子供の喘息、中耳炎…たばこの煙が原因かも!『受動喫煙』が与える子供への影響

子供の喘息、中耳炎…たばこの煙が原因かも!『受動喫煙』が与える子供への影響

Bu facebook
Bu twitter
883376fb49ec7296cbc38c9ea302cb61_s

風邪になるとすぐに気管支の炎症を起こす、いつまでたっても中耳炎が治らない…そんな子供の症状に悩んだこと、ありませんか? 実はその症状、“たばこの煙”が原因かもしれません。

喫煙者の周りの人が本人の意思にかかわらずたばこの煙を吸ってしまうことを『受動喫煙』といいますが、今、この受動喫煙が子供に与える影響が大きな問題となっています。 一体どのような影響が出ているのか、対処法と合わせてご紹介します!

想像以上に怖い!子供の受動喫煙

子供は大人より呼吸器や中枢神経が未発達です。そのため大人より少量の受動喫煙で病気を引き起こしてしまう可能性があることがわかっています。

受動喫煙が原因の一つとされる子供の病気

・呼吸障害(気管支炎、小児ぜんそく) ・中耳炎 ・アトピー性皮膚炎 ・虫歯

これらは小さな子供なら誰でもなりやすい病気ですね。そのため、特に原因を考えることは少ないです。 しかし、世界保健機関(WHO)の報告によると、両親が喫煙者の子供は非喫煙者の両親の子供に比べ、風邪にひく確率が5.7倍、喘息や中耳炎は6倍も高いことがわかっています。

目の前で吸わなければ大丈夫!?

“子供の受動喫煙”と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは“子供の目の前でたばこを吸う状態”だと思います。 目に見えるあの煙さえ子供が吸わなければ大丈夫…そう考える人が多数だと思いますが、実は受動喫煙は煙にさえあたらなければ大丈夫、というものではないのです。

受動喫煙の大半は“室内の空気中に残っているたばこの煙を知らないうちに長時間吸っている”ために起こります。 夏の暑い時期や冬の寒い時期、エアコンを付けて部屋の温度を一定にしているとなかなか窓を開けませんよね。 たばこの煙は非常に粒子が小さいため、見えなくなっても、またその匂いを感じなくなってもずっとその空間に漂っています。 そのため、親が喫煙した後の部屋で子供が長時間過ごした結果、その子供は親が目の前で喫煙していた場合と同じ、もしくはそれ以上の煙を吸うことになってしまうのです。

子供と同居する喫煙者が注意しなければならないこと

このため、子供と同じ室内で暮らす喫煙者がたばこを吸う場合には、以下のことに気を付けなければなりません。

・基本的には屋外で吸う ・子供不在時に室内で吸う場合は、子供が帰宅するまでに必ず窓を開けて室内を換気(風が通るように窓は二か所開けると効果的。窓がない室内での喫煙は避ける)

また、たばこの煙は喫煙者の服や持ち物にはもちろん、肌や髪にもついています。 吸った直後の喫煙者自身の息にも含まれているので、喫煙後子供と接する際には以下の注意が必要です。

・喫煙後しばらくは子供に近づかない ・服を着替える、十分にはたく ・うがいや歯磨きをする ・シャワーを浴びる

なお、空気清浄機はたばこの『臭い』は取りますが、たばこに含まれる『有害物質』を取り除くことはできません。 そして、換気扇の下やベランダなどでたばこを吸っても受動喫煙を防ぐ効果はあまりありません。

妊娠したら禁煙をする女性は多いですが、パートナーが妊娠したからと禁煙する男性は意外と少ないですよね。そして、禁煙しない男性はそのまま喫煙者としてパパになります。 たった1本のたばこが子供を病気にしてしまう…そのリスクを避けるためには、喫煙パパには喫煙場所や喫煙後の子供との接し方を見直してもらいましょう!もしかしたら、今まで禁煙を渋っていたパパもこれを機に禁煙してくれるかもしれませんね。

参照/ 日本小児科学会「こどもの受動喫煙を減らすための提言」 たかだこどもクリニック「こどもの受動喫煙を知っていますか?」 東亜日報「子供の風邪をひく確率が5.7倍に、子供にもっと危険な受動喫煙」 医療法人泉秀会 かわい病院「Q&A 喫煙がこどもに及ぼす影響」

関連コラム

コミュニケーション力は赤ちゃんの頃の生活環境が大切!人との関わりで心を育てよう
鼻くそにはばい菌がいっぱい!子供の鼻ほじりをやめさせるには?
低血圧が原因で不登校になることも…見逃したくない子供の低血圧
実はひそかに流行中!アタマジラミのみつけ方や対策法は?

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP