「忙しくても、妻や子どもの話を2時間かけて聞く」時間の捻出が大切な理由

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アドバイスはいらない、最後まで聞いてほしい

このツイート、じつは私自身の反省です。
妻の話を遮って結論を急がせるのが私の悪いクセ。

一番重要なのは、最後まで頷きながら話を聞くことです。
つまり共感しながら聞くことが大切なのですが、それができずに顰蹙を買うことがしばしばです。
これは私に限らず、男性に多くみられる傾向ではないでしょうか。

ここで、男だから女だからと言ってしまうと反発を買うかもしれませんが、
実感としてやはり男性というのは問題解決型ですし、女性は共感型なんだと思います。

ですから、妻の話が進むにしたがって論点がズレていくと何が言いたいのかわからなくなってイラつき、
話を途中で遮って「何が言いたいのかを先に言ってほしい」、「結論を急いでほしい」と急かしてしまうわけです。

共感してほしくて話しているのに、そんなことを言われたら話す気をなくしてしまいますよね。

そして夫婦の会話がなくなる。
悪循環です。

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出典 : Upload By 隂山英男

これを親子の関係に置き換えても同じことです。

子どもの話を最後まで、頷きながら聞く。これだけで、子どもは落ち着きます。

相談という形をとりながらも、実は話を聞いてほしいだけということが多く、何かを解決してほしいわけではありません。

悔しかったことや腹が立ったことに共感してほしいし、
うれしかったことはともに喜んでほしいのです。

求められない限りアドバイスをする必要はないと思いますよ。

1時間では少ない、2時間かける

ちょっとぶっそうな話をします。

家出した子が悪の道にからめとられる瞬間があります。
家を出て居場所を失い不安を抱えている子をだまそうと近づく輩がその子の話を最後まで聞くのがまさにその瞬間です。

一緒に憤慨したり同情したり共感したりしながら最後まで聞いくれる人を子どもは慕います。
自分のことをわかってくれるいい人だと思い込み、話を聞いてくれた相手についていきます。

これが未成年を囲い込もうとする連中の常套手段なのです。

聞いてほしいときに、話を最後まで聞いてくれる人がいる。
自分のために時間を使ってくれる人がいるとも言い換えられます。

とはいえ、子育て中の親たちはみな忙しくて子どもの話をじっくりと聞く時間がとれません。でも「時間ができたら」子どもの話を聞くのではなく、その時間は「捻出」するものです。

私が超過密スケジュールで働いていた頃、子どもと話す時間がほとんどありませんでした。
その間、子どもは私が知らない間に習い事をやめるなど、本人にしてみれば重大な決断がなされていたこともあります。

おそらく、私に相談したかったでしょうし、聞いてほしい話もあったでしょう。

妻にしても私に相談してから子どもにアドバイスをしたかったと思います。

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出典 : Upload By 隂山英男

時間は「捻出」するものと気づいてから、私は時間管理にこれまで以上に気を使うようにしました。

家族と話す時間をなんとか週末に2時間捻出したのです。

重要な決断を下す会議でも2時間はとりませんか。互いの意見交換をして物事を決めるのに1時間では少なく、やはり2時間は必要です。

聞いてほしいことがいっぱいいっぱいにたまってしまった子どもでも、
2時間かけると話を聞いてもらったという気になれるものです。

忙しくても、妻や子どもの話を2時間かけて聞くことをぜひ実行してみてください。

家族の関係が落ち着いてきます。

陰山英男さんの記事一覧はこちら

また俵万智さんより、「1分書評」でも紹介されています。

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