子どもの個性を伸ばす! サドベリースクールという選択

子どもの個性を伸ばす! サドベリースクールという選択

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新しい概念の学校、「サドベリースクール」をご存じですか? ひとことで言うと「子どもがやりたいことだけできる学校」です。

勉強をする少女

© junce11 - Fotolia.com



授業もテストも先生もいない、不思議で魅力的な学校が本当にあるのです。今回は、サドベリースクールについてお伝えします。

■息子がまた不登校に!
小学生のころに不登校になった息子は、中学に入ってから、また登校しなくなりました。担任の先生はとても親身になってくださり、なにかにつけて様子を見に来てくださいます。

一方、お友だちは部活動がはじまると精いっぱいになってしまったようで、以前のように遊ぶこともなくなってしまいました。

息子は、枠にはまることや時間で動くことに緊張や違和感を覚えると、登校できなくなります。このまま家にいるだけでは人間関係が学べない…。子どもへの思いが切実なものとなってきました。

不登校児専門の家庭教師を考えているとき、ふとしたことから授業もテストもなく、先生もいない学校の存在を知りました。4、5歳から18歳まで入学可能で、ひとりひとりの個性を思う存分伸ばせるのが理念というサドベリースクールです。

■サドベリースクールとは
サドベリースクールは、アメリカのマサチューセッツ州にある私立校、サドベリー・バレー・スクールをモデルにつくられた新しい学校です。その理念に共感した世界各国の人が同じような学校を設立し、世界中に広まっています。

特徴は、用意された選択肢から選ぶのではなく、必要なシステムをゼロからつくったり、自分の好奇心を心ゆくまで探求したりできること。決まったカリキュラムがないので、時間割もクラスも学年もチャイムもありません。

生徒は朝登校したら、その日自分がやることを決め、1日を過ごします。行事や休日、学校のルールづくり、スタッフの人選まで自分たちで決めます。強制や押しつけは一切なく、自分たちがつくったルールのなかで自由に活動するのです。困ったら大人のスタッフにサポートしてもらえます。



自分のやることを自分で決め、学校を自分たちでつくっていく。東京サドベリースクールでは、スクールの理念について次のように述べています。

「それらを経験することで、生徒たちは、自分が何をしたくてしたくないのかをじっくり感じる心、他人から与えられなくても自ら活動を生み出す自発性、全てを話し合いで平和的に決めていけるコミュニケーション力を学んでいきます」


「このような体験を積み重ねることによって、生徒たちが、自分自身が幸せだと感じる人生を選ぶことができる大人へと成長していくと、私たちは考えています」


調べれば調べるほど、枠にはまることのできない息子にうってつけという予感がしました。息子に「こんな学校があるけど、どう?」と聞いてみると、とても興味を持ったようでした。

■日本のサドベリースクールは増えている
世界には40のスクールがあり、日本でも刻々と増えつづけています。サドベリースクールに通う子どもが自発性や新しい発想を生かして成長したら、そのうち日本全体も変わっていくのかもしれません。


外から押しつけられるのではなく、自分で考え、自分でつくりあげていく。サドベリースクールは、そんな力を育てられる学校だと思います。

(参考)
・東京サドベリースクール
 
 
 
(角舘有理)
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