保育士が教える!小学校入学前に準備しておきたいこと

保育士が教える!小学校入学前に準備しておきたいこと

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保育園や幼稚園で、パパママ、先生に愛されて心も身体もすくすくと育った子ども達。保育の庭から学業の庭へと旅たつ時が迫ってきています。

今回は入学を控える年長児さんの小学校までに準備をしていきたいことを保育士の目線から考えてみようと思います。

子どもが安心して巣立ち、学びの庭を楽しむことができるように、すぐにでも実践できることを中心に少しずつ準備を進めていきましょうね。

生活リズムを小学校のリズムにかえる

徐々に生活のリズムをかえていきましょう

登校する子どもたち,小学校,入学前,準備 出典:Instagram: apricot_apriさん*写真はイメージです

保育園や幼稚園の1日と小学校での1日は全く違うといっても良いでしょう。

もちろん保育園や幼稚園でも就学に向けて、4歳頃からを目安にお昼寝の時間がなくなったり、5歳になれば小さなお友達がお昼寝をしている時間に園によってはドリルのような道具を使って勉強の疑似体験をしたりすることもあります。

また、小学校でも最初からバリバリと授業をするわけではないようで、保育園・幼稚園と小学校が連動しながら徐々に子ども達の生活を移行していくようになっています。

では、そうした仕組みがあるのだから家庭では何もしなくても良いのか?と聞かれたら勿論そうではありません。家庭だからこそできることもあるのです。それが生活習慣の移行です。

保育園の場合には子どもの起床時間は、多くの場合にはパパママの仕事の始業時間に合わせていたのではないでしょうか。ですが、小学校はいくらパパママの始業時間が早いからと言って早朝保育の様にしてくれるわけではありません。始業時間が遅い場合もそうですね。

なので少しずつで、できる範囲で良いので起床時間は小学校に行くときを想定した時間になるように調整していきましょう。

朝の支度の時間、朝食の時間そして子どもが歩いて通う時間に少し余裕を持ったくらいの時間は確保できるリズムが欲しいですね。

特に朝食を取る習慣が身についていない場合には、学業の妨げとなることがあるので、就学前にはしっかりと朝食をとる習慣も見につけておいた方が良いでしょう。

お箸と鉛筆しっかり使えていますか?

子どもの今後の学習意欲にも影響します

鉛筆で文字を書く子ども,小学校,入学前,準備 出典:Instagram: misagudeさん*写真はイメージです

さて4月から就学を控えるお子さんがおられるパパママ。お子さんの箸や鉛筆の持ち方はどうでしょうか?たかが箸や鉛筆、少しくらい持ち方がおかしくてもご飯を食べて、字も書けるなら問題ないなんて考えは間違いです。

鉛筆や箸になぜ持ち方が存在するのか、それは効率が良いからです。

クセのある持ち方というのは一見するとその子どもに合った形で定着しているように思うかもしれませんが、例えば黒板を写す作業も増える小学校では鉛筆で字を書く時間がとても長くなります。効率のよい正しい持ち方をすれば少ない力ですみ、多く書くことができます。

ではクセのある場合にはどうなるかというと、偏った部分に負担がかかりやすく疲れやすくなるのです。疲れた手を必死で動かして写しても授業は頭に入りませんね。

授業が頭に入らなければ勉強の理解は自然と遅れます、すると勉強に苦手意識が芽生えたり、嫌いになったりします。

箸の持ち方も同じです。保育園や幼稚園でも5歳頃からは昼食を完食するまでの時間をなるべく短くしようとします。小学校では給食の時間が保育園などより短い為に、準備のためにこうしたことをするのです。

正しい箸の持ち方で食べないと、効率が悪くなってしまい完食までに時間がかかってしまいます。また、箸使いや鉛筆の持ち方というのは他のお子さんも見ているので「あの子の持ち方おかしい!」なんてイメージを持たれてしまうのはパパママにしても、お子さん本人からしても不本意ですね。

お子さんが勉強に集中できるように、不本意な視線にさらされないように鉛筆と箸の持ち方は改めて見てあげる必要があると思います。

もしクセがついている場合には矯正が必要となりますが、それについては別の記事で箸の持ち方の中で書いていますのでそちらも参考にしてみてください。

子どもの安全基地を作りましょう

就学する小学校にはお子さんが頼れる人がいますか?

小学校のお友達,小学校,入学前,準備

保育園や幼稚園から小学校へと巣立つことは、それまでの進級とは全く違う環境の変化になります。保育園や幼稚園で複数のクラスがあったとしても、知っているお友だちはたくさんいるし、直接的な関わりがなくても夕方や朝に一緒に遊んだことのある先生が担任になる。というくらいの環境の変化でした。

小学校への進学となると住んでいる学区によって小学校が決まっていたり、小学校受験などで私立の学校へと進学する場合もあるでしょう。ということは仲の良かったお友だちと離れることもあるでしょうし、場合によっては知っているお友達が全く居ないという場合も少なからずあります。

ここで就学前に保育士としてパパママに確認して欲しいなと思うのは、就学する学校に子どもが安心して頼れる存在がいるのかどうか、です。

とても中の良い幼馴染がいる。お子さんのお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる。いつも公園で遊んでくれる近所のお兄ちゃんお姉ちゃんがいる。など、子どもが不安を感じた時に「この人がいるから頑張れる」という人がいるのかどうかも大切です。

もちろんそうした存在がいないから子どもが学校を嫌いになる。という話ではありません。入学時にそうした存在がいなくても子ども達は自分たちで、また小学校の先生などの力も借りながら自然と安心できる友だちを見つけていきます。

過保護や過干渉といた「過ぎた愛情」は時に自粛する必要もありますが、お子さんが安心して就学する為にパパママができることはしておいて損はないのではないかな。と思います。

予防接種の確認も大切です!

小学校も多くの子どもが一緒に生活する場です。予防接種の確認をしましょう!

注射器,小学校,入学前,準備 出典:Instagram: kaorange131211さん*写真はイメージです

保育園や幼稚園と同様に小学校も多くの子ども達が共同生活をする場です。冬季によく話題となるインフルエンザの学級閉鎖があるように、感染症が流行ることも珍しくはありません。そこで予防接種の確認を早いうちからするようにしましょう。

予防接種は重要度の高い感染症(重篤化しやすい、感染が拡大しやすい)を国や自治体の援助の元で受けることができる「定期接種」と、重要度の低い(重篤化しにくいもの、インフルエンザのように毎年型が変わるもの)ものを自己負担で受ける「任意接種」という2種類があります。

「定期接種」は基本的には皆さんが受けられていると思うのですが、たまたま体調が悪化したり、忘れていたりで定期接種の期間に受けることが出来なかった場合もあるので確認が必要です。

<定期接種の感染症>
・麻疹・風疹
・ヒブ(インフルエンザB型)
・水痘(水ぼうそう)
・肺炎球菌
・4種混合(破傷風・ポリオ・百日咳・ジフテリア)
・日本脳炎

<任意接種の感染症>
・インフルエンザ
・B型肝炎
・流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
など。

上記の様な感染症は耳にしたことがあるでしょうし、やはり子どもの安全の為には受けておきたいものばかりです。

特に「定期接種」に定められているものは推奨されているだけなら受けなくても良いのでしょう?などとは考えずにお子さんの為にも、受けていない場合にはかかりつけの医師に相談して接種してきたいものです。

まとめ

保育の庭から学びの庭へと子どもが安心して巣立つように今からでも確認をしたい項目をあげて説明をしていきました。

生活リズムというのは一朝一夕では変えることはできません。今の保育園・幼稚園のリズムから急に小学校のリズムに変化してお子さんが困らないように「生活リズムを小学校のリズムに替える」ことを徐々に始めていきましょう。

箸や鉛筆というのは単なる道具ではありません。箸は食事の道具でありマナー・作法も関係するものです。鉛筆は勉学のサポートをしてくれるものです。就学前に「箸と鉛筆がしっかり使えているか」の確認はしておきましょう。もし変なクセがついてしまているのなら就学までに矯正しておくことをおすすめします。

子どもが安心できる存在が小学校にいるのかも親としては確認をしておきたいものです。もし、居ないのであれば親同士の繋がりなどから入学する小学校に就学するお子さんと顔を合わせる機会をもつのも良いでしょう。

小学校も感染症の危険があります。定期接種の確認と、任意接種の中で必要と思うものがあれば入学前に受けるようにしましょう。

就学はパパママにとっても、お子さんにとっても楽しみでもあり、不安もいっぱいです。その比率を少しでも楽しみが多いようにする為にも今確認できることは今のうちにしておきましょう!

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