普通預金と定期預金の使い分けってどうしたらいいの?

普通預金と定期預金の使い分けってどうしたらいいの?

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今まで貯金は普通預金に預けっぱなし、という方も多いのではないでしょうか。それなりに貯金額も増えてきたので、普通預金だけじゃもったいない気もするけれど・・・「定期預金」との使い分けってどうすればいいのかな?

今回はそんな疑問をお持ちの方に、「普通預金」と「定期預金」の使い分け方について解説します。

■定期預金のメリットとデメリット

そもそも普通預金と定期預金、何が違うのでしょうか?

いつでも引き下ろし可能なのが普通預金、原則一定期間引き下ろせないのが定期預金です。
普通預金と比較すると、一定期間下ろせないため利便性が落ちる分、金利が普通預金より高くなっています。この金利の高さが定期預金のメリットであり、利便性の低さがデメリットであると言えます。

もし、定期預金を満期前に解約した場合はどのようになるのでしょうか?
「預金元本を割り込んでしまうのでは?」と心配される方もいると思いますが、ご安心ください。元本を割り込むことはありません。ではどの様になるのでしょうか?

実際には、中途解約利率という低い金利が適用されます。つまり、本来期待していた金利(定期預金の金利)より低い金利が適用されるということです。
中途解約利率は、おおむね普通預金と同じ金利になっていることが多いですが、定期預金をご検討の方は直接金融機関に確認すると良いでしょう。
いずれにせよ、中途解約しても損をするわけではないので安心ですね。

■定期預金と普通預金との金利差

前述の通り、普通預金と比較すると定期預金は金利が高いと言われています。実際にはその通りですが、日本銀行によるマイナス金利政策の影響もあり、現在ではそれほど金利面での優位性は無くなってきています。

某大手都市銀行の金利を見てみると、それぞれの金利は以下の通りです。
・普通預金:0.001%
・定期預金(1年):0.01%
・定期預金(10年):0.01%

数値だけみると、定期預金には普通預金の10倍の金利が設定されています。ところがあまりに金利が低すぎて、実際にはあまり意味がないかもしれません。

実際に、100万円をお持ちの方を例に考えてみましょう。
普通預金:100万円×0.001% ⇒10円
税金が約20%取られるため実質8円

定期預金:100万円×0.01% ⇒100円
税金が約20%取られるため実質80円

その差、わずか約72円です。もちろん「塵も積もれば・・・」という面もありますが、実際にはそれほど大きな意味がないのが実情です。
つまり、「金利が普通預金より高い」ということはは間違いではないのですが、そもそもの金利が低すぎて優位性につながらないと言えます。
では、こうした状況を踏まえて、定期預金をどう使っていけばよいのでしょうか?

■FPおすすめの使い分け方とは?

現在の金利では、お金を増やす手段として、定期預金を採用するのは難しいと言えます。ですので個人的には、定期預金はお金を区別するために利用するのがよいと考えています。
しっかり貯金をした結果、普段利用している普通預金の額は増えていきますが、貯金残高の多さに油断して、ついついお金を使いすぎてしまうリスクもありますよね。
そこで、貯金の一部を定期預金に預け替えることで、普通預金の口座が減り、結果、自身の使っていい金額を明確化することが可能です。

また、定期預金は満期まで預けることが原則ですので、満期のタイミングまで使うことがなければ、確実に未来へお金を残しておくことができます。
その際に定期預金を小分けにして、期間の異なる定期預金をいくつか用意することも効果的です。

特に年に1度訪れる「固定資産税」や、数年に1度訪れる「車検代」など、定期的に繰り返されるまとまった出費が発生するタイミングに合わせると効果的です。
ご自身のライフプラン上、まとまった出費が発生するタイミングに合わせるということです。
 
金利としては、魅力的ではなくなってしまった定期預金ですが、ライフプランと照らし合わせることで、意味のある商品に変えることができます。
ご自身のライフプラン次第で満期のタイミング設定も変わってきます。一度ゆっくりご自身のライフプランを考えてみてくださいね!

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