子どもの頃からの習慣が大事!歯に悪影響のある飲み物4選

子どもの頃からの習慣が大事!歯に悪影響のある飲み物4選

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幼い頃からの習慣とは実に恐ろしくもあり、また素晴らしくもあります。子ども時代から体や歯にいい飲み物を飲む習慣をつけるというのは非常に大事なことです。常に冷蔵庫に入れてある飲み物は子どもの直接的な習慣になるので特に気を付けたいところ。

今回は実は意外にも歯に悪影響のある要注意な飲み物をご紹介します。

口の中が酸性になるとむし歯になりやすい?『pH』にご注意

まず、どうやったらむし歯になってしまうのかを押さえておきましょう。口の中では唾液がpH(pH:水溶液の性質をあらわす単位)をコントロールしていて、普段はほぼ中性を保たれています。

ですが、pHが低いものや、糖分を過剰に摂取すると酸性が強くなり、歯のエナメル質が酸によって溶けだします。一度酸性になってしまったpHは通常は自然に元に戻るのですが、pHが5.5以下の状態が続くと歯に穴が開いて、いわゆる“むし歯”になってしまうそうです。

つまり、pHが低い飲み物=歯に悪影響のある飲み物と考えてよさそうですね。では、具体的にどのような飲み物がNGなのかを以下にご紹介します。

運動時や風邪の時だけにしたい…『スポーツドリンク』

一見、体によいイメージのあるスポーツドリンク。しかしpHが非常に低く、多くの糖分を含んでいるため、常飲水にするのは非常に危険なのです。スポーツドリンクのpHは非常に低く、日に何回も摂取することで歯の修復が間に合わずに弱くなり溶け、またむし歯になりやすい状態に陥ってしまいます。よって毎日頻繁に飲むことはあまりおすすめできません。

ただ、効率的な水分摂取としては有能ですから、夏のスポーツ時や風邪の時など必要に応じて摂取するといいでしょう。
スポーツドリンクを飲んだ後は水で口をゆすいだり、歯磨きをしたりすることが大切です。水でゆすぐだけでも、多少口腔内環境は改善します。

家族で飲んで子どもだけむし歯になるなんてことも…『炭酸飲料』

コーラや甘いソーダ水は歯の天敵! これらは何とpH値が2付近と非常に低く、非常に多くの糖を含むので、むし歯菌の栄養源になってしまうのです。日ごろから、コンビニやスーパーで炭酸水やジュースをご褒美にしているママもいるでしょうが、やはり出来るだけ避けたいものです。

特に子どもの歯は生えたばかりや生え変わったばかりの時期、歯が非常に弱い状態にあるため、大人と同じ分の炭酸飲料やソーダ水を摂取してしまうと、子どもだけむし歯になってしまうこともあるのです。

飲んだ後に寝るのは危険!『牛乳』

牛乳は栄養満点! 子どもの成長には欠かせない飲み物であり一日一回はぜひ飲みたいところ。ですが、この牛乳も頻回して飲むと、やはりむし歯になりやすくなってしまうという欠点があるんです。

基本的にむし歯菌の栄養素は“ショ糖”つまりは砂糖であり、牛乳にも糖分は多く含まれています。食事やおやつの時間など時間や回数を決めて飲む分にはいいのですが、寝る前に飲んだり、飲んでそのまま寝てしまったりするのはNGです。

酸が歯を溶かす『お酢、柑橘系の100%ジュース』

お酢や柑橘系のフルーツはクエン酸やビタミンをたくさん含むので、飲んでも大丈夫と思われがちですが、これもあまりに過剰に摂取、頻回して飲むのはNG! オレンジやグレープフルーツ、レモンなど柑橘系のフルーツやお酢は非常に酸が強く、つまりはpHが低いため、歯を溶かしてしまうのです。

“酸蝕症”といって、これら酸性のものを非常に好み、多く摂取している人にしばしば見られる歯の病気があります。これは噛む面から歯が溶け削れ、歯に知覚過敏が起こりやすくなる病気で、重症になると歯が半分ほど溶けてなくなってしまうそうです。お酢やオレンジ、レモンなども食べ過ぎに注意しましょう!

やっぱり『お茶』が一番安心

ご飯やおやつのお供にはやっぱりお茶がオススメ。お茶は抗菌作用もあり歯を強くする効果もあり、また口臭を予防する効果も持っているのです。ご褒美の時だけジュース類を出し、普段はお茶に…というようにメリハリをつけてあげるといいでしょう。

黒いだけがむし歯じゃない!白いむし歯にも注意が必要

むし歯は黒かったり穴があいたりすると思われがちですが、ジュースや炭酸飲料で歯が溶け始めの状態は白くザラザラした状態になることが多いです。白いむし歯はなかなか発見しにくい為、進行してしまったあとに歯医者で気づくなんてことも…。

そのような事態を防ぐためにも、子どもの頃から定期的に歯科検診を受ける習慣をつけておくといいでしょう。最近では親子で一緒に歯科検診を受ける方も多くなってきていて、昔に比べ虫歯予防の意識は格段に上がってきています。

小さい頃からの習慣は大人になっても続くものです。冷蔵庫にはいつもお茶が入っている、おやつの時以外はお茶しか飲まない、などママがいい習慣作りをしてあげられるといいですね。

文/歯科医 彦坂実な美

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