実はボランティア団体なんです!今こそ考えたい『PTA』のあり方

実はボランティア団体なんです!今こそ考えたい『PTA』のあり方

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最近なにかと話題の『PTA』。PTAがある学校に子どもが通園、通学しているなら、誰もが一度は役員選出の場の、あの重苦しい空気を経験したことがあるはず。ただ、働くママが増えつつある今、PTA活動が少しずつ見直されています。

そもそもPTAってなに?

多くの保護者たちが、当然のごとく加入する団体『PTA』ですが、実は任意で加入するボランティア団体であることをご存知でしたか?

今年3月、政府の『一億総活躍国民会議』に出席したタレントの菊池桃子さんが「PTA活動はもともと任意活動なのに、すべての者が参加するような雰囲気作りがされている」と発言し、大きな話題にもなりました。

このように、共働き世帯の増加を背景に、全員参加が“建前”とされてきたPTAのあり方に注目が集まっています。

平日稼動に無報酬!PTAの大変さ

小学校のPTA活動の多くは専業ママのタイムスケジュールで行われている、といっても過言ではありません。また、性格によって向き不向きもあるようです。

平日の集まりと長時間の会議

PTA役員の活動は、基本的に平日の昼間。しかも、役員になった年は何度も会議があるので、働くママたちは仕事を休まないといけません。となると、役員を押し付けられがちなのが専業主婦。しかし、専業主婦とはいえ、育児や介護などそれぞれ家庭の事情のために働けない人もいますし、何より役員になる人が偏ってしまい、不公平感が増してしまいます。

行事の企画や参加

いわばリーダー役のPTA役員は、クラスや学校をまとめなくてはいけません。そのために、レクリエーションを企画したり、場所を予約したり、プライベートの時間を割かれることもしばしばです。また、リーダーの資質がある人ならともかく、そうでない人が任された場合、その精神的負担は計り知れません。

PTA活動の負担を公平に!こうなったらいいかも『PTA改革』

負担になるとはいえ、そもそもは、子どものために行うのがPTA活動。せっかくなら工夫して楽しい活動へと変えちゃいましょう。

ある小学校の例

岡山県立西小学校ではPTA改革により、PTA活動は入退会が自由なボランティア制で運営されています。取りまとめるのは10名ほどの運営委員。PTAに入会しているか否かに関係なく、行事にはすべての保護者が参加できます。

その代わりにパトロールなどの子どもを守る活動は、別団体を作り全保護者に加入が義務づけられています。ここでのポイントは、PTA活動を“自由参加のボランティア”と考えること。これにより人々は、得意な活動を選んで行えるので、やらされている感がグッと減ったように思えるのです。

こうやったら上手くいったPTA改革

自らPTA改革を行うために、PTA役員に立候補し、成功した人の例をご紹介します。

副会長に立候補し制度を変えた!

「PTA、私もこれまでは厄介な存在だとしか思いませんでした。
でもいつまでも文句ばっかりではいけない、と思い昨年度副会長に立候補。そして会長の方とも意見があったことを幸いに、PTAの改革案を学校に提出しました。そして、全部とは言いませんがほぼ全てが学校に認められたのです!
先日新学期の保護者会があり、先生方からPTAの改革案を保護者の方に聞いてもらったところ、どのクラスでも了承され、今年からこの体制でスタートすることになりました。
以下がその改革案です。

・役員の学期交代制
これまではクラス役員は通年で負担が大きかったので、役員は一学期ごとの交代制とする

・役員会の日付
学期の最初に役員会の日程すべて決定。話し合うべきポイントを網羅。役員会の3日前までに、全役員に次の議題を電子メールで回覧。メールを見られない人はファックス。欠席者はかならず自分の意見をペーパーにして役員会までに提出。議長は議事録を欠席者にメールで回覧。

出典:inter-edu「PTA改革上手くいきました」

PTA活動に不平不満がある人は、自分が役員になり、改革するのも一つの手かもしれませんね。

義務じゃない!『PTO』に変えてみた!

東京都大田区立峯町小学校では、保護者が参加しやすく、また参加したくなるようなPTA活動を行うため、『もしドラPTA改革プラン』が進められ、PTAではなく、PTOに変更したそうです。

PTOは『Parent(親)-Teacher(先生)-Organization(団体)』の略。これまでは子どもが小学校に在籍する6年間のうち一度は役員をやることが義務だったものを、“できるときに、できることを、できるひとがやる”という基本概念のもと、ボランティアで活動を行うといったものです。保護者が参加しやすく、また参加したくなる組織を目指しているそうですよ!

PTAの役員や役割はワーママにとっても専業主婦にとっても大変なもの。だからこそみんなで知恵を出し合い、負担を少なくする必要があるのではないでしょうか。

参照/
産経ニュース 「菊池桃子氏がPTA活動について問題提起 ワーキングマザーに代わって… 1億総活躍国民会議」
HUFF POST 「進め!PTA改革 ワーキングマザーも参加できるPTA活動に」
inter-edu「PTA改革上手くいきました」

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