子供の発達障害…周囲に言うべき?隠すべき?

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各種の学習障害(LD)や、ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群など軽度な発達障害は、公開しなくても日常生活や学校生活を送ることができます。そのため、教師や友人など周りの人たちにどのように伝えるべきか悩む方が多いようです。

周りに伝えた方がいいと考える方、隠した方がいいと考える方、それぞれに理由があります。どのような方法を取るのが我が子にとってベストなのか、見極め方のポイントについて紹介します。

隠す必要なし!カミングアウト積極派の意見とは?

● 発達障害は世間的にあまり理解が進んでおらず、誤解されやすい。学校だけでなく、周りの保護者などにも診断名や症状、対処法について詳しく説明し、一緒に見守ってほしいという思いがある。

● 診断名を伏せて「こういうふうに接してほしい」と伝えても、対処してもらえないことが多い。「○○病院から××という診断を受けているため、このように接してほしい」と、具体的に伝えることが、子供にとっても周囲にとってもよい選択になると考えている。

● 子供が高学年になったころ、本人に発達障害のことを伝えたところ、これまで抱えていた“できない自分”“人と違う自分”への不安や悩みが軽くなったようだ。子供の承諾を得て担任教師に公開することで、学校生活が過ごしやすくなった。

隠した方がいい…カミングアウト慎重派の意見とは?

● 十分な理解がないまま診断名が独り歩きして、誤解を受けることがないか心配。いじめの原因になる恐れもある。

● いくら口止めをしても、公開すれば周囲に広まる心配がある。本人に発達障害のことを知らせていないため、意図せぬ形で子供に診断名が告げられるのを防ぎたい。

● 良くも悪くも、公開することによる影響を受けるのは子供自身だから、親の一存では決められない。本人が自分の状況を理解し、判断できるようになってから公開するかどうかを考えたい。

いつ、どうやって?公開のタイミングを決めるポイントとは?

このように、発達障害を公開することには良い点も心配な点もあるため、それぞれの環境や状況を見極めることが必要となります。 しかし、いつまでも子供自身や周りに隠し続けることは不可能です。どのようなタイミングで、どうやって公開すればいいのでしょうか。

第一に、親自身が子供の発達障害を否定的に捉えていないか振り返ってみましょう。障害を公開する目的は、子供を取り巻く環境を改善し、自分に自信や誇り、希望が持てるようにすることです。

そのためには、まず親が「障害を恥ずかしく思うことはない」と肯定できることが必要不可欠です。そうでないと、公開するときに周囲に間違った印象を与えたり、子供を傷つけてしまうかもしれません。

また、“誰に話すか”ということも非常に重要です。診断名は、プライバシーの一部でもあります。公開する相手は、本当に信用できる人か、理解してもらえそうなのかを見極めて、慎重に選ぶようにしましょう。

「ママ友仲間には伝えておいた方がいいのではないか…」と悩む方もいるかもしれませんが、不特定多数に公開すると噂ばかりが広がり、正しい理解が得られない心配もあります。子供にとってのメリットが大きいから公開するのであって、不利益を被る恐れが大きいのであれば、公開すべきではないのです。

子供が大きい場合、本人に告知せずに周囲に公開することは難しいため、まずは子供自身にどう伝えるかということが問題になるでしょう。このとき大切なのは、”子供の精神状態が安定しているときに伝える”ということです。

例えば、子供が自分の症状によって辛い思いをしているとき、「それは○○という発達障害のせいだから仕方ないんだよ」と言ってしまえば、子供は自分の障害を肯定的に受け入れることができなくなってしまいます。

大変な状況が解決して落ち着いているときや、「僕ってほかの友達とちょっと違う」という気づきがあったときなど、発達障害について話し合うよい機会となるでしょう。

一般的には、学校には診断名と対処法を伝えることで適切な対応をしてもらえたという声が多い一方、同じクラスの保護者などには偏見を持たれることが心配でカミングアウトしていないという実例が多数見受けられます。子供自身への告知も含め、発達障害の公開は、状況や相手を見極めて慎重に行うことが必要です。

参照/ Yahoo!知恵袋「子供の発達障害ADHDは隠し通せるものでしょうか」 本人や周りにどう伝えるか~軽度発達障害 受容 告知の問題~

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