海外子育て事情  スイス式母乳育児は乳製品OK!?

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窓を開けると牛がモォーっと鳴いているのが当たり前の、”山奥の先進国”スイスです。なんと、昔は新生児にも普通に搾りたての牛乳をあげていたとか!?さすが、乳製品大国ですね。

そんなスイスの現在の母乳育児をご紹介したいと思います。

日本とは違う様々な事情とは

母乳指導員とはいうのものの…

病院で授乳,海外,子育て,事情

スイスでは働くママが多い為、ミルクと母乳ではややミルク育児の方が優勢ですが、それでも母乳育児は推奨されています。各病院には、母乳育児指導員(Stillberateinシュティルベラーテリン)がいて、個別に指導を受けることができます。

個別の指導とはいっても、日本と同じようにマッサージを受けながら丁寧な指導などは当然期待できません。あの素晴らしいマッサージ文化は日本独自ではないでしょうか?一応マッサージを指導してもらえますが、あくまでも乳腺炎防止のための予防措置的なものです。

実際の指導は、まず実際に授乳しているところと正しいポジションで赤ちゃんを抱いているかを指導員に見てもらいます。

Station内(産後入院中に赤ちゃんのお世話をする為の部屋)には授乳用の椅子があり、この椅子はとっても楽に授乳できるように設計されています。そこに更に授乳クッションも複数用意されています。

帽子ちゃん

コンタクトニップルシールド メデラ(medela),海外,子育て,事情 出典:amzn.to

初産のママだと乳首が十分な長さがなかったり、また新生児は吸う力が弱かったりと、中々授乳がうまくいかないことがあります。そんな時に乳頭保護器の使用が推奨されます。

病院には様々なメーカーの乳頭保護器が用意されており、購入するかまたは運がいいとサンプルとしてもらうことができます。中でもメデラというスイス製の乳頭保護器は薄くて吸着力が良く、とても使いやすく病院では一番人気でした。

スイスでは乳頭保護器の事を「Huetli ヒュートリ」訳すと、帽子ちゃんという名前で呼ばれています。確かに小人の帽子みたくかわいいですね。

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母乳育児用ハーブティー

ヴェレダ マザーズティー,海外,子育て,事情 出典:amzn.to

ヨーロッパといえば、風邪や様々な病気の時の民間療法としてハーブティーを使用する事が多いですが、母乳育児でもハーブティーが大活躍します。

その名も「Stilltee」(シュティルテー=母乳茶)。フェンネル(ウイキョウ)やアニス、クミン等を使用したハーブティーで、母乳の出を良くします。その他ローズヒップティーも母乳の質をよくするといわれています。

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母乳育児に大敵な飲み物とは?

さて出産後、三度の食事の度にカフェイン入りコーヒーが出てくるここスイスですが、そんな中でも禁忌とされ、産後のママに出してはいけないとされている飲み物があります。

なんとそれはミントティーです。筆者はもっぱらのコーヒー党で、お茶はあまり好きではないのですが、そんな中でも好んで飲めるお茶がミントティーでした。

入院中の食事の際のリクエストで、カフェインを取りたくなかったのでミントティーを頼んだところ、速攻で却下されてしまいました。なんでも母乳の出を悪くするそうです。

しかもHebamme(ヘバンメ=助産師)曰く、すぐ止まってしまうとの事。そう聞くと恐ろしく母乳育児中は試しませんでしたが、断乳の際にミントティーを飲んだところ、なるほど乳腺炎のトラブルなく落ち着くことができました。

食べてはいけないもの?

日本では、母乳育児には乳製品や糖分、また油っこいものが良くないとされています。料理にもデザートにも乳製品たっぷりのスイスの食事では大変つらいものがあります。

しかし、こちらでは乳製品が良くないという認識は全くされておらず、むしろ推奨されているほどです。そんなスイスで禁忌とされているものは、日本では当たり前のように食べているものでした。

タマネギ・長ネギ・キャベツ・豆類

赤ちゃんがコリックと呼ばれる腹痛を起こすといわれており、離乳食でもタマネギやキャベツを与えないほど。筆者は普通に自分でも食べ、離乳食にも使用していたのですが、当然悪影響はなし。

乳製品はというと、摂りすぎるとやはり乳腺炎一歩手前まで悪化してしまい、やはり控えざるを得ませんでした。ひょっとすると、東洋人と西洋人の根本的な体のつくりの違いがあるのかもしれませんね。

※最新の育児事情では、上記の食品は母乳育児中や離乳食の使用に問題ないとされています。それでもスイスの一般的な認識としてはまだまだ浸透していないようです。

約8割のママがミルク育児

働くママが多いスイスです。2014年の調べによると、生後3か月では35%、生後8ヵ月には75%のママがミルク育児に切り替えているそうです。

そして、一歳超えて授乳しているママはほんの数パーセント。日本からしたら驚きの事実ですね。中には溢れるほど出ているのに、薬で止めるママもいるほど。

理由としては仕事復帰と、夜中の授乳をパパにも負担してもらいたいという事が大半を占めるそうです。
男女平等の精神のヨーロッパならではですね。

まとめ

スイスの母乳育児をご紹介しましたがいかがでしたか?

おいしいスイスの乳製品の誘惑に度々負けてしまい、乳腺炎一歩手前までを何度も経験してしまった筆者ですが、その度にここに母乳マッサージ院があればなぁ・・・と思っていました。やはり日本の母乳育児は素晴らしく、世界に誇れる技術だと思います。

スイスには技術的に特筆するようなものはないものの、ハーブティーの種類の多さ、それを使った母乳育児は、やはりヨーロッパならではと感じました。

最近では日本でも様々な種類のハーブティーを扱っているお店もありますので、是非参考にしてみてください。次回もスイスならではの子育て事情をご紹介していきます。

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