小学生の5人に1人が便秘!?子供の便秘を予防・改善する3つのポイント

小学生の5人に1人が便秘!?子供の便秘を予防・改善する3つのポイント

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子供の便秘

最近、便秘の子供が増えていることをご存知でしょうか?今回は、日本トイレ研究所が行った「小学生の排便と生活習慣に関する調査」を紐解きながら、子供と便秘の関係を考えていきましょう。

親も気付いてない!?小学生の5人に1人が便秘状態

全国の小学生を対象に行った調査の結果、小学生の5人に1人(20.2%)が便秘状態にあることがわかりました。

一方、便秘状態にある子供の親を調査したところ、約3割が子供の便秘に気づいておらず、そのうち約2割は何の対策も取っていないこともわかりました。

便秘状態にある子供を都道府県別に見ると、最も便秘状態が多いのは「大阪府」(29.8%)でした。2位は「山口県」(27.9%)、3位が「三重県」(26.9%)と続きます。逆に、最も便秘状態の子供が少なかったのは「東京都」(12.5%)でした。

大阪府に便秘状態の子供が多い理由について、今回ならいごとキッズ編集部が日本トイレ研究所に伺ったところ、「あくまで推測だが、大阪の子どもはお好み焼きなど粉モノを食べることが多いことが関連しているのかもしれない」とのこと。確かに、食生活は便秘の直接的な要因のように思えます。

確かめよう!便秘状態のチェックリスト

そもそも、どのような状態を「便秘」と呼ぶのでしょうか。

調査では、国際的に使用されている基準から、以下のうち2 つ以上に当てはまる場合を、「便秘状態にある」と定義しています。

  • 排便頻度が 3 日に 1 回以下
  • 便失禁がある(うんちを漏らす・下着を汚すなど)
  • 便を我慢することがある
  • 排便時に痛みがある
  • 便が硬い
  • トイレが詰まるくらい大きな便が出る

トイレトレーニングが終わると、子供の排泄に気を配ることも少なくなりますよね。親も子供本人も便秘であると気付いていないことがあります。親子でチェックしてみるといいですね!

便秘を予防・改善するための3つのポイント

子供が便秘であるとわかったら、改善のための対策が必要です。また、今は問題がなくても、便秘予防のために生活を見直すことは大切です。ここでは主な対策を3つご紹介します。

1.食生活の改善

便秘の大きな要因として挙げられる食生活。特に重要なのは、『食物繊維』と『乳酸菌』の2つを摂ることです。これらの働きと効果的な摂り方についておさらいしておきましょう。

【食物繊維】

食物繊維は水に溶ける『水溶性食物繊維』と、水に溶けない『不溶性食物繊維』に分けられます。

食物繊維と聞いて私たちがイメージする、ゴボウやサツマイモ、豆などに含まれるのは『不溶性食物繊維』。水分を吸収してふくらみ、腸壁を刺激することで腸の運動を活発にします。

一方、『水溶性食物繊維』は、海藻やこんにゃく、きのこ、柿や桃などのフルーツ類に多く含まれます。水に溶けるとドロドロのゲル状になり、生活習慣病の原因となる物質を吸着して排出するほか、腸内環境を整えて善玉菌を増やす働きがあるんです。

便秘を改善するためには、『水溶性』と『不溶性』の食物繊維をバランスよく摂取することが大切! また、便秘気味だからと不溶性食物繊維を多く含む食品ばかり食べると、水分が吸収されて便が固くなり、便秘が悪化することもあります。摂取量に気を付けるとともに、水分を忘れずにとるようにしましょう。

【乳酸菌】

人間の腸内には善玉菌や悪玉菌など、たくさんの細菌が住みついています。善玉菌が悪玉菌の働きを抑え、腸内細菌のバランスがとれていることで、消化や便通がスムーズに行われます。善玉菌に有益な働きをする微生物を『プロバイオティクス』と呼びますが、その代表格が『乳酸菌』。

乳酸菌といえば、ヨーグルトなどに含まれる『動物性乳酸菌』が思い浮かびますが、実は植物から取り出される『植物性乳酸菌』の方が種類も多く、不安定な環境や調理にも強いことがわかっているのです。

植物性乳酸菌はぬか漬けや味噌、ピクルス、キムチなど乳酸発酵する食品に多く含まれるので、積極的に食事に取り入れてみましょう。また、京都の特産品である『すぐき』という漬物から発見された『ラブレ菌』という植物性乳酸菌は、腸内で生き抜く力が強く、便通改善効果が高いとして注目されています。

2.意識・環境の改善

便意は「もよおしたときにすぐ行く」ことが大切! というのも、うんちを我慢していると腸内にとどまった便の水分がどんどん吸収され、カチコチになってしまうんです。さらに、直腸や肛門の感度が鈍り、排便を促す脳への信号も送られにくくなります。まさに悪循環ですね。

といっても、小学生にとって「うんちをしたいからすぐトイレに行く」のは難しいことのようです。調査によると、「学校のトイレでほとんどしない」「全くしない」と回答した子供は約半数。

その理由として、「友だちに知られたくない」「からかわれたことがある」「和式が苦手」「トイレが汚い」などの声が挙がっています。うんちをすることは恥ずかしくない、ということをご家庭で話し合うとともに、学校のトイレ環境に問題があれば整備を求めることも必要です。

3.生活習慣の改善

調査の結果、睡眠時間や運動、遊びなどが十分でない子供に便秘が多い傾向が見られました。正しい生活習慣を身に付けることが、便秘を防ぐ基本です。早寝・早起きすれば、朝の時間に余裕ができます。朝ごはんをしっかり食べて、いいうんちをしてから学校に向かいましょう。毎日のリズムが整えば、決まった時間に排便ができるようになります。登校前に済ませられれば、学校でうんちを我慢する必要はありません。

まずは、便秘も含めて親が子供の健康状態に気を配り、問題を早めに把握することが大切です。こちらでご紹介した3つのポイントを参考に、改善へ向けてご家庭でのサポートをしてあげてくださいね。

参照/ 日本トイレ研究所「小学生の排便と生活習慣に関する調査」 カゴメ「ラブレッタプロジェクト」 松島ランドマーククリニック「「水溶性食物繊維」と「非水溶性食物繊維」とは?」

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