文字が書けない?それってもしかしてディスグラフィアかも

文字が書けない?それってもしかしてディスグラフィアかも

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ディスグラフィア 文字が書けない

「うちの子、字が汚くて……」「漢字が苦手で困っている」など、子供の文字に関するお悩みを抱えている方、いらっしゃいますよね。読んだり話したりは問題なくできるのに書くことだけが難しいという場合は、もしかしたら学習障害(LD)が原因かもしれません。

今回は、LDのひとつである『ディスグラフィア(書字障害)』の特徴と、チェックの方法についてご紹介します。

“書くこと”が困難なディスグラフィア(書字障害)

ディスグラフィアは、LDの中で『書く』ことに困難を感じる障害です。

  • お手本を見ながらでないと書けない
  • お手本を写すことができない
  • 書いているつもりでも後から見返して自分の字が読めない(字が汚い)

など、症状のあらわれ方はさまざまです。多くの場合、読むことや話すこと、またその他の科目は問題なく解けるので、周りからの理解が非常に得られにくいといえます。

一生懸命努力しても成果があらわれなかったり、字が汚いことを友達にからかわれたりするなど、学校生活で自信をなくし傷ついてしまうこともよくあるそう。

もしLDが原因であるのならば、練習しても字を覚えたり書いたりできるようになるのは難しいかもしれません。解決の道を見つけるためには、まず親がディスグラフィアであることに気付き、理解してあげることが最も大切です。

もしかしてディスグラフィア?と思ったときのチェック項目

一般的に言語は、『聞く→話す→読む→書く』という順序で習得します。『書く』ことは最後の段階であるため、幼児の段階でディスグラフィアを発見するのは大変難しいといわれています。小学校に入り、黒板を写し書きしたり作文を書いたりするときに困難を感じることから気付くことが多いようです。

ディスグラフィアの主な特徴

  • 鏡文字を書くことが多い
  • お手本を見ながら書き写すことができない
  • お手本がないと字が書けない(覚えられない)
  • 聞き取って書くことができない
  • きれいに字が書けない(文字の形が整わない、大小のバランスが悪い)
  • 筆順がめちゃめちゃ
  • 読点が正しく使えない
  • 作文が書けない

当てはまる点が多い場合は、お近くの専門機関に相談してみると良いでしょう。

子供がディスグラフィアの場合、大切なことは家族の理解

本はすらすら読めるし、内容も理解できる。物知りで友達が知らないことも教えてあげられる。でも、字が書けない。しっかり勉強しているのかと先生に怒られることもあるし、友達に笑われることもある……。

そんな子供の悩みは、非常に大きなものです。LDが原因で不登校や引きこもりなどの二次障害が引き起こされることもあります。大切なのは、子供本人と家族が自身の症状を理解し、解決策を一緒に考えることです。

字の練習をするときは、焦らずゆっくり。マス目の大きなノートを使い、のびのびと書くようにします。また、早くからパソコンやタブレットなどのデジタルツールの使い方を教えるのも、自信を持って自己表現できるようになるための一つの手段です。

いずれにしても、診断を受けずに「この子はLDに違いない」と決めつけてしまうのは早計です。「何かおかしいかも」と思ったら、気軽に専門機関(子育て支援センターや児童相談所など)に相談してみましょう。専門家の指導を受けながら、それぞれの症状に合った方法を見つけることが改善のためには最も重要となりますよ。

Photo/eren {sea+prairie} 参照/ がんばれ!DOママ「ディスグラフィア 書字障害の診断まで」 STRINGS「学習障害の種類」 文部科学省「特別支援教室について」

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