母乳と粉ミルクに違いはあるの?栄養、免疫、消化、腹持ちは?

母乳と粉ミルクに違いはあるの?栄養、免疫、消化、腹持ちは?

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産まれてから離乳食が始まるまでの、赤ちゃんの大切な栄養源である「母乳」・「ミルク」。

母乳で育てるママ、粉ミルクで育てるママ、母乳と粉ミルクの混合で育てるママ…と、それぞれだと思います。

今回は、「母乳育児」と「ミルク育児」について、栄養・免疫・消化吸収・腹持ちなど、それぞれのメリットや違いを、赤ちゃんの成長段階に合わせてご紹介します。

また、記事の後半では、母乳育児で起こりがちなトラブルに関して実施した先輩ママへのアンケート結果をご紹介します。トラブルに対して先輩ママがどのように対処をしたのか参考にしてみてくださいね。

新生児期

母乳育児|初乳は栄養成分たっぷり!赤ちゃんの免疫力も向上!

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この時期はまだ、上手に母乳を吸えない赤ちゃんがほとんど。

ママの方も、産後すぐに母乳がたくさん出るママは少なく、母乳の通る道(乳腺)を開くマッサージをしたり、赤ちゃんにたくさん吸わせたりすることによって、だんだんと母乳が出るようになっていきます。

「母乳を飲ませても、赤ちゃんがすぐに泣いてしまう」、「母乳が足りていない気がする…」と心配するママも多いですが、赤ちゃんが上手に母乳を飲めるようになるための、またママの母乳がたくさん出るようになるための期間だと思って、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげましょう。

また、“産後1週間くらいまでに出る母乳”のことを「初乳」と言います。本来は白くて水っぽい母乳に対し、初乳はクリーム色のような黄味がかった色でドロッとしています。

この初乳には赤ちゃんを守る抗体成分が入っており、免疫力を高める働きがあります。また、赤ちゃんにとって貴重な栄養素がいっぱい詰まっています。

ミルク育児|粉ミルクのメリットは?メーカーによって味に違いも

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いろいろなメーカーから販売されている粉ミルク。「どのメーカーの粉ミルクを選んだらいいのか分からない…」というママも多いのではないでしょうか?

出産した産院であげていた粉ミルクにするのもいいですし、サンプルをもらえる産院もあるので、いろいろな粉ミルクを試して、赤ちゃんが好きな味を探してみるのもいいですね。

「赤ちゃんにどのくらいの量を飲ませたらいいんだろう?」と悩むママも、粉ミルクの場合は1回に飲ませる量や授乳間隔などが目安として決まっているので、安心して与えることができます。

また、吸う力が弱い赤ちゃんでも簡単に飲めるよう設計されている哺乳瓶の乳首を使うと、この時期の赤ちゃんでも上手に飲むことができます。

生後1ヶ月頃~離乳食が始まるまで

母乳育児|母乳は消化吸収が良い!

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母乳は消化吸収が良く、腹持ちしないため、夜にまとめて寝てくれる赤ちゃんはまだ多くありません。授乳間隔もあまり空かず、母乳不足が心配になるママも多いと思います。

また、最初の頃に感じていたおっぱいの張りがなくなり不安になるママも。これは、必要なときに母乳が作られるようになったサインです。

この時期、赤ちゃんの機嫌が良く、体重も増えているようなら母乳不足の心配はありません。次第に授乳時間も短くなり、授乳間隔も空いていきます。

ミルク育児|粉ミルクは腹持ちするので、睡眠時間が長くなる

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粉ミルクは母乳に比べて、消化吸収が遅く、腹持ちするので、赤ちゃんはまとまった睡眠をとるようになります。

また、1回に飲む量が増え、授乳間隔も空いてきます。1日のミルクのトータル量に気を付け、赤ちゃんに合わせて1回の授乳量や授乳間隔を調節しましょう。

また、哺乳瓶の乳首の穴部分には、さまざまな形や大きさがあるので、赤ちゃんの飲む量や成長に合わせて、変えていきたいですね。

離乳食開始~ (1日1回食の頃)

母乳育児|欲しがる分だけ飲ませてOK

この時期の離乳食は、まだ”食べる練習”のためのもの。栄養は母乳から摂ります。赤ちゃんが欲しがる分だけ母乳を飲ませて大丈夫です。

ミルク育児|1日の合計授乳量に注目

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母乳育児と同様にミルク育児でも、この時期、栄養はミルクから摂ります。1日の合計授乳量を越えなければ、飲みたいだけ飲ませて大丈夫です。

離乳食開始後1ヶ月~ (1日2回食の頃)

母乳育児

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離乳食後の授乳はもちろん、赤ちゃんが欲しがる分だけ飲ませて大丈夫です。

ミルク育児

離乳食の後に飲ませるミルクのほか、1日3回程度ミルクを飲ませます。

生後9ヶ月頃~ (1日3回食の頃)

母乳育児

離乳食後の授乳はもちろん、赤ちゃんが欲しがる分だけ飲ませて大丈夫です。

ミルク育児

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離乳食の後に飲ませるミルクのほか、1日2回程度ミルクを飲ませます。

卒乳・断乳まで

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離乳食が3回食になり、完了する1歳過ぎ頃になると、「そろそろ卒乳かな?」と考え始めるママも多いと思います。

この頃には、食べ物から栄養を摂れるようになり、母乳を飲まなくても問題は無くなっています。しかし、ママに抱っこされている安心感からなかなか母乳をやめられない赤ちゃんも少なくないです。

ご飯をしっかり食べていて機嫌も良いようなら、無理に母乳をやめようとせず、赤ちゃんが自然と母乳から卒業するのを待ってもいいかもしれませんね。

ミルク育児|粉ミルクから牛乳に移行

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ご飯を1日3回しっかり食べていて機嫌も良く、ストローやコップで上手に飲めるようになったら、哺乳瓶卒業の合図です!

1歳を過ぎると、牛乳が飲めるようになりますので、「コップで牛乳」など少しずつミルクから移行していくのもいいですね。

授乳のおっぱいトラブルと予防法・対処法の体験談

ママたちが経験した「授乳のおっぱいトラブル」は?

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母乳育児をするママは、初めての授乳生活で赤ちゃんがなかなか飲んでくれなかったり、おっぱいにトラブルがおきて痛みを感じたりと、授乳が上手くいかず、産後すぐに育児の壁にぶつかることも多いようです。

アップリカが実施したアンケートによると、先輩ママたちが体験した「授乳のおっぱいトラブル」1位は、「乳首が切れる」です。赤ちゃんの歯が生え始めると、赤ちゃんに噛まれて乳首が切れてしまう…なんてことも。

2位は「乳管炎・乳腺炎」。罹患すると、おっぱいが痛くなったり、高熱が出たり、と大変です。

3位は「おっぱいの張り・痛み」です。

多くのママを悩ませる「授乳トラブル」について、先輩ママたちの体験談をご紹介します。

乳首が切れて痛い!乳首が噛まれて痛い!予防法・対処法は?

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マミッキーさんからの体験談:
「乳首が扁平だった為、赤ちゃんがまったく吸ってくれず泣き叫ぶ姿を見て、こんなんで母乳を飲んでくれる日が来るのだろうかと思ってました。

産院にすすめられ乳頭保護器を使い必死に吸わせ続けやっと乳首が出てきたと思ったら今度は乳首が切れて激痛。

痛みに耐えながら1日に2回くらいは直接吸わせ、それ以外は搾乳して哺乳瓶であげていました。このころはまだ混合でした。

私は薬ではなく母乳を傷口にすりこんでいました。どこかでそう書いてあったのを見たので。

傷が治った後は四六時中吸わせてました。そのお陰で母乳量も増え生後1ヶ月半頃からは完母で育ててます!」

ひーままさんからの体験談:
「出産直後は私自身もお乳の出が悪く、娘自身も上手く吸いつけずで、乳首が切れて顔をしかめながら授乳していました。

オイルを塗りながら過ごしていると、お乳の出と娘の吸い方が改善されたのもあって、生後3週間程で良くなりました。

順調に過ごしていましたが、歯が生えてきて生後8ヶ月目にして乳首をガブッッと噛まれることが増え、またも乳首が切れてしまい、授乳に恐怖感が出てきてしまいました。

断乳も検討すべきか悩みましたが、助産師さんなどに相談し、低い声で目を見ながらダメと伝え続けること、おっぱいを深く咥えさせることを意識して続けていくと改善されました。

現在は、授乳中の娘の顔を見ながらとても幸せな気持ちで授乳が出来ています。」

ちょびさんからの体験談:
「先日、歯が生えて乳首噛まれてギャー悲鳴でした。友人から鼻を摘まむと止めると聞いて実践したら、ぴたっと止めてくれました。」

授乳に慣れないうちは、乳首の痛みや傷を経験するママも多いようです。薬やオイルなど、自分に合った傷の治癒法を探してみてくださいね。

赤ちゃんに歯が生えてからの噛み傷は想像しただけでも痛いですね…。赤ちゃんに乳首を噛まれて悩んでいるママは、先輩ママのアドバイスを試してみてはいかがでしょう?

乳管炎・乳腺炎で痛みと高熱!予防法・対処法は?

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310さんからの体験談:
「乳管炎によくなりました。1部分ガチガチで、乳首の先が白くなってしまい、中から針で刺されるみたいな激痛でした。

授乳時間が空いたり、乳輪のところが張っているときは、すぐに飲ませず、少し先絞りをしました。急に飲まれると乳管が傷んで、痛みが出るみたいです。

母乳育児に慣れてきた生後4~5ヶ月目くらいには起こらなくなりました。」

こぶたさんからの体験談:
「産後すぐ、乳腺炎で40度近い高熱が!体も戻らずふらふらで、大変でした。それからは抱き方を色々変えて、色んな角度で吸い付いてもらうようにしてます!」

hito-mingさんからの体験談:
「生後1ヶ月くらいのときに、胸がチクチクと痛み、乳腺炎になりかけました。

入浴時に、肩まで浸かり、おっぱいを温めて、しこりのあるところをゆっくり指でほぐしながら、お風呂場で絞り出して、しこりをほぐしていました。

後は、痛みのある方から、赤ちゃんに飲んでもらい、乗りきりました。

今、生後3ヶ月半ですが、今でもたまに、チクチクと痛むこともあるので、痛みを感じたら、なるべく、頻繁に赤ちゃんに吸ってもらうように授乳してます。」

はなはななさんからの体験談:
「直母で飲ませるようにはできず、搾乳してミルクと半々であげてました。

乳腺炎になり、母乳外来で有名な助産院でみてもらったところ、母乳過多ですごい溜まってると言われ、暫く通う事になってしまいました。

それから完母にしても問題ないどころかそれ以上に出るようになり、生後8ヶ月の今でも食事を気を付けないと出過ぎて詰まってしまいます。

乳製品、チョコレート、お餅、カレー、牛肉など他にもありますが、それらは食べず、3食きっちり食べます。

特に体を温めるような冬野菜や根菜類などは積極的に食べました。

そしたら詰まりません。赤ちゃんも乳児湿疹ができずツルツルです。」

おっぱいに痛みが出て、高熱が出ることもある乳管炎・乳腺炎。育児を休めないママにとっては辛いですよね。

授乳が軌道に乗るまでは、赤ちゃんが上手く飲めなかったり、ママの母乳の出も安定しないので、おっぱいが詰まったり固くなってしまうことも。

ママの体質にもよりますが、食べ物や疲れ・ストレスなどが原因でおっぱいが詰まることもあるようです。我慢しすぎず、辛いときは母乳外来や母乳相談を受診しましょう。

その他のおっぱいトラブル対処法

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サブリナさんからの体験談:
「やはり1番つらかったのは、生後2ヶ月くらいから急に8時間などまとめて寝てくれるようになって、おっぱいがカチカチに張った時の痛みです。

キャベツ湿布という原始的なやり方を助産師さんに教えてもらい、実践しました。キャベツを胸にあてておくだけですが、効果がありました。

嘘のような本当のおばあちゃんの知恵袋に助けられました。」

kotaroさんからの体験談:
「左右差があるらしく、右胸の方が吸いやすそう。その場合、吸いにくい左胸からあげるのがコツとのことで、授乳時には左胸からあげています。」

Tacoさんからの体験談:
「授乳痛がひどかったです。飲ませ始めの数分と、飲ませ終わったあと1時間くらいしてからは、針でちくちく、そのうちグサグサ刺されるような痛みでした。

ネットなどで情報をさがしたり、詰まりによいとされるハーブティーを取り寄せて飲んだりしてみました。

私の場合はハーブティーが合っていたようで、生後3ヶ月目、ハーブティーを飲み始めて1週間くらいで痛みがなくなりました。その後は娘が2歳になり卒乳まで、ほとんどトラブルはありませんでした。」

まとめ

「母乳育児」と「ミルク育児」の違い、いかがでしたか?ママの体調や生活スタイルで、どの方法で育てるか決めたいですね。

また、「授乳トラブル」には多くのママが悩まされています。産後は慣れない育児でただでさえ大変なので、なるべく早く順調な授乳生活を送れるようになるといいですね。

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