息子の障害を受け入れられずにいた夫から届いた1通のメール。そこには…

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息子にADHDがあるとまだ知らなかった頃。夫は息子にとても厳しく…

息子の障害を受け入れられずにいた夫から届いた1通のメール。そこには…の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044033611

我が家にはADHDがあり、現在不登校の小学4年生の息子がいます。

昔、息子にまだ発達障害があるとわからなかった頃、

言うことを聞かず、動き回る息子に対して夫はよくブチギレてました。

公共の場所で、皆が振り向くような大声を出して怒鳴り散らしたり、時には手を上げたりすることもありました。そこに来客がいようが、大勢の人が行き交う場だろうが関係ありません。

夫は基本的に柔和な性格ですが、プライドが高い一面もあります。

夫が息子を叱る様子を見ていると、どうやら息子の「行動そのもの」ではなく、「自分たち家族がどう見られているか」という世間体を気にして叱っているようでした。

私は夫の態度について諭すこともありましたが、夫は私の話を受け入れる様子はありませんでした。

「息子は発達障害かもしれない」そう話したとき、夫の反応は

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そんな夫に、「息子は発達障害かもしれない」という話をしたとき、どうだったと思いますか?

ご想像の通り全く受け付けませんでした。

「ワシの息子が頭おかしい言うんか!」
「息子を頭おかしい奴らと一緒にするんか!」

こんなことを言うのは日常茶飯事で、もっと聞いたこともないような差別用語のオンパレード。

世間体を気にする性格ゆえに、「障害」という二文字に過剰に反応してしまったのだと思います。

それにしても、認めないにもほどがありました。

私はそんな夫の様子をみて、心底呆れました。

私は発達障害の息子の頭の中がどうなっているか知りたい気持ちが大きかったのですが、自分の子どものことを受け入れられない夫を「心が狭い」と完全に軽蔑してしまっていました。

無理に理解を得る必要はないかもしれない。そんな葛藤を抱えながらも

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そんなとき、前に幼稚園の親の会で園長先生が、

「お父さんの理解が得られるに越したことはないけれど、そんなことに神経すり減らして費やしている間に、子どもはどんどん成長してしまいます。

理解が得られないなら、もうお父さんを無視してお母さんだけで前に進むのも1つの手だと思います。」

とおっしゃっていたことを思い出しました。

この言葉は何度も私の脳裏をかすめました。

確かに、それも1つの方法ですし、子どもの成長は待ってくれません。

ですが私はやっぱり夫の理解を得ることにこだわりました。将来まで息子のことを1人で抱え込むことはやはり辛かったですし、自分たちの子どもは2人で育てていきたいと思っていたからです。

夫には色々なタイミングで、さまざまな角度から何度も何度もあきらめずに話をしていきました。

夫が息子の障害を受け入れるきっかけになったのは、義母の言葉だった

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実は、夫と息子には似ているところもあります。

すぐ癇癪を起こしたり、忘れ物が多くて言われたこともすぐに忘れたり、片付けができなかったり…

もしかすると自分と似ている息子に「障害」があるのだとしたら、自分にもその可能性があるかもしれないという恐怖が、夫の中にあったのかもしれません。

そのせいか、息子の優秀なところを素直にほめられなかったり、息子と張りあったりする場面もありました。

しかしそんなとき、我が家の場合は幸運にも、義母が私の救世主となってくれました。

義母は、仕事柄子どもと接する機会のある方で、息子と同じように困っている子どもたちを目にすることもあったようです。

夫が息子の発達障害を受け入れないことを伝えたとき、義母は私と同じように憤慨してくれました。

そして夫との電話で

「早く気づいて良かったじゃない!父親のあなたが認めてやらないでどうするの!?

と仰ってくださったのです。

その頃から、夫は少しずつ私の話に聞く耳を持ってくれるようになりました。

ある日、夫から届いた1通のメール。そこには…

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先日、夫からこんなメールを受け取りました。

「私も〇〇(息子)が学校に行かない事が最初は不安だったけど、最近はあまり心配してない
〇〇は私よりも優秀で才能ある。また、私と違いしっかりしている。
いつまでも彼は息子で愛おしい。彼が進みたい道に行けるよう、精一杯やる。

産まれた時に初めて抱き上げた時の事を今でも覚えている。
〇〇には特別な思いがあるのよ。同性で、しかも私によく似たところもある。自棄を起こすところとか。
しかし彼は私みたいなところがあっても、しっかり芯を持っていって欲しいし、多分その辺は大丈夫と思うの。
どちらにせよ、ヘタに学校行ってこじんまりとして欲しくないのね。
学校行くのに納得して行くならいいんだけど、行くのがイヤだからとかそういうので無く、なんか学校に違和感みたいなのを感じたなら別に行かなくとも良いのね。

皆が行くから、って違和感感じながらも学校行って大学行って、っていう私みたいにならなくとも良いのよ。

あの誰にもない感性は大事にしたいデス。」

夫の理解を得ようと悩み続けた2年間。いま振り返って思うことは

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この問題は、家庭ごとに千差万別ある本当に難しいことだと思います。

我が家の場合、夫の理解を得るまでには2年程かかりました。

子どもの日々を考えると2年というのはとても大きいですが、夫の無理解に直面してからの期間としてはとても短い方だという実感です。

私の場合も、義母と連携が取れない状態だったらまだ悩みの渦中にいて、もしかすると離婚を考えていたかもしれません。

私は夫に一緒に相談機関や医療機関などに出向いて欲しかったわけでなはく、積極的に発達障害や療育について勉強したり、口出ししてほしかったわけでもありません。

ただそこにいる我が子のありのままを、当たり前のように正面から認めて欲しかった。

その気持ちが伝わったからこそ、こんなメールを受け取ることができたのだといま振り返って思っています。

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