子どもの不登校による生活リズムの乱れ 昼夜逆転には理由があった!? 

子どもの不登校による生活リズムの乱れ 昼夜逆転には理由があった!? 

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不登校になると、生活のリズムが狂い、夜更ししてネットやゲームばかりをして心配と悩むお母さんは多いものです。

落ちこむ子ども

© altanaka - Fotolia.com



我が家もそうでした。生活リズムが乱れるのには理由があり、それを知ることで親の考え方も対処法も変わります。

■ゲームやネットにのめりこむ理由がある
子どもは不登校になった自分に対して罪悪感を持ったり、「自分はダメな人間だ」と考えたりします。将来への不安を感じて、精神的に不安定になります。ゲームやネットに没頭するのは、不安定な心のバランスを保つためなのです。

ゲームやネットに集中している間は嫌なことを考えずにすむので、不安から解放されます。また、罪悪感や葛藤から起こるストレスをゲームで発散できます。ネット上で新しい人間関係を築き、コミュニケーションの場が広がることも。

だから、「ゲームやネットばかりして!」と叱ったり否定したりするのではなく、いまはそういう時期なのだと見守ってあげることが大切です。気持ちが落ちついてくれば、いつしか自分から離れるときがくるでしょう。

■自分を認めることで生活も改善される
昼間は家族や外の世界が気になって心が落ちつきません。傷ついている子どもは周りを拒む一方で、周囲からの目がとても気になっているようです。家族がふつうに生活しているだけで、学校へ行っていないことへの罪悪感を意識してしまうというのです。だから、夜遅くなり、家族も世間も寝静まると心が休まり、活動できるようです。

とはいえ、夜更しが体に良いわけはありません。できれば生活リズムを戻してほしいところですが、否定や注意をすると、傷ついている子どもの心の逃げ場を奪い、追いつめることになります。

生活リズムは、本人が自分の不登校を受けいれられるようになったとき、自然と改善されると言われています。不登校を受けいれるとは、自分が常識的、一般的ではない人生を歩んでいると認めることです。それは容易ではなく、とても時間がかかります。親は本人が気づくまで、子どもを信じて待つよりほかありません。



■お母さんは生命線、ひとりで抱えこまないで
生活リズムが乱れると、胃腸の調子が悪くなり、一時的に食欲もなくなります。私の子どもも、1ヶ月ほど固形物を食べられなくなり、苦しんだ時期がありました。ストレスや葛藤を抱えているときは、さまざまな身体反応も出てきます。

あせらず、お医者さんと相談しながら消化の良い食事をつくって対応しましょう。

あとから子どもに言われたのが、「お母さんがつくる食事がいちばんいい」ということ。私は特別料理が上手なわけではありません。お母さんの愛情が伝わりやすいのは、手づくりのごはんなのかもしれませんね。

不登校の子どもを持つと、いちばん疲れるのはお母さんです。心と時間と労力をたくさん費やして子どもに寄りそうからです。不登校の子どもにとって、お母さんはまさに生命線。大切なのは、お母さんがひとりで抱えこまないことです。

お母さんが倒れてしまったら、子どもの生命線が絶たれてしまいます。ほかの家族とも協力しながら、お医者さんやカウンセラーなど相談できる専門の機関を利用することをおすすめします。
 
 
 
(角舘有理)
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