真心ちゃんを通じて分かった!「できない」を「できる」に変換することで見える幸せ

真心ちゃんを通じて分かった!「できない」を「できる」に変換することで見える幸せ

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『えがおの宝物 進行する病気の娘が教えてくれた「人生で一番大切なこと」』の著者、加藤さくらさんの連載エッセイ 5回目。

加藤家とさくらさんの紹介はこちら!


2010年3月12日に誕生した我が家の次女、真心(まこ)は今年で6歳になります。

生まれつき筋力が弱いため、自力で身体を起こすことができません。
毎朝目覚めても、誰かに身体を起こしてもらうまで、起き上がることができないのです。

私は、この子が生まれた意味はなんだろう・・・と真剣に考えた時期がありました。

誰かがいないと、起き上がることもできない。
お腹が空いても、食べ物を探しにいけない。
災害がおこったら、自力で逃げることもできない。

出てくるのは、「ない、ない、ない」ことばかり。

はぁ・・・考えても考えても答えなんかでてきません。

そんなある朝のこと。

いつものように真心の身体を起こすために、顔を覗きながら「起きようか?」と声をかけると、ニコーーっと満面の笑みをみせました。

着替えが済んで、「朝食食べようか?」と声をかけると、
ニコーーーーっとまたまた満面の笑みをみせました。

私は、ハッとしました。

真心からしたら、生きて行く上で誰かにサポートしてもらうことが前提で、しかも必ずサポートしてくれる人がいる!と、この世に全信頼を置いて生まれてきたのではないか、そう思ったのです。

食事も、排泄も、移動も、ほぼ全介助が必要で、誰かのサポートがないと生きていけないけれど、サポートを受ける度にニコニコうれしそうなのです。

真心の観ている世界は、「ある、ある、ある」ことだらけなのかも知れない!!!

そう思えたときから、私は「できない」ことを「できる」に変換するようになりました。

誰かがいれば、起き上がることができる。
お腹が空いたら、食べ物をもってきてもらえる。
災害が起こったら、誰かがいっしょに逃げてくれる。

実際、自宅でも、保育所でも、真心の周りにはほぼほぼ誰かしらいます。

この世に全信頼を置いて生まれてきたんだなぁ~と思わせてくれる真心。
思い返せば、生まれてすぐにニコニコしていた真心。
不幸になるために生まれてきたとは到底思えず、
彼女は、幸せになるために生まれてきたに違いありません。

きっと、人間誰もが、幸せになるためにこの世に誕生したのだと思います。

最近まで進行性の難病をもつ娘の誕生日を迎える度に、時が経つことに複雑な気持ちになっていましたが、それは私の勝手な見解であって、真心本人にとってはこの世に生まれたうれしい日。幸せの一歩を踏み出した日。

生まれてきたことに、おめでとう!
今、生きていることに、ありがとう!

今年の誕生日は、心の底からお祝いできそうです(*^_^*)

真心、6歳のお誕生日、おめでとう!
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