妊婦は静脈瘤になりやすい理由は?原因と症状・治療・予防法まとめ

妊婦は静脈瘤になりやすい理由は?原因と症状・治療・予防法まとめ

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妊婦は静脈瘤になりやすいの?

静脈瘤とは、静脈にある逆流を防ぐ弁が、正しく閉じなくなることで血液が滞り、溜まってコブのようになってしまう病気です。足にできるものを「下肢静脈瘤」、陰部やその付近にできるものを「陰部静脈瘤」といいます。女性に多くみられ、遺伝性もあるようです。立ち仕事や肥満や便秘を契機に引き起こされることもありますが、良性なので急激に悪化する心配はありません。

ふだんは静脈瘤ができない人でも、妊娠中には静脈瘤に悩まされる人も多いようです。

現在妊娠8ヶ月なのですが、右足のくるぶし辺りから上に向かって毛細血管が赤紫に目立つようになり何だろう…と思っていたら、 膝の横から裏にかけて血管がポッコリしているのに気付きました。
妊娠中に静脈瘤になりやすいとは聞いていましたが、原因はなんなのでしょう?
体重の増加?血液の増加?

http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=crmas&p=%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E4%B8%AD+%E9%9D%99%E8%84%88%E7%98%A4%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84

2人目・3人目の妊娠中に静脈瘤が出ました。
2回共、きれいに治りましたよ^^
1ヶ月健診までには治ってました。

3人目の時は、2人目の時に出た箇所と同じところに
かなり大きな静脈瘤が出現し、産院の内診の時に
先生からも「結構ひどいね~」と、言われたくらいです^^;

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1455339004;_ylt=A2RAj5cstdNWZ1YAbGwbGvR7

妊婦が静脈瘤になりやすい原因

妊娠中は、体を流れる血液の総量が増えています。さらに、卵胞ホルモンと黄体ホルモンいう女性ホルモンの分泌が多くなります。

卵胞ホルモンは血液の増加に合わせて血管を拡張したり、出産時の出血を止めるため血管を固くする働きをします。一方、黄体ホルモンは妊娠に合わせて子宮の筋肉をゆるめたり、大きくなっていくお腹に合わせて体が対応できるようにしてくれる働きをします。この時に静脈の血管壁や、腸の筋肉の収縮も一緒に低下させてしまうため、静脈の働きが弱くなってしまうことがあります。

■妊娠中は血液が血管に溜まりやすい

そのため、血液が固まりやすくなったり、大きくなった子宮に静脈が圧迫されたり、静脈の弁の働きが弱まってしまうことがあります。そして、血液を下半身から心臓へ戻す働きが鈍くなり、心臓へ戻るはずの血液が血管に溜まりやすくなるのです。血管に溜まった血液がコブのように膨らみ、静脈瘤になってしまいます。

また、つわりや切迫流・早産などで長期入院や安静が続いている人も、静脈瘤を引き起こしやすくなります。

妊婦に起きる静脈瘤の症状

妊娠中の静脈瘤は妊娠後期に多くみられます。でも実は、妊娠初期にはすでに兆候が出ていることもあります。また、遺伝することも多いので、家族に静脈瘤になったことがある人は妊娠初期からでもなりやすいとされます。そのほか、出産回数の多い人や高齢出産の場合も同様です。

静脈瘤のごく初期の症状はひざの裏やふくらはぎから太ももにかけて細い血管が膨張して糸状に見えたり、ミミズのように曲がりくねった血管が浮き出ることがあります。色は赤紫や紫っぽい色で目立ちます。初期の頃は自覚症状はほぼありませんが、症状が進行すると以下のような自覚症状も出てきます。

・足の疲れやだるさ、かゆみを感じる
・膝の裏側ふくらはぎから太ももにかけての血管がぼこぼこと浮き出ている
・膝の裏側・ふくらはぎから太ももにかけての血管がミミズのように曲がるくねって浮き出ている
・足がつることがある(寝ている時に多い)
・足のむくみがひどい
・足が張っているような感じがする
・色素の沈着や潰瘍がある

静脈瘤の妊婦さんが注意すべきこと

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出典 : Upload By ももこ

静脈瘤になってしまった妊婦さんは、以下のようなことに注意する必要があります。

1、食事に気を付ける
塩分の取り過ぎは避け、魚や野菜・果物、大豆製品を中心とした食事がおすすめです。血管を丈夫にする効果が期待できます。また、脂身の多いお肉や脂っこい食事は控えめにしましょう。

2、程度な運動がおすすめ
静脈瘤は下半身の血流が滞っているのが原因なので、軽い運動で血流を良くするのが効果的です。散歩やストレッチ、水中ウォーキングなど妊娠中でもできる軽めの運動を習慣づけましょう。特に水中ウォーキングは浮力と水圧があるので、陸上よりもより静脈瘤の悪化を防げるうえ、サポートストッキングを履いている状態と似た効果があります。また、冷却効果も期待できます。ただし、プールは必ず医師に相談してから始めましょう。ちなみに足を使う激しい運動は逆効果なので避けてください。テレビを見ている時などに足の指を動かすのもおすすめです。

3、サポートストッキングなどで圧迫して血流が戻る手助けをする
サポートストッキングや弾性包帯などを着用し、血流をサポートするのもおすすめです。サポートストッキングや弾性包帯は血流がスムーズに流れるようサポートしてくれます。特にサポートストキングは足だけでなく、膣やお尻にできた静脈瘤の悪化を防いでくれます。立ち仕事の妊婦さんや長時間同じ姿勢を続ける場合には、1時間に5〜10分程度は足を上げて血流のサポートをしましょう。また寝る時には枕やクッションで足を上げたり、ゆったりとした服装を心がけましょう。

4、静脈瘤には触らない
できてしまった静脈瘤には触らないことが大切です。マッサージして血液を流したいと思うかもしれませんが、内出血を防ぐためにも強くこすらないようしましょう。マッサージをするなら、静脈瘤を触らず静脈瘤の下の方を上にあげるようにしたり、足裏マッサージがおすすめです。

妊婦さんの静脈瘤、治療方法は?

静脈瘤には次のような治療法があります。しかし妊娠中の静脈瘤の多くは産後に自然に治ることが多く、1か月検診あたりには気にならなくなるケースがほとんどのようです。このため多くの場合、特別な治療はせず、悪化させないためのセルフケアや圧迫療法で過ごすのが一般的です。

■硬化療法
静脈血管内に硬化剤を血管に注入して静脈瘤を消滅させます。身体への負担も少なく、手術の後も残りません。軽い静脈瘤に効果的な方法です。

■ストリッピング手術
血管にワイヤーを入れて静脈瘤になっている静脈を引き抜いてしまう手術です。伏在静脈瘤のような大きなものに使われることの多い治療法です。半身麻酔や全身麻酔が必要となります。傷も大きくなり、入院が必要になります。

■高位結さつ術
血液の逆流を防ぐため、静脈をしなる治療法です。これだけでは再発の可能性が高いので効果療法と合わせて行われることが多いです。傷口はストリッピング手術よりは小さいですが、入院が必要な場合もあります。

■圧迫療法
伸縮性の強いストッキングや包帯を履くことで拡張している血管を圧迫し、血流の流れをサポートします。静脈内の余分な血液が減り、足全体の血流を改善することができます。しかしこの方法は静脈瘤の悪化を防いだり、現状維持が目的なので、根本的な治療ではありません。

■レーザー治療
レーザーでの治療は以下の2つに分けられます。

1:血管内治療
壊れている静脈弁にレーザーファイバーを通して血管内でレーザーを照射して、血管を閉塞する方法です。大きな血管の伏在静脈瘤や側枝静脈瘤に有効な方法です。

2;皮膚の表面からレーザーを照射する治療法
皮膚の表面からレーザーを照射して静脈瘤を消す方法です。皮膚の表面からレーザーを照射しますが、静脈血管だけにしか反応しません。

治療による胎児への影響は?

妊娠中に静脈瘤になると心配なのは胎児への影響ですよね。特に会陰部分や膣付近に静脈瘤があると、出産や赤ちゃんに何か影響が出ないか心配になるものです。

でも、できる場所を問わず、静脈瘤が直接赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはないので、心配はありません。

出産時には会陰切開などの影響で、静脈瘤が壊れて出血することもあります。そのため、静脈瘤の悪化を防ぐことが大切です。減塩や栄養バランスのとれた食事をとること、締め付けない下着や服装を心がけること、適度な運動で血流を促すこと、サポートストッキングなどで血流をサポートする方法などがあります。もし、出産時に静脈瘤がやぶれて出血した場合でも、自然に治るので大丈夫ですよ。

静脈瘤を予防する方法は?

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出典 : Upload By ももこ

静脈瘤が出産や赤ちゃんに影響を及ぼすことはありませんが、それでもイライラしたり気になるので、予防したいものです。静脈瘤は以下のような対策が予防効果があるとされています。

1、長時間の立ち仕事や同じ姿勢は避ける
立ち仕事や長時間同じ姿勢でいると、血液の流れが悪くなりがち。目安として1時間に5〜10分は足を上げ、下半身の血流を促すことがおすすめです。また、寝る時には枕やクッションなどに足を乗せて、上げておくこともおすすめです。

2、適度な運動で下半身の血流をサポートする
散歩やウォーキング、ストレッチ、マタニティヨガ、マタニティスイミングなど、適度に体を動かし、筋力をつけて下半身の血流を促しましょう。特に水中ウォーキングは水圧で下半身を適度に圧迫し、血流をサポートするのでおすすめです。

3、体を締め付ける下着や服は避ける
体を締め付ける下着やジーンズなどのきつい服は血流を滞らせてしまいます。また、靴もヒールの高いものは避けましょう。お腹がどんどん大きくなっていくので、服は早めにマタニティ専用に切り替えて。体を冷やさないために、腹巻や5本指ソックスもおすすめです。

4、マッサージで体も心もリラックス
足がむくんできたなと感じたら、足浴やマッサージをして足全体の血流を促しましょう。足の裏を家族に踏んでもらうのも効果的です。アロマオイルを使ってのマッサージなどは、妊娠に影響のあるアロマもあるので注意しましょう。

まとめ

静脈瘤が出ると不安になったり、症状でイライラしたり、見た目が気になったりとちょっぴり憂うつになってしまうもの。でも、出産や赤ちゃんへの悪影響はないので心配はいりません。また、静脈瘤はある程度セルフケアで予防したり悪化を防ぐこともできます。水中ウォーキングやマッサージは妊婦さんのストレス解消にもなるのでおすすめですよ。

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