教育は未来への投資!教育にお金をかけるベストタイミングは?

教育は未来への投資!教育にお金をかけるベストタイミングは?

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子供がいる家庭であれば、教育にお金がかかることは身にしみて感じていることでしょう。幼稚園から大学卒業までにかかる教育費は、全て国公立の場合でも約1,000万円、全て私立の場合では約2,300万円にのぼると試算されています。子供がいる家庭では、年収の約40%が子供の教育費にあてられているという調査結果があるほどです。

でも、せっかくお金をかけるのならば、効率的に成果をあげたいですよね。そこで、今回は経済学の観点から、「教育費をかけるべきタイミング」について考えてみましょう。

教育にかける費用は『投資』

子供の教育にお金をかける理由として、「いい大学に入って、いい会社に就職してもらいたい」「賢くなって、社会的に成功してほしい」などという期待があるのではないでしょうか。

つまり、将来より多くの収入を得られるように、今教育にお金をかけているんです。これは、「将来値上がりしそうな株があるから、今買っておく」のと、同じ考え方ですよね。このように経済学では、教育活動も将来のための『投資』であると考えるのです。

収益率が高いのは『幼児教育』

投資の場合、できるだけ少ないお金で多くのリターン(収益)が得られれば「うまくいった」ということになります。では教育を投資と考えたとき、大学・高校・中学校・小学校・就学前のどの段階でお金をかけると収益率が高いのでしょう。普通に考えると、教育課程が高くなるほどよりお金をかけるべき……という感じがしますよね。たとえば学資保険も、高校や大学進学にお金がかかるので、子供が小さいうちに貯めておくという考え方です。

しかし教育経済学では、幼児教育に投資した方が得になると考えられています。幼児期の教育にお金と時間をしっかり費やした方が、大金をはたいて高校や大学に入学させるよりも、結果的に収益率が高いのです。

これには根拠もあります。シカゴ大学ヘックマン教授が、40年にもわたって行った調査で、幼稚園で非常に質の高い教育を受けたグループと、そうでないグループとでは、その後のIQや高校卒業率、持ち家率、所得ではっきりと差が出たのです。

では、なぜ幼児期の投資が効果的なのでしょうか?

大切なのは勉強だけではない

ここで注意したいのは、幼児教育が子供にもたらすものは、学力や技術の向上だけではないということです。継続する力ややり抜く力、自制心、コミュニケーション力、体力など様々な能力が自然と育っていきます。これらの能力を早くから駆使することで、その後の学業やスポーツ、さらに仕事でも、効率的に成果を上げることができるようになるのです。

ですから、いくら「幼児教育への投資が大切」だからといって、小さい頃から勉強ばかりさせても意味はありません。基本的なしつけや、体力づくりのための外遊び、健康的な食生活などに時間や労力を割くのも、立派な『投資』といえます。

子供が伸びる土台となる幼児期に、愛情を込めて、バランスの良い『投資』ができるといいですね。

参考/中室牧子著「学力」の経済学(ディスカヴァー・トゥエンティワン社)

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