祖父母に頼れない家庭はつらい…ランドセルの平均額は約6万円

祖父母に頼れない家庭はつらい…ランドセルの平均額は約6万円

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入学シーズンを目前に、ランドセルの価格についてのニュースがアップされていました。ママスタでも話題になったことがあるのですが、寄せられたコメントによればママたちの用意したランドセルの平均額は約6万円。はっきりいって、高い! ただ「おめでたいことだから、出費を惜しむわけにもいかない」んですよね。その気持ち、よくわかります。
■ランドセル通学は義務じゃなかった!
そもそも公立の小学校にランドセルで通学することは、規則でもなんでもないのだそうです。たしかに小学校の入学案内書には、そんなことひと言も書いてありませんでした。でもランドセル以外で通学している小学生は、私立の子以外めったに見かけたことがありません。

6年間使う耐久性や学用品を収納するのに適した形、あとはやっぱり「ひとりだけ違ったら、ほかの子にからかられるのでは?」という不安…。子ども自身もランドセルを背負っての登校を当然のことと思っているので、その期待を打ち消すのもかわいそうです。でも高い!ですよね? ランドセル以外で6万円を出費した買い物なんて、大型電化製品くらいしか思い出せないほどです。



ママスタに上がっていたのは「ランドセルはいくらだったのか? 誰が買ったのか?」というトピックスでした。最高額は8万円。一般的な物価はそう大きな変動がないこの10年間で、右肩上がりに上昇しているそうです。たとえば今から10年前のランドセルの平均価格は2万9,900円。2014年の平均価格が4万2,400円だそうですから、かなりの値上がりですよね(日本鞄協会ランドセル工業会調べ/ランドセルの価格・今昔より)。
■7割以上がおじいちゃんおばあちやんからのプレゼント
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購入者で圧倒的に多かったのが、自分(母親)の実両親で約54%。ついで自分たち(親)の約23%、夫の両親が約17%、そのほか6%という結果でした。
「私の両親で、5万円くらいだったと思う。机もあれこもれも買おう!って、カタログを集めてくれたけど、それじゃあまりに買ってもらい過ぎなのでランドセルだけでいいと言ったんだけど。そうしたら息子に”じゃあ、おもちゃ屋さんに行こうか”って…孫に激甘なんだよね…」

「義祖母が出してくれて、7万円。初ひ孫にランドセルを買ってあげるのが夢、と産まれる前から言ってくれていた。本当にありがたい」

「6万円のをじいちゃんに買ってもらった。孫を溺愛しているので、買ったランドセルの入った袋を持ちながら”うれしいなぁ”とニコニコるんるんだった(笑)」
こうした微笑ましいいエピソードが並ぶ一方、様々な理由から親には頼れない家庭や
「うちは孫8人が5年連続で入学したので、さすがに厳しいと言っていたよ」
という家庭も。

18歳未満の子どもの6人に1人が貧困家庭で育っているという統計もある今、あらためて考えたい問題ですよね。

ちなみに父方の両親がランドセルを購入したら母方両親が机を、というように両家揃って何かしらのお祝いを贈ってくれる家庭がたくさんありました。
■茨城県を中心に、ランドセルを無料で配布してくれる自治体も
中にはこんな意見もありました。
「入学する子には、全員に無料で支給されます。うちの子は今5年生ですが、丈夫なランドセルだからまだまだ大丈夫」
茨城県日立市は、なんと約40年も前から新入生全員にランドセルを無料配布しているのだそうです。他にも土浦市や2015年から無料配布をスタートした石岡市など、茨城県には同様の自治体が多数。他県でも大阪府摂津市など探せばいくつかあるそうです。子育て家庭に優しい自治体に、思わず引っ越ししたくなってしまいますね。

今の多くのママたちも、ピカピカのランドセルを買ってもらって通学していたはず。当時はそれが当たり前のことと思っていましたが、おじいちゃんおばあちゃんや親がいったいどんな思いで購入してくれたのか──振り返るとあらためて感謝の気持ちがわいてきませんか?

文・鈴木麻子

 

<参考>

西日本新聞「ランドセル、家計に重荷 無料配布や見直す動き広がる」

 
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