歯磨き嫌いを好きにする!乳幼児期の歯の生える順番と歯磨きのコツ

歯磨き嫌いを好きにする!乳幼児期の歯の生える順番と歯磨きのコツ

Bu facebook
Bu twitter

ニッコリ笑った赤ちゃんのお口に、小さな白い歯が見えるとかわいいですよね。この時期になると、離乳食も始まり、ママは歯磨きのことも気になる時期ではないでしょうか?

乳歯の生え始める時期は赤ちゃんによって個人差がありますが、おおよその目安があります。時期に合わせた歯磨きのコツや注意点、離乳食の特徴などを歯科衛生士の筆者がご紹介します。

いつから歯が生える?時期は?順番は?

最初は下の前歯2本(3~10ヶ月ごろ)

赤ちゃん 下の歯,乳幼児,歯,歯磨き

通常、最初に生える歯は下の前歯2本です。乳幼児期5~6ヶ月ごろが多いと言われていますが、早くて3ヶ月~遅くて10ヶ月頃のこともあります。生え始めが遅くても、何も問題はないのでご心配なく。

歯の生える時期が近づくと、よく「歯ぐきがむずがゆく感じる」と言われます。この時期に「最近理由もなくぐずるなぁ」と感じたり、夜泣きしたりするとしたら、その歯ムズムズが原因かもしれません。

おもちゃなどをよく噛んだりするようになると、歯が生え始めているが近づいているサインかもしれませんね。

上の前歯が生えて4本に(9~10ヶ月ごろ)

上下の歯,乳幼児,歯,歯磨き

続いて、上の真ん中の歯2本が生えてきて4本になります。乳幼児期9~10か月ごろが多いと言われています。大きさは下の前歯よりもやや大きめです。

上下の前歯がそろうので、授乳中に噛まれて痛い思いをするというようなことも。生えてすぐのむずがゆさを解消するため、歯固めなどを渡してあげましょう。

離乳食は開始している場合でも、まだ「前歯で噛み切る」という動作までは難しい時期です。歯が生えていても、離乳食は焦らず段階を経て進めてくださいね。

舌の前歯に比べ、上の前歯の表面(歯ぐきに近い辺り)は歯垢が付きやすい部分です。哺乳瓶で甘いものなど飲ませて虫歯になる「ボトルカリエス」に注意しましょう!

前歯8本が生えそろう(11ヶ月~1歳ごろ)

真ん中に上下2本ずつ生えたら、つぎはその歯のお隣に1本ずつ増え、前歯8本が生えそろいます。最初の歯が下の歯から生え始めるので、下の歯から増えることが多いです。

乳幼児期11ヶ月~1歳ごろに生えてくることが多いのですが、真ん中の歯が生えた時期によるので個人差があります。

離乳食は、食べるときの口もよく動くようになる頃で「モグモグ期」と呼ばれる時期。スティック状に茹でた野菜などを自分で噛み切ることができます。

離乳食と授乳と混合の時期なため、お口の中に食べかすや歯垢が付きやすくなります。2本の頃と同様に、特に上の歯の歯ぐきとの境目にできやすい虫歯に注意が必要です!

奥歯が生えて12本に(1歳2ヶ月~1歳6か月ごろ)

前歯が上下に8本生え揃ったら、次は上下左右に奥歯が1本ずつ生えてきます。糸切り歯より先に生えるので、「糸切り歯が無いの?」とご心配される方もいますが大丈夫です。

乳幼児期1歳2ヶ月~1歳6か月ごろに生えてきます。前歯と違い、奥歯は臼のような形をしています。

出てきた歯が食事などの際に、まだ生えていない対象となる歯の歯ぐきを噛んだりして刺激して炎症を起こしてしまうこともあります。(萌出性歯肉炎)赤ちゃんが歯が生え始めてよくぐずるような時には、生えている歯とは違う歯ぐきも観察してみてくださいね。

離乳食は「パクパク期」で、すでに歯ぐきで噛む練習をしていますから、歯が生えたらどんどん噛めるようになります。ただし、臼状の歯の溝に食べかすが残りやすいので注意して歯磨きしましょう。

糸切り歯が生えて18本に(2歳ごろ)

奥歯の手前に犬歯(糸切り歯)が上下左右に1本ずつ生えてきます。乳幼児期1歳9か月~2歳ごろに生えることが多いです。

先に奥歯が生えていることがほとんどなので、前歯と奥歯の間にできたスペースに生えることになります。このスペースが狭いと、うまく並ばないこともあります。

乳歯は永久歯に生え変わる時のことを考えると、すきっ歯で並んでいるくらいがちょうど良いのですが、最近は乳歯の時点でもスペースが足りずに歯がデコボコに並んでしまうことも。

顎の成長や舌圧などで歯並びは変わることもありますので、きちんと並んでいなくても、乳幼児期から矯正するというようなことはほとんどありません。

乳歯が生えそろって20本に(2歳6か月ごろ)

乳歯20本,乳幼児,歯,歯磨き

一番奥に生えている臼状の歯の後ろに、もう1本ずつ奥歯が生えてきます。乳幼児期2歳6か月ごろ生える歯で、乳歯の中で最後の歯です。これで20本生えそろうことになります。

この奥歯は、一つ手前の奥歯よりも溝が複雑な形をしていますので、食べかすや歯垢が残りやすいです。また、奥歯2本が生えそろうと、歯と歯の接している隙間に歯ブラシの毛先が届きにくく、虫歯になりやすくなります。

このようなことから、「2歳6か月ごろは虫歯ができやすい年齢」とされているのです。保護者による歯磨きやフロス、糸ようじなどの「仕上げみがき」が重要になってきます。

歯磨きを習慣にする 嫌がらない歯磨きの順番とコツ

歯が生える前からお口の中をカーゼでケアを!

FC ガーゼ 10m,乳幼児,歯,歯磨き 出典:www.amazon.co.jp

歯磨きは、「歯が生えてきたからはじめる」と思われていませんか?歯が生え始めるころは、ただでさえお口の中がムズムズして、赤ちゃんもイライラしやすい時期です。その時にいきなり歯ブラシを当てられたら嫌がってしまうのも当然ですね…。

まず、歯が生える前からのケアがカギです!新生児期を過ぎたら、授乳の後でお口の中を濡らしたガーゼを指に巻き付けて拭いたり、歯ぐきを触ったりして刺激を与えます。そうして「お口のなかを触られる」ということにならしてあげましょう。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 756
*ブランド:白十字
*メーカー:白十字
*サイズ:10m
*商品重量:0.1kg
*パッケージサイズ:17cm x 17cm x 3cm
*パッケージ重量:0.1kg

商品の特徴
*綿100%の天然素材。
原産国 : 中国
医療機器番号 : 一般医療機器 届出番号:13B2X00023000037

3ヶ月ごろの赤ちゃんの噛みたい欲求をかなえよう

KJC ケイジェイシー EDISONselect カミカミBabyバナナ 【対象年齢:3ヶ月~】,乳幼児,歯,歯磨き 出典:www.amazon.co.jp

赤ちゃんが「何かを噛みたい」という欲求が出てきたら(生後3か月ごろから)、安全性の高いトレーニング用の歯ブラシなどを与えてみましょう。

毛の部分もシリコン上状になっているものや、丸いニギニギおもちゃのような形状のものなど、いろいろなタイプがあります。

この時期は「磨く」というよりも、お子さんがお口に歯ブラシを持っていくことに抵抗が無いように『習慣づけ』の意味で温かく見守ってあげてくださいね。

遊びみがきで大丈夫ですが、ずっとダラダラと持たせていてはダメ!食べたら歯磨きを持たせて、一定の時間になったら片付けるという習慣を意識してくださいね。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 756
*ブランド:KJC
*メーカー:KJC
*対象年齢:0歳3ヶ月〜
*カラー:イエロー
*商品サイズ:10cm x 6cm x 5cm
*商品重量:45g
*パッケージサイズ:18cm x 9cm x 4cm
*パッケージ重量:45g

商品の特徴
*●どこを噛んでも大丈夫なやわらか素材の歯がためです。
*[製造国] 大韓民国
*[素材] TPR樹脂
*[対象] 3ヶ月 ~

奥歯が生えたら仕上げ磨きを本格化

【日本製】コンビ Combi テテオ teteo はじめて歯みがき 仕上げみがき用 (歯の本数の目安:1本~) 15度ななめネック,乳幼児,歯,歯磨き 出典:www.amazon.co.jp

1歳ごろ、奥歯が生えてきたら「仕上げみがき」を本格的に!保護者の方の仕上げみがき用と分けて準備しましょう。

お子さんの歯ブラシはハンドルが短く安全なものを。仕上げみがき用は奥にも届きやすいようにハンドルがやや長めで毛先の部分が小さ目のものが使いやすいですよ。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 583
*ブランド:コンビ
*メーカー:コンビ
*カラー:マルチカラー
*商品重量:23g
*パッケージサイズ:20cm x 6cm x 2cm
*パッケージ重量:23g

商品の特徴
*歯ならびの隅から隅までよく届く「15度ななめネック」
*奥歯の溝の汚れを効率よく掻き出す山形ブラシ
*指にフィットする「ひし形グリップ」+「すべり止め」
*[セット内容・付属品] 2本入り(グリーン・ブルー各1本)
*[製造国] 日本国
*[素材] 柄の材質/ポリプロピレン 毛の材質/ナイロン、飽和ポリエステル樹脂

動画を使って楽しく仕上げみがき!

奥歯が生えたら本格的な仕上げ磨きスタート

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iRerUVO3iOE

奥歯が生えたら本格的に仕上げみがきを開始しましょう。毎食後(1日3回)に歯磨きするのが理想ですが、お子さんが歯磨きを嫌いになってしまっては大変!

1日かけて、寝る前までにはお口全体に1回は歯ぶらしが当たるのが目安。「朝、半分しか仕上げみがき出来なかったら、もう半分は夜に。」というように臨機応変に。

「しっかり仕上げみがきしなくては!」と鬼のような形相で力を入れてしまっていませんか?保護者の方もリラックスして仕上げみがきしてあげましょう。

仕上げみがきの体勢に決まりはありません。寝かせてのぞき込むような体制は苦手なお子さんは、座った状態や授乳スタイルのような横抱きなど、落ち着く体制でしてあげましょう!

歯磨きが好きになるような動画もたくさんありますので、こういう時こそスマホやタブレットなどを見ながら、動画を見て歯磨きというのも親子で楽しく歯磨きができるコツかもしれませんね。

痛くない仕上げみがきのコツ

上の歯の痛くない磨き方

仕上げ磨き 親子,乳幼児,歯,歯磨き

上の歯は、仕上げみがきする際にのぞき込む体勢になります。見えにくいので、唇を指で引き上げて磨いてしまいがち。そこで嫌がる子どもが多いと思います。

前歯を磨くときには「あーん」させるより「いー」のおくちのほうが歯が見えやすいです。奥歯のほっぺた側は、内側のお肉が邪魔して磨きにくいので、指で押し上げて磨きましょう。このとき、皮膚を引っ張り上げると痛いので注意!

上の歯の前歯中央部の上あたりに、「上唇小帯」という筋があります。乳幼児期は大人に比べて引っ張りが強く長め。

ここに歯ブラシの毛先が当たると痛みを感じます。指の腹で押さえて毛先が当たらないように注意しましょう。

下の歯の痛くない磨き方

下の歯は比較的見やすいので磨きやすいと思います。しいて言えば、内側に舌があり、歯ぶらしを舌圧で押すので磨きにくいことも。一生懸命に磨くことに気をとられると、不必要に力を入れ過ぎてしまいます。無理に力を入れて磨くと、歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう。

歯をみがくというよりも、「歯と歯ぐきの境目を小刻みにみがく」イメージで歯ブラシを当てましょう。大きく動かし過ぎると歯ぐきを傷つけて痛みの原因になります。

奥歯の磨き方のコツ

奥歯は虫歯になりやすいポイントの場所があります。

・かみ合わせの深い溝
・歯と歯の隣接した面
・歯と歯茎の境目

です。

噛み合わせの溝は、食べかすが残りやすかったり、歯垢が蓄積しやすい場所です。ブラシの毛先をしっかり水平に当て、ここはゴシゴシしっかり磨いても大丈夫です。

奥歯の隣接している面は、前歯に比べて接している面積が大きく、歯ブラシの毛先が入りません。じっとして自分で「あーん」ができるころになったら、糸ようじが効果的です!

歯と歯茎の境目には、歯ぐきのすき間(歯周ポケット)があります。ここに歯垢が溜まりやすいので、狙って磨くようにしましょう。

まとめ

歯が生える時期や順番は個人差があります。前後したとしても、最終的に20本揃えば何の問題もありません。

「いつ頃歯磨きを始めるか」は、生えてきた時期やお子さんの状態に合わせて段階をすすめていきましょう。お子さんが苦痛に感じる仕上げみがきは、歯磨き自体が嫌なもののイメージになってしまいます。

保護者の皆さんがリラックスした気持ちで楽しく仕上げみがきをしてあげると、きっとお子さんも歯磨き大好きっ子になってくれますよ。

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP