アレルギー、喘息…子どもをカビから守る家庭の対策法とは?

アレルギー、喘息…子どもをカビから守る家庭の対策法とは?

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ちょっと換気がわるいと意外とかんたんに生えてしまう「カビ」。アレルギー・喘息・アトピーなど、子どもの健康への影響が心配なだけに、できるだけ安全&着実に除去したいもの。今回はカビの対策方法を、“クローゼット・家具ウラ編”と“お風呂場・水まわり編”に分けて、わかりやすく解説します。


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■クローゼット・家具ウラ編 ~ほわほわカビは「そっと」ふき取る
リビングや寝室でカビが生えてしまうと、まずそれ自体にショックを受け、一刻も早く取りたくなってしまうもの。しかし、ほわほわしたカビは、さわったとたんに胞子を周囲にまき散らしてしまいます。落ち着いて手順確認と準備を。換気をよくして呼吸を整え、いざ対策です!

<用意するもの>
マスク、ポリ手袋(使い捨て)、ボロ布数枚、霧吹き(あれば)、ビニール袋
カビ取り剤(市販品)、要らない歯ブラシなど、住居用洗剤(市販品)、エタノール


1)カビを吸い込んだり、爪のあいだに残ったりしないよう、マスクと使い捨て手袋を着用します。

2)ボロ布を、霧吹きでかるく湿らせます。ない場合は水でサッとぬらし、よくしぼって。

3)カビを包み込むように布をあてて、そっとふき取ります。取りきれないときは、布を何枚か取り替えて。ふいた布はそのままビニール袋に入れ、処分します。

4)カビ取り剤を歯ブラシなどにつけて、カビのあった部分にぬっていきます。ぬる場所が木でできている場合は、木目にそって行うと◎ そのまま10分ほどおきます。

5)4の部分を、別のボロ布で水ぶきします。

6)さらに、住居用洗剤を使って、家具やクローゼット全体の汚れをふき取りします。

7)6の範囲を、また別のボロ布で水ぶきして、よく乾燥させます。

8)エタノールで、カビの生えていた部分をふいて仕上げます。
 
 

■お風呂場・水まわり編 ~黒ずみカビを生えにくくする
水回りのカビといえば、お風呂場の壁にできてくる目地の黒ずみ。とあるプロの清掃業者でも、浴室用洗剤で壁全体を洗ったあと、水でぬらしたメラミンスポンジでこすって取る…という地道な作業をしているのだとか。

カビ取り剤や塩素系漂白剤でも落ちない部分は、クリームクレンザーを水でぬらしたジーンズ生地につけてこする、という方法も。

プロですら、磨いて漂白して、どうにか落としている厄介な黒ずみ。ここでは、苦労のもとを断つ、ちょっと意外な解決策をご紹介します。

【換気扇では不十分?? 水滴そのものをなくす発想】
お風呂場の湿気を換気扇だけで取るのは厳しいもの。でも、ぞうきんでふくのは大変です。そこで便利なのが、スクイージー(窓そうじ用の水切り)の活用。お風呂からあがったときに、壁や鏡の水気をざっと切っておくだけでもカビの防止に。

【お風呂のカビは天井からやってくる!? 意外な根っことは】
お風呂場には、肉眼では見えないカビが天井にも。じつは、壁の黒カビの原因はひとつに、この天井にある見えないカビがまき散らす胞子なのだとか。その除去方法を解説します。

<用意するもの>
防護メガネ、マスク、ポリ手袋(使い捨て)、ボロ布or古いスポンジ、ビニール袋、塩素系カビ取り剤(市販品)


1)必ず防護メガネ・マスク・使い捨て手袋をつけます。お風呂場の窓を開けるなど、換気をととのえてスタートです。

2)塩素系カビ取り剤を少量、ボロ布か古いスポンジにとって、天井にぬり広げます。目線より上でスプレーすること
は絶対ないようにしましょう。ふき終わった布やスポンジはビニール袋に入れて処分します。

3)30分ほどおいたら、別のボロ布をかたくしぼって、しっかりと水ぶきします。

カビの除去をするときは、自分の体を守ることに細心の注意を。作業中はムリをせず、自力でむずかしい場合は業者への相談も選択肢に入れて。あわてず安全第一で行いましょう。


<出典>
日本防菌防黴学会『菌・カビを知る・防ぐ60の知恵−プロ直伝・防菌・防カビの新常識−』(2015年6月、株式会社化学同人)
近藤典子『家事の花道』(2009年11月、朝日新聞出版)

 
 
(由井 妙(ゆい・たえ))
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