復帰したら「仕事のできない人」に?!ママを襲う「育休ボケ」

復帰したら「仕事のできない人」に?!ママを襲う「育休ボケ」

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我が子の通う保育園では、そろそろならし保育も後半戦。午後までの保育時間が延びる園児も増えて、いよいよママたちも復帰のカウントダウンです。保育園に子どもを預けて仕事をするママの心配事といえば、どれだけ病気をもらってくるのか。実際に、我が子もやはり保育園1年目は軽い鼻風邪から、胃腸炎、RSウイルスでの入院などなど、「これでもか!」というほど体調を崩しました。でも、心配なのは子どもだけではありません。肝心な「ママの仕事」のこと忘れていませんか?
■ 育休1年未満でもミス連発


私が第一子の育児休業から復帰したのは、子どもが7カ月の頃でした。社内では比較的、短期間で職場に戻ってきた方だと自他ともに思っていました。子どもを小さいうちから預ける不安はあれども、仕事に対しての不安は「果たして家事や育児と両立できるかな」というもののみ。肝心の業務については、それまで10年近い経験もあったので、そんなに心配していなかったのです。

ところが、復帰してみると以前のようには仕事がこなせませんでした。



もちろん「お迎えのために早く帰る」という制限もありますが、仕事そのもののスピード感や勘をまったく発揮できないのです。ミスも多発して、まさに「仕事できない人」という感じ。産前は社内でもそれなりに評価してもらっていたので、そんな自分にとても焦りました。
■会社は思ってる以上に変わっていた!
考えてみれば、職場では日々小さな変化が起こっているもの。小さなシステムの変更、入社者や退職者、管理職の変更、人間関係の変化…職場だけではなく、業界や法律、社会の変化もありますよね。

例えば、私の場合は休職中に社内でセキュリティが厳しくなり、社員間のやりとりであっても、添付ファイルにはすべて自動でパスワードがかかるようになっていました。社内にいれば分かるようなことも、復帰後は「え?なんでパスワードかかっているの?誰かに聞かなきゃ…でも皆忙しそう」とメール1通開けるのにも時間がかかってしまったのです。もちろんお知らせはあるものの、休み中のお知らせは膨大で、パスワードの書いたメールを探すのは至難の業。ただでさえ、勤務時間が減ったのに仕事の効率が落ちてしまうのですから、焦るのも無理ありません。こんなことが復帰後1カ月ぐらいは、こまごまと発生します。
■ママの思考も変わっている
一方で、ママである私自身の変化もありました。



業界動向や仕事のネタに鈍感になっただけでなく、産後の物忘れや子どものペースでの生活に慣れてしまい、ビジネスのスピード感についていけなかったのです。私の場合、育休中はスマホばかりで、あまりパソコンに触れませんでした。すると、当たり前にようにできていたパソコンのブラインドタッチでミスをしたり、ショートカットキーを忘れてしまったり…まさに「育休ボケ」状態。そりゃあ、出産・育児という大仕事をした後なので、ものごとの優先順位や考え方が変わるのは仕方がないですよね。でも、「どのぐらいご飯を食べたか」とか「予防接種のスケジュール」とか、そんなことばかり気にする生活から、ビジネスの世界に戻るのにはけっこう大変でした。
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■「育休ボケ」の直し方
さて、「仕事ができない人」になりながら、一方で子どもの熱や病気でお休みも急増した私の職場復帰後。当然「私って会社にいっていいんだろうか…」と落ち込みました。そんなとき、助けられたのは先輩ママの「半年、がんばれ」という言葉でした。振り返ってみれば、たしかに半年もすれば、社内の変化に慣れて、自分の生活のペースもつかめるようになり、私の「重症育休ボケ」も目立たなくなり、新しい仕事を任せてもらえるようになりました。

ちなみに、育児ボケ中の対策としては、新入社員と同じ気持ちで電話対応を率先してやったり、来客にお茶を出したり、備品を発注したり、雑用もなんでも引き受けました。これがいいリハビリになります。私は時短勤務だったこともあり、短い勤務時間内だからこそできる「突発的で誰かがやらなければならない仕事」を引き受けることで、部内のメンバーとの溝を埋めていた気もします。

もちろん中には「育休ボケ」なんてつゆ知らず、復帰後から元通りバリバリやれるママもいるでしょう。でも、私の周囲では「復帰後は子どもの病気はもちろん、自分もしばらく仕事にならない」という人が多いです。そういうものだ、と考えて復帰すると少しは気が楽になるかもしれません。どうか「半年、がんばって」みてくださいね。

ライター・犬山柴子
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