10月から無償化!肝臓がんを予防する『B型肝炎ワクチン』とは?

10月から無償化!肝臓がんを予防する『B型肝炎ワクチン』とは?

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B型肝炎ワクチン 無償化

乳幼児がいるご家庭では、たくさんの種類がある予防接種を子供に受けさせるという大仕事がありますよね。必須のものだけでなく、任意のものもいろいろある予防接種。そのひとつ、『B型肝炎予防接種』は受けさせましたか? これまで任意接種(費用自己負担)で金額も1回4~8千円と高めなので、迷って打たなかったご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、これまでは任意予防接種だったB型肝炎の予防接種が、2016年の10月より各自治体負担の定期接種に加わり無償化されることになりました。

定期接種化したということは、それだけ重要な意味を持つ予防接種であるということです。

今回は、B型肝炎とはどのような病気なのか、そしてB型肝炎の無償化に至る経緯などについてご紹介します。

肝臓がんのリスクを高める危険あり!B型肝炎とは?

B型肝炎とは、血液や体液を介して感染するウイルス性肝炎のこと。

最近はしっかりとした対策がとられていることから、出産時の母子感染などはだいぶ減ってきました。

しかし、血液以外にも汗や唾液、涙などから感染する可能性もあるものなので、集団生活で感染するリスクのある“3歳までに”受けることが理想と言われています。

B型肝炎ウイルスに感染すると、肝臓に炎症が起き、急性肝炎を引き起こす可能性があります。

急性肝炎が治癒する場合もあるのですが、もし3歳未満の乳幼児がB型肝炎になってしまうと、慢性化する可能性が高く、将来肝臓がんなどを発症してしまうリスクが高まります。

日本には約100~150万のB型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)がいると言われています。

肝臓がんはがんの中でも死亡率が高く、がん全体の死亡者のうち男性で14.3%(第3位)、女性で8.6%(第4位)を占めているほど。

しかも、その割合はこの30年で3倍にもなっており、今後も増加が予想されています。

子供の将来のためは、早めにワクチンの接種をしておいたほうが良さそうですね。

B型肝炎ワクチンの無償化、対象になるのは?

B型肝炎ワクチンは、これまでは任意接種で、接種一回あたり4,000円~8,000円の負担がかかっていました。10月からの無償化を機に、ぜひ子供に受けさせたいものですよね。

しかし、無償化の対象となるのは平成28年4月以降に生まれた0歳児のみだそうです。

残念ながらそれ以前に生まれた子供は、10月を待っても無料適応されません。

推奨接種時期は、生後2ヶ月・生後3ヶ月・生後7~8ヶ月(計3回)ですが、対象年齢を過ぎてもワクチンの効果はあるそうなので、自己負担でも打った方が安心です。

また、自治体により定期接種開始時期が変わってきますので、詳しくは問い合わせてみてくださいね。

無償化対象年齢以上の子供も接種の検討を!!

自分ではB型肝炎ウイルスを保持していると気づいていない人もいますし、どこでどうやって感染するか分かりません。

輸血などのほかに、汗や唾液からも感染するとなるとなおさらです。

1992年、WHOは、世界中の子供に対して、感染源の撲滅や、肝硬変・肝臓がんなどによる死亡をなくすために、生まれたらすぐにこのワクチンを国の定期接種として接種するように指示しており、ほとんどの国でB型肝炎ワクチンは定期接種になっているそうです。

日本でも、やっと無償化し、定期接種化したというわけです。

つまり、B型肝炎対策という点で、日本はかなり世界から遅れをとってしまっていたということですよね。

無償化の対象となる0歳児はもちろんですが、ぜひまだワクチン接種をしていない1歳以上の子供にも、この機会にぜひワクチン接種を検討することをおすすめします。

Photo/Suzette - www.suzette.nu 参考/ KNOWVPD 「赤ちゃんのB型肝炎ワクチン」 香里ケ丘有恵会病院「B型肝炎ワクチンの接種にあたってQ&A」

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