手がかからない、大人びた子供に潜む危険性って?

手がかからない、大人びた子供に潜む危険性って?

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大人びた子供 危険性

幼い頃から親の手を焼かせない大人っぽい子。大人びた言動をする子。親にとっては『しっかりした良い子』『おませでかわいい子』に見えるかもしれませんが、そんな大人びた子は“子供らしさ”が出せていないのかもしれません。

あるアメリカの調査では、少年期に『クール』な子供は、結果的に社会不適合に陥る可能性が高く、人間関係をキープするために薬物使用や犯罪行動といったような、危険行動、過激行動に出る傾向があるという結果も出ているとか。

今回は、『大人びた子供に潜む危険性』についてお伝えします。

大人びた子供は『子供っぽくしてはいけない』という禁止令を受け取っている

『禁止令』とは、3歳くらいまでの小さな子供が、親から受ける『~してはいけない』という心のメッセージのことを言います。弟や妹におもちゃを譲ってあげたときや、わがままを言わずに我慢したときだけ親に褒められる。甘えようとすると「もう赤ちゃんじゃないでしょ!」と冷たい態度を取られる…。

このようなことが続くと、子供は「もう子供っぽくしてはいけないのだ」と感じ、子供らしく素直な感情をだしたり、親に思いきり甘えたりすることをやめてしまいます。「もう、素直に自分の感情を出すのをやめよう」という子供ながらの決断は、潜在意識の中にインプットされてしまい、その先の人生に影響してしまいます。

子供が幼児期らしい自我を抑え込んで、子供らしくいられない状態は、とても苦しくフラストレーションを生む危険性があるのです。

本当の自分を見失い、精神的に満たされない人生を送ることも

親から、「あなたはお兄ちゃんなんだから、言うことを聞きなさい」「お姉さんなのに、そんなことをしたら恥ずかしいでしょう。ママの言うとおりにしなさい」などと、『こうあるべき』と押し付けられてきた子供は、親が認めてくれるような自分でいることばかりを覚えてしまい、自分が本当にやりたいことが分からなくなります。

そして、いつの間にか世間体や『周りの人から見て見苦しくないか』ばかり気にして生きていくことになりかねません。『自分らしさ』を見失ったまま成長すると、常に心が満たされない状態になり、抑えてきた感情が爆発して破壊的なことをしたり、自分を傷つけたりしたくなる衝動にかられることもあります。

否定されることで、自分のことが好きになれなくなってしまう!?

子供に対して「そんな話はあとでね!」「何をぐずぐずしているの!だらしない!」「いつまで子供みたいなこと言っているの!やめなさい!」など否定的な言葉をついつい言ってしまいませんか? 親はそんなつもりで言ってはいなくても、使い続けていると子供は子供らしくいることをやめてしまいます。

それは「あるがままの自分では親から受け入れられない」と感じてしまうから。

また、親を喜ばせようとお手伝いをしているのに、あるときは「さすがお姉さんね。」と褒められ、またあるときは「もう!余計なことをしないで!」と怒られるなど、親の対応に一貫性がないと、どうしたら親に怒られないか、親の顔色を見ながらビクビクしているような子供になってしまうこともあります。

“子供をしっかりしつけたい”“甘やかしすぎてわがままになっては困る”など、親としては子供のためを思って言っている言葉だったとしても、子供は禁止ばかりされたり、否定され続けたりすることで、本来の子供らしさを失ってしまい、自分のことを好きになれない人間に育ってしまう可能性があります。

子供の話をよく聞いてあげることが大事

わがままを言ったり、甘えたりできるのも子供のうちだけ。子供のときは、子供の話をよく聞いて共感してあげることや、一貫した態度ですること、そして思いきり甘えさせてあげることがとても大切です。

親から、ありのままの自分を受け入れてもらえる子供は、自己肯定感が育ちます。自己肯定感は、子供が人生を送る中で、幸福感を持って生きていくために必要不可欠なものとされています。

子供の自己肯定感を育てるためにも、子供は子供らしく育ててあげられるといいですね。

写真/lorenkerns 参照/ カラパイア 大人びた振る舞いをする目立ちたがり屋の子どもは将来的に危険な人間関係を持つ傾向が(米研究) All About 「大人っぽい子」に潜む意外な心理的リスクとは? It mama 実は危険信号?「大人びた子ども」に育ててしまう親の特徴3つ

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