1~2歳の子供にさせていい我慢とわるい我慢

1~2歳の子供にさせていい我慢とわるい我慢

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「○○が欲しい」「○○したい」「○○はイヤ」など、子供は日々たくさんのことを主張しますよね。 何もかも子供の思い通りにさせていたらわがままな子になってしまうのでは?という不安や、しつけのために……などの理由で「我慢しなさい!」と言うことは多いのではないでしょうか。

もちろん、我慢を覚えることも、子供たちがこれから社会の中で生きていくためにとても大切なことです。 しかし、あれもこれも我慢させてしまうのはNG。精神的な成長に悪影響が出て、我慢強い子になるどころか、わがままで自分勝手な子供に育ってしまう可能性すらあるのです。 そこで今回は、子供にさせていい我慢とさせてはいけない我慢についてご紹介します。

子供にさせるべき我慢とは?

1.子供自身の怪我や事故につながること

1~2歳児の時期は、だんだんと自我が芽生え、好奇心も旺盛になっていくころです。 道路に飛び出したり、キッチンなどで刃物やガスコンロに触ったり、高いところから身を乗り出したりと、危険なことをしてしまう時期でもあります。 こういった、一歩間違ったら大怪我や命の危険につながりかねないことについては、親がきっちりと注意して止め、我慢させましょう。

2.他の子を傷付けるようなこと

物を投げる、友達を突き飛ばす、悪口を言うなど、他人の心身を傷つける行為も我慢させるべきことです。 「ダメでしょ!」などと注意するだけでなく、「こんなことをしたら、お友達はどう思う?」「もしあなたがこんな風にされたらどう思う?」と相手の立場に立って考えるように促してあげるようにしましょう。

3.他者の迷惑になること

公共の場で走り回る、大騒ぎする、散らかしたり汚したりするなど、他人に迷惑をかけることに関しても注意して、我慢を覚えさせましょう。最初から公共の場所でのマナーをすべて実践するのは難しいでしょうから、まずは“電車で移動する数駅分の間、静かに座っておく”などから始め、徐々にステップアップしていけると良いですね。

我慢させるときのワンポイント

とにかく「ダメ!」「我慢しなさい!」と頭ごなしに言うのではなく、どうして我慢すべきなのかを話して聞かせてあげることが大切です。また、子供が「我慢させられた」と不満感を持つのではなく、「我慢できた!」と達成感を抱き、自信や自立心を身につけられるようにすることが成功のカギですよ。

子供にさせてはいけない我慢とは?

1.親の一方的な都合を押し付けること

「今日は○○してあげるね」と子供に約束をしたのに、忙しいなど親の都合で約束を果たせなくなってしまうこともありますよね。こんなとき、「どうして○○してくれないの!」と駄々をこねる子供を叱って我慢を強いるのは良くありません。 子供に悪い点がないにも関わらず我慢させざるをえないときには、きちんと子供に「ごめんね」と謝り、できる限り事情を説明してあげましょう。

2.自立につながること

自我が芽生え「何でも自分でやりたい」と思っている子供に対して、時間がない、子供だけではまだちゃんとできないからと親が代わりにやってしまうのもNG。子供が自分でできるよう、親が意識して早め早めの行動を心がけるようにするなどして、子供の自立心を妨げないようにしてあげてくださいね。

3.運動や遊び

1~2歳の子供たちにとっては、体を目一杯動かして遊ぶことはとても大切です。運動や遊びを我慢させてしまうとストレスが溜まってしまいますし、発育にもよくありませんから、家の中だけでなく公園や児童館などにも連れて行って、思い切り動き回れるようにしましょう。

4.過度の譲り合い

公園や児童館などに行くと、子供同士でちょっとしたトラブルになることもあるでしょう。 子供が遊具に並んでいるのに、他の子供に横入りされてしまったり、児童館で遊んでいたおもちゃをお友達に取られたりしたとき、親はついつい「我慢しなさい」「譲ってあげなさい」と言ってしまいがちですが、このように他人を優先させることばかり強いていると、「なぜ自分だけが我慢しなくてはならないの?」という思いが子供の中に生まれてしまいます。

こういうときは「お友達に『ちゃんと順番を守って』って言ってみたら?」と背中を押してあげたり、「『今遊んでいるからあとでね』って言ってみようか」と適度に守ってあげたりしましょう。 こうすることで、自分の気持ちを相手に言える勇気のある子供になります。

5.甘えること

1~2歳の子供は甘えたい盛りです。忙しい、下の子に手がかかるなど理由があるにしても、甘えるのを我慢させないようにしましょう。 この時期の子供がママやパパに甘えたいと思っているときは、親としてできるかぎり受け止めることが大切です。親に充分に甘えられた子供は「自分は愛されている」と感じ、自分を大切にできる子供になるだけでなく、自信を持ち、自立できるようになると言われています。

忙しい毎日の中で、ついつい子供に「させなくてもいい我慢」をさせてしまっていることに気づいたという方もいるかもしれません。 まずは、子供が触ると危ないものはあらかじめ隠しておくなど、我慢させなくても良い環境を作ることから始めてみてはいかがでしょうか? また、「今日は電車に乗るけど、頑張って静かにしていようね」など事前にどうするべきかを伝えて約束しておくなど、子供が心の準備をできるようにするのもおすすめです。 子供が「我慢しすぎ」になっていないかチェックして、健やかな心身の成長をサポートしてあげてくださいね!

Photo/ellyn

参照/ PHPファミリー「子どもにさせていい我慢、わるい我慢~のびのび子育て」 PHP INTERFACE「[1~6歳]子どもにさせていい我慢・わるい我慢」 東洋経済ONLINE 「「我慢しない子」ほど、将来優しい大人になる」

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