産後の検診が全額補助!?日本は赤ちゃんとママ達を救えるか

産後の検診が全額補助!?日本は赤ちゃんとママ達を救えるか

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みなさんは産後検診の費用をどのぐらい負担したか覚えていますか?

ママスタBBSのママの声を参考にすると、例えば「産後1か月検診」の費用負担は0~13,000円と大きな開きがあるようです。産後1か月検診の料金は(病気ではないため)健康保険が使えません。また病院ごとに費用が異なるのもややこしいところ。頼みの綱の「補助金」も自治体によってマチマチ。全額補助だったり一部補助だったり、一切でないといったケースもあります。手厚い補助のある自治体に住んでいない場合、1か月検診の費用が大打撃になってしまうこともあるでしょう。

産まれたばかりの愛しい我が子のためを思えば何としてでも工面したいお金ではありますが、ただでさえ湖のヘドロのように沈み込んでる産後の精神状態に、数千円から数万の出費が重なるとあれば、推奨されているはずの検診などブッチしてしまう方もいても仕方ない状況です。その中には、本当に支援の必要な産後うつ真っ只中のママやその予備軍のママも含まれるでしょう。
2016年4月「妊産婦自殺。10年で63人…東京23区産後うつ影響か(参考:毎日新聞)」
・産後入院中のベッドで、たった1回の腹筋すらできないほど弱った体(こちらは人によりけり。産後すぐの腹筋はおすすめできません)
・泣き止まない新生児(こちらは赤ちゃんによりけり)
・涙が出るほど出ない母乳(通常母乳育児が軌道に乗るまでは、およそ1か月かかるとされています)
・睡眠不足で視界がぼやけている産褥期の妻を目の前に、健やかに熟睡し続ける夫(これだけ赤子が泣いているのに、なぜ起きない!?)

産まれたばかりの我が子と同じように、はじめての“世界”に放り込まれたママ。怒涛のような急激な変化の中、追い詰められた精神状態になり、産まれたばかりの赤ちゃんを可愛いと思えなかったとしても、何ら不思議はないことです。

産後うつの上での自殺は、決して”他人事”ではありません。


ですから、それを防ぐためにも、産後の検診が必要不可欠なのです。

とはいえ、検診費用高すぎるわ!


そんな折、最近になって、こんな報道がありました。

産後うつなどの予防のため、厚生労働省は来年度、出産したばかりの母親を対象とした健診への公費助成を始める方針(参考:ヨミドクター
産後うつの予防などの観点からも、今まで自治体に任せきりだった産後の検診に関して、”2週間検診””1か月検診”は今後公費で負担しましょうという方向へ向かっているようです。

今回厚生労働省が盛り込んだ概算要求は7億円。1人でも救われる赤ちゃんやママがいますように、と切に願うばかりです。

産後の母親を対象とした検診は公費負担になるものの、健康保険が適用されない新生児の”2週間検診”、”1か月検診”に関しては、公費負担されるのか否か、このニュースから定かではありません。

どうせならこの加速する少子化の波に逆らって、「生まれた赤ちゃん、おめでとう!お母さん、頑張ったね! あとはいっぱいサポートするから、一緒に頑張って子育てしようね!」的な器の大きさを、この日本には期待したいものです。

文・桃山順子
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