなくてもいいんです。あなたは気持ちを話すことを練習してこなかっただけだから。怒りたくなったら怒ってもいいんです。それを出せるのが家族です。ダメダメを見せて家族をびっくりさせてあげてください。

そのことで「あたらしい家族の形」を作っていけばいいのです。

最後に、このカラクリを、お仕事にも置きかえてみてください。もう頑張るのはやめて、周りに降伏していきましょう。白旗パタパタ!


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(志緒村亜希子)
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